評価分かれるマクラーレン・チームのシャシー
McLaren 『『MCL32』 (C)McLaren Group
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今シーズン最初のバルセロナ合同テストではホンダ側のエンジントラブルが目立ったマクラーレン・チームだが、そのシャシーについても評価が分かれているようだ。
アロンソ&バンドーン、テストにあたった二人のドライバーはいずれもシャシーからは高いグリツプが得られていると前向きの声が聞かれたが、そもそも今季のマシンはタイヤもダウンフォースもこれまでとは異なるものである程度のレベルアップは当然のこと。
テストを観察した元マクラーレン・チームのドライバー、ペドロ・デ・ラ・ロサ氏は次のように慎重な姿勢をみせている。
「外部から見た範囲だが、コクピットの中でアロンソは数多くステアリングを修正しているのが気になった。
ほんとうにグリップが高くて安定しているならその必要はないだろう。
外部から見えるよりも、『MCL32』はナーバスなのではないか。
まだみんな『攻めて』いる時期ではないが、フェラーリやメルセデスAMGらは同じコーナーでもずっと安定しているように感じられたね」
セットアップが進む次回の合同テスト(3/07-10)ではさらに各チームの状況が明らかになってくることだろう。
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