Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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26日(日)、2017年シーズンの幕開けを告げるオーストラリアGP決勝レースが行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温24度、路面温度36度、コースはドライコンディションと報告されている。
なんとグリッドに着く前のインストレーションラップでここがホームグランプリとなるリカルド(レッドブル)のマシンがストップ、地元ファンからため息が漏れた。
マシンはガレージに戻され、ピットからのスタートになる模様。
グリッド位置の間違いかスタートはデイレーとなり、もう1周フォーメーションラップが追加され、レースはその分短縮となった。
オープニングラップでエリクソン(ザウバー)とマグヌッセン(ハース)が接触してコースアウト。
8周目、15位あたりを走っている今日が誕生日のバンドーン(マクラーレン)がエンジントラブルを訴えてペースダウン、ピットストップして電気系をリセットした模様。
15周目には健闘していたグロージャン(ハース)が煙を上げながらピットイン、早くもマシンを降りた。
18周目、スローダウンしていたパーマー(ルノー)がピットイン、リタイヤの模様。
27周目、リカルド(レッドブル)がエンジントラブルで3コーナーのコースサイドにマシンを止めた。
この時点でリタイヤはすでにリカルド、エリクソン、パーマー、グロージャンの4台。
結局57周のレース後半をリードし続けたフェラーリのセバスチャン・ベッテルが終始後続との間隔をコントロールして優勝。
ベッテルの優勝は2015年のシンガポールGP以来のことで、自身通算43回目。
フェラーリ・チームとしても同グランプリ以来ということになる。
2位はタイヤのコントロールが綾だったか、ピットストップの際に順位を落としたハミルトン(メルセデス)。
3位にもチームメイトのボタスが入った。
4位ライコネン(フェラーリ)、5位フェルスタッペン(レッドブル)、6位マッサ(ウィリアムズ)、7位ペレス(フォース・インディア)、8位サインツ(トロ・ロッソ)、9位クビアト(トロ・ロッソ)、10位オコン(フォース・インディア)でここまでが入賞。
昨年マノー・レーシングから9戦に出走したオコンはこれが初ポイント獲得となった。
以下、11位ヒュルケンバーグ(ルノー)、12位初参戦のジョビナッツィ(ザウバー)、13位バンドーン(マクラーレン)でここまでが完走。
リタイヤはアロンソ(マクラーレン)、マグヌッセン(ハース)、ストロール(ウィリアムズ)、リカルド(レッドブル)、エリクソン(ザウバー)、パーマー(ルノー)、そしてグロージャン(ハース)と、開幕戦らしく7台の多きを数えた。
久しぶりに跳ね馬チームが優勝したためか、オーストラリアGPとしては珍しくフィニッシュ直後からコースには観客が溢れた。
オーストラリアGP決勝レースの結果はこちら。
オーストラリアGPの画像はこちら。
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