リバティ・メディア、「F1に貢献しないGP」を糾弾
Azerbaijan Image (C)Redbull Racing
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F1の新しいオーナーとなったリバティ・メディアが、「現行グランプリの中にはF1に貢献しないものがある」と指摘、話題を呼んでいる。
これは同社のグレッグ・マッフェイ/CEO(最高経営責任者)が語ったもので、真っ先にその槍玉に挙げられたのが昨年始まったばかりのアゼルバイジャンGP。
アゼルバイジャンGPは同国の首都バクーを舞台に行われているが、同氏は「F1の文化も人気もないところでの開催であり、F1の将来にも寄与していない」と切って捨てた。
さらにこの開催契約を決めたバーニー・エクレストン氏について、「彼には開催権料が一番大事な課題だった」とまで断じたもの。
当然のことながらこの指摘にアゼルバイジャンGP当局は強く反発、同グランプリのスポークスマンは次のように反論した。
「われわれはエクレストンと共に開催まで3年以上の年月を掛けてこのプロジェクトに取り組んできた。
F1に参入してたかだか半年のリバティ・メディアに何がわかるというのか。
実際問題、アゼルバイジャンGPは興行的にも成功しているではないか」
確かに同GPは成功を収めたことで名称が「ヨーロッパGP」から「アゼルバイジャンGP」への変更が認められていて、これを評価する向きも多い。
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