FIA、オーストラリアGPレース後の観客乱入を問題視
Australia GP Podium (C)Ferrari S.p.A
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セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1年半ぶりの優勝という感動でフィニッシュしたオーストラリアGPだったが、チェッカーフラッグを受けたマシンがまだパドツクまで戻らないうちに多くの観客がコース内に乱入して驚かせた。
ティフォシの地元イタリアGPではレース後よく見られる光景だが、ここアルバートパークでは極めて珍しいシーンと言える。
優勝したベッテルは、「観客が振るたくさんのフェラーリの紅い旗には感激したけれど、まだ戻らないうちにみんながコースにいるのには驚いた」と、述懐している。
これについてFIA(国際自動車連盟)は、コースの管理に問題があったのでは、と原因究明に乗り出していると報じられている。
それによればまだコントロールタワーからの指示が出る前になぜか15コーナーのゲートが開かれてしまい、そこへ興奮した多くの観客が殺到し、コース内に侵入したのではないかというもの。
幸いアクシデント等はなかったものの、今後FIAから何らかの処分が下される可能性も考えられる。
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