バーニー・エクレストン氏は、『F1総帥』に未練も
Bernie Ecclestone (C)RedBull Racing
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FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の代表職を中心にF1の商業権を駆使し事実上のF1総帥として辣腕を振るったバーニー・エクレストン氏は、一線から身を引いた今、さすがにいま手持ち無沙汰のようだ。
今年87歳になるこのイギリス人は、同国のスポーツ専門チャンネル『スカイスポーツ』に対し次のように語っている。
「F1株式をリバティ・メディアに売却したことに後悔はしていない。
いつだって時代は変化するものだからね。
ただその1年目にいきなりマネージメント部門のトップをすげ替えたのはいただけないな。
彼らはもう1年待って、状況を良く把握してからでも良かったんだ。
おそらく私がその立場ならそうしたことだろうがね。
ま、彼らはアメリカ式の運営をしようということなんだろう」
その上で「正直、もう数年は私がボスを続けても良かったんだが……」と、未練をみせた。
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