ハースF1チーム、今年もブレーキに悩み抱える
Haas 『VF-17』(C)Haas F1 Team
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モータースポーツのトップカテゴリーとされるF1はハイテクノロジーの塊とされるが、中でもステップアップしたドライバーの多くが口にするのがそのブレーキング能力だ。
しかしそれ故にベストなブレーキング・パッケージまで熟成するのは至難なこと。
昨年満を持してF1初参戦を果たしたハースF1チームもその例外ではなかったようだ。
昨季はシーズン中しばしばブレーキトラブルが発生した同チームでは、シーズン前最初のテストを終え、チーム代表のギュンター・シュタイナー氏が次のように説明している。
「モーターレーシングにおいてブレーキング時の安定性は非常に重要なファクターになる。
それだけに満足いくものまで熟成するのは困難なことで、正直言ってわれわれはまだそこまで到達していない。
残念ながら今回のテストでもまだ解決まで至ってないのが本音。
しかしドライバーにベストな走りをしてもらうためにも解決は必至だ」
同チームが採用しているのてはブレーキ名門の『ブレンボ』とみられるが、それでも暗中模索の状況が続いているようだ。
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