ロス・ブラウン氏、「自然吸気エンジンへの回帰も選択肢」
Mercedes V6 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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リバティ・メディアが新しいF1のオーナーになったことにより、モータースポーツ担当取締役の要職に就いたロス・ブラウン氏だが、場合によっては自然吸気エンジンへの回帰も考慮にあることを示唆して注目されている。
「F1の人気が下がっていることは憂慮すべきこと。
コスト削減も重要だが、何よりもう一度F1の魅力を取り戻さないことには話にならない。
見直すべきものはいくつもあるが、巨費を掛けて開発してきたパワーユニットとて例外ではない。
迫力あるエクゾーストノートは消えてしまったし、ERS(エネルギー回生システム)など目に見えない部分の戦いはファンにはつまらないことだ」と、指摘。
しかし現在のシステムは市販車へのフィードバックを名目に導入されたこともあり、その見直しには現在F1にエンジンを供給している自動車メーカーからの反発も強そうだ。
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