マクラーレン・レーシング、ヨースト・カピト氏の離脱発表
Jost Capito (C)McLaren Group
昨年始め、フォルクスワーゲンから鳴り物入りでマクラーレン入りしたヨースト・カピート氏(58歳:ドイツ)だが、噂通りグループから離脱することが確実となった。
カピート氏はフォルクスワーゲン・モータースポーツのレーシング・ディレクターとしてWRC(世界ラリー選手権)で大成功を収め、当時マクラーレンのリーダーだったロン・デニス/前CEOの招聘を受けF1チームの母体であるマクラーレン・レーシングの責任者に就き、名門復活への貢献が期待されていたもの。
マクラーレンのスポークスマンは、「残念ながらカピート氏とはチームを成功の導くという理念で共通の意識を持つことができなかった」と、この世界としては辛辣な「贈る言葉」を添えた。
これでまたマクラーレン・グループからはさらにロン・デニス色が消えていくことになった。
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