ジャン・トッドFIA会長、急進的なF1改革の姿勢を牽制
Jean Todt (C)RedBull Racing
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F1はリバティ・メディアが株式を買収して新たなオーナーになったことで、かつて幾多のタイトル獲得の立役者となったロス・ブラウン氏をモータースポーツ担当取締役に就任させるなど改革の動きみせているが、これについてFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長が牽制する姿勢をみせている。
これはアメリカのスポーツ専用チャンネル『ESPN』に答えたもので、その中でこのフランス人は次のように語っている。
「私は決してF1が衰退しているとは考えていない。
昨シーズンのタイトル争いは最後までもつれて世界中のファンの関心を呼んだし、視聴者数も戻る動きをみせているからね。
徒にまたレギュレーションを大幅変更して、元の木阿弥になってしまうことは避けなければならないよ。
また去年と比べればかなりの変更がある訳だし、今年もまたメルセデスAMGが圧倒するとは限らない。
おそらくシーズン末には新たな興奮でF1は盛り上がっているのではないか」と、楽観。
かつてフェラーリ・チームの黄金時代、共に隆盛に貢献したトッド、ブラウン両氏による新たなさや当てが始まるのかも知れない。
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