2017年のパワーユニットはすでに1000馬力越えか
McLaren Honda MP4/4 (C)McLaren Group
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一部イタリア・メディアが、今季仕様のフェラーリ製パワーユニットがすでに1000馬力を越えたと報じて注目されている。
これについて当のフェラーリ・チームはコメントを避けているが、しかしライバルであるメルセデスやルノーらはいずれも「1000馬力到達説」を否定している。
ルノー・スポールでF1エンジン開発責任者に就いているシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは、次のようにドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』に語っている。
「昨年の段階で各エンジンとも900馬力台であったと思う。
当然今年のものはさらにパワーアップしているとみられるが、それでもまだ950馬力程度だろう。
今の段階ですでに1000馬力に達しているというのはちょっと信じがたい数字だ。
しかし今シーズン中には開発が進んで大台に達することは考えられるね。
ただ勝利を掴むためにはシャシーのほうのレベルアップが不可欠だよ」と、エンジン専門家らしい見解を明らかにした。
かつてターボ・エンジン全盛の頃、マクラーレンに搭載されたホンダ製エンジンはすでに1000馬力を越えていたとみられている。
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