トト・ウォルフ氏(メルセデス)、早急なルール改定に懸念
Mercedes AMG Team (C)Mercedes Motorsports
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F1の新しいオーナーとなったリバティ・メディアでは、かつてF1で幾多の栄光に輝いたロス・ブラウン氏をさっそくモータースポーツ担当取締役に指名するなどF1改革に積極的な姿勢をみせているが、こうした動きに警戒感をみせる向きもある。
メルセデス・モータースポーツでエクゼクティブ・ディレクターを務めるトト・ウォルフ氏(45歳:オーストリア)は、次のように指摘した。
「もちろんF1をより良いものに変えていくことにやぶさかではない。
しかしそれには十分な検討が不可欠となる。
いま行われているものにはそれなりの歴史と経緯がある訳で、それを無視して前のめりに変革していけば、これまでの熱心なF1ファンまで失いかねない。
それでは元も子もないということ。
リバティ・メディアにはそれを理解してもらい、慎重な姿勢で改革に臨んでもらいたい」
もちろん現在の絶対王者であるメルセデスにとって、ルールが変わるというのは歓迎すべきものではないだろう。
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