エクレストン氏、フェラーリの戦闘力不足を指摘
Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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誰もが認めるF1の名門フェラーリ・チームだが、最後に優勝したのは2015年のシンガポールGP(ベッテル)で、昨季はついに1勝も挙げられないままにシーズンを終えることとなった。
こうした状況にFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表は、ドイツの『ビルト』紙に対し次のような見解を示している。
「ベッテルは間違いなくF1を代表する力量を持った歴史に残るドライバーだろう。
しかしいま彼が勝てない状況にあるのは、彼自身というよりもチームの側にあると考えている。
フェラーリ・チームの戦闘力はすっかり後退してしまい、いまとてもタイトル争いをする立場にはないよ。
別にイタリア人に偏見がある訳ではないが、あのチームにはイタリア人が多過ぎる。
F1で勝利するためには、彼らのDNAに問題があると言わざるを得ないな」と、F1総帥による「偏った」見方。
ベッテルは通算42回の優勝を記録しているが、このうちフェラーリ・チームで挙げたのは2015年の3勝に過ぎない。
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