ジェームズ・キー氏(STR)、「2017年マシンは私の集大成」
James Key (C)Scuderia Toro Rosso
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F1レギュレーションの変更により、2017年は再び各チームともF1マシンが大きな変革を遂げることになるが、スクーデリア・トロ・ロッソで新型車のデザインに当たったジェームズ・キー/テクニカル・ディレクター(44歳)は「私のF1人生における集大成になる」と、胸を張った。
「2017年はエアロダイナミックスも変わるしタイヤも変更されるためサスペンションも新設計のものになるなど、これまでに比べまったく新しいマシンの勝負になることだろう。
シャシーとしては過去20年のF1で最大の変更ということになるかも知れない。
私がF1に入って19年だから、まさにこれまでのF1経験の集大成になるものと言える。
そのため開発は2015年のうちから始めていて、実に14か月の長きを掛けてやっと誕生するということになるよ」と、英国人エンジニア。
ただ最終的なレギュレーションの確定は今年当初まで遅れたため、どのチームも開発テンポに大差はないともしている。
1998年に当時のジョーダン・チームでキャリアをスタートさせたキー氏は、その後MF1やスパイカー、フォース・インディア、さらにザウバー等で活躍、2012年から現在のトロ・ロッソでテクニカル・ディレクターを務めている。
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