ロズベルグ後継問題でザウバー・チームにとばっちり
Toto Wolff (C)Mercedes Motorsports
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すでにマーカス・エリクソンの来季残留が決まっているザウバー・チームだが、もう一つのレースシートについて交渉の進捗が阻まれる状況になっている。
というのも、今季マノー・レーシングで戦ったパスカル・ウェーレイン(22歳:ドイツ)との間で来季の交渉を進めていたものの、ロズベルグの突然の引退発表によりウェーレインを擁するメルセデスAMGチームから交渉の中断が申し入れられたとそれるからだ。
これについてはメルセデス側も認めていて、首脳の一人であるトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは「ザウバーとの間で過去2週間にわたり交渉が進められていたのは事実。
しかしながらわれわれの状況が変化したこともあり、今は先方に保留にしてもらっている」と、その背景をドイツ通信社『DPA』(Deutsche Presse-Agentur)の取材に語った。
そのウェーレインについてウォルフ氏は「もうしばらく中堅チームで経験を積ませたいのも事実」と、頭を悩ませているという。
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