メルセデス、ボタス(現ウィリアムズ)の獲得で内紛も
Valterri Bottas (C)Williams F1
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まだF1で一度の優勝経験もないウィリアムズ・チームのバルテリ・ボタス(27歳:フィンランド)だが、ロズベルグを失ったメルセデスAMGチームから熱いラブコールを受けたことで急速に関心が高まっている。
ただ実際に獲得交渉にあたるメルセデス・モータースポーツのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターがそもそも自身の手によりボタスのマネージメントを行っていることから、ニキ・ラウダ/CEOなど他の首脳の中にはこれを冷ややかに見る向きもあるようだ。
さらにレッドブル・グループでドライバー起用などに強い影響力を持つヘルムート・マルコ博士も、「メルセデスは自身の手でパスカル・ウェーレイン(現マノー)を育て上げたのに、そのウェーレインの起用を躊躇するというのは解せないこと。
すなわち彼らの若手ドライバー育成計画が機能していないのでは」と、皮肉いっぱい。
このまま大枚をはたいてボタス獲得に動けば、この最強チーム内でまた波紋を起こすことにもなりかねないようだ。
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