ウェーレインの内部昇格、メルセデス内部に慎重論も
Paddy Lowe (C)Mercedes Motorsports
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ニコ・ロズベルグの引退発表後、その後任候補として多くのドライバーの名前が挙げられてきたが、関係者の間では本来チームのリザーブドライバーであるパスカル・ウェーレイン(22歳:ドイツ)の内部昇格が有力になりつつあるとみられている。
しかしこれについてメルセデスAMGチームのパディ・ロウ/テクニカル・エグゼクティブディレクターは、次のように慎重論を展開した。
「もちろんメルセデスのリザーブドライバーで、すでにマノーでF1経験も積んだウェーレインが最有力候補であるというのは理解できる。
しかしいままさにメルセデスAMGチームにとってこれは最大の緊急事態なんだ。
彼を昇格させるのは簡単なことだが、何が両チャンピオンシップ獲得というわれわれの目標にとって有益なのか、よく考える必要があるだろう。
ただスピードがあるだけでなく、いかにマシンを熟成させることができるか、困難な時にフィニッシュラインまで持って行けるのか、われわれのドライバーに要求されるものは多い」
経験あるドライバーとしては、噂のアロンソ(マクラーレン)だけでなく他にもベッテル(フェラーリ)やボタス(ウィリアムズ)らの名前が伝えられている。
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