メルセデス首脳、「ロズベルグ本人に引退言わせた」
FIA Prize Giving 2016 (C)FIA
拡大します
ニコ・ロズベルグの突然の引退発表はF1界を震撼とさせたが、当然のことながらメルセデスAMGチーム首脳はこれを事前に聞いて了承していた筈。
これについてメディア側から問われたメルセデス・モータースポーツのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは次のように説明した。
「もちろんロズベルグから引退を告げられた時には驚いた。
しかしこれは本人の口から発表すべきものと考えたので、まず最初にしたことはこれがリークされることがないようごく少数の首脳だけに留めることだった。
こうして発表が行われた後、われわれの次の仕事は彼の後任を探すということになる。
すべてのオブションを念頭に入れているが、ほとんどの来季体制が決まっているいま情勢は厳しいのが現実だ。
来週、FIAの年間表彰式が終わったらさっそく取り掛かることになるが、相当困難な作業になるのは間違いないだろう」
大物ドライバーはすでに来季の去就が決まっているものの、F1の世界では「契約は金で買える」と言うのが通例。
ましてやタイトル獲得に最も近いチャンピオン・チームのシートのこと、思わぬ大逆転も起こり得るのがF1だ。
| 固定リンク
最近のコメント