「ヨーロッパ国としての誇りだ」アゼルバイジャンGP
Baku City Circuit (C)Mercedes Motorsports
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今年6月、今季第8戦としてアゼルバイジャンの首都バクーで初開催された「ヨーロッパGP」だが、先にWMSC(世界モータースポーツ評議会)を経て正式発表された2017年のカレンダーでは「アゼルバイジャンGP」と名称が変更された。
これについて主催者であるバクー市街地特設コースのアリフ・ラヒモブ/エクゼクティブ・ディレクターは、その背景を次のように説明している。
「アゼルバイジャンにとって初めての体験となった今年のグランプリでは、まずわれわれの国がヨーロッパの一角にあるということを示す必要があった。
そのため名称をヨーロッパGPとした訳で、その意味では大きな成功を収めたものと自負している。
次のステップでは、このアゼルバイジャンという正直まだあまり世界の人に知られていないわれわれの国名を定着させたいと考えている。
そのために来年はアゼルバイジャンGPという名称に変更となったのは有り難い」
残念ながら今年のスタンドは空席が目立ったが、来年追い風となるのは強敵・ルマン24時間レースとの日程バッティングが避けられたことだろう。
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