「暴言」ベッテル(フェラーリ)、さらなる処分免れる
FIA
メキシコGP決勝レース中に繰り広げられたバトルの際、無線でレースディレクターであるチャーリー・ホワイティング氏に対する暴言を発したとされるフェラーリ・チームのセバスチャン・ベッテルに、さらなるペナルティが科せられる可能性が検討されていたという。
国際スポーティング・レギュレーションでは「FIAとその組織、メンバーに対する道徳な被害若しくは損失を与えるあらゆる発言や行動」との禁止条項があり、これに抵触する可能性があるというもの。
この件ではベッテルの主張通り、レース後直ちにフェルスタッペン(レッドブル)に5秒加算のペナルティを科すなど素早い対応をみせたホワイティング氏だったが、その後さらにベッテル自身にもリカルド(レッドブル)を妨害したとして10秒を加算するという厳しい処分をみせた。
ベッテルはレース後直接謝罪したということだが、FIA(国際自動車連盟)の他の幹部の反応は厳しいと言われた。
しかし結局、FIAは2日(木)になって声明を発表し、今回は処分を下さないことを明らかにした。
ただ今後同様なケースが起きた場合には厳罰に処すと戒めている。
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