先輩ビルニューブ氏、ストロールの経験不足を危惧
Jacques Villeneuve (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームはこれまでチームを支えたベテランのフェリッペ・マッサの後任として18歳になったばかりの新鋭ランス・ストロールの起用を決めた。
しかしこれについてカナダの先輩でもあるジャック・ビルニューブ氏は次のような懸念を示している。
地元モントリオールの取材に応えたこの元F1チャンピオンは、「確かにストロールは今年F3でタイトル獲得という結果を残したが、これをF1でも再現できるというのは稚拙な見方でしかない。
彼はまだほんとうの苦労というものを知らずにここまで来ているんだ。
そもそもF3チャンピオンがF1でも成功できるというならこれまで幾多のドライバーがそれに該当したことか。
F1はそんなに甘いものじゃないよ。
ましてや彼がF3でタイトル獲得を果たした裏には『特別待遇』があったとされているからね。
ただ、これまで親が果たしてきた道筋に間違いはなかったと思うけど」と、指摘した。
ビルニューブ氏にも『親の七光り』の功績は否定できないが、資金面でストロールと比較にならないのは明確だ。
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