バトン(マクラーレン)、「よりによって最後の日に」
Jenson Button's Fans (C)Honda Racing
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17年間に渡るF1生活の最後となったアブダビGPだったが、ジェンソン・バトンのレースはわずか12周という短いもので終わりを告げた。
原因は右フロントサスペンションのパーツが折れたものとみられている。
「これが最後のレースかと思うとちょっぴり感傷的にはなったよね。
トラブルはサスペンション・パーツの折損だったけど、ウチのチームではこんなこと滅多に起きないものだからその意味では正直驚いた。
よりによってこの最後の日にか、とは思ったよ。
僕のレースは短いものになってしまったけれど、キャリアのすべてを通して悔やむことは何もない。
すべてに楽しめたし満足しているよ」
そう語るバトンは関係者や多くのファンの見送りに、「サングラスをかけていてほんとうによかった」と、目を潤ませた。
来シーズンもマクラーレン・ホンダ・チームに籍を残すことは確定しているが、実際にマシンを走らせたりすることはもうないとみられ、噂では日本の『鈴鹿1000キロレース』に高い関心を持っているとも伝えられている。
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