ピレリ、ウェットタイヤの改善作業に着手
Brazilian GP (C)Ferrari S.p.A
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先に行われた雨のブラジルGPでは、再三のアクシデントでレースが赤旗中断になるなど波乱の要素を演出するコンディションととなったピレリタイヤだが、直接マシンを操るドライバーからはウェット性能の低さに不満の声が高まった。
ピレリタイヤではこれを受け、ウェットタイヤの排水性能の改善に取り組むことを明らかにしている。
レース再開直後にストレートでアクアプレーニングを起こしてスピン・クラッシュしたライコネン(フェラーリ)は、「今のウェットタイヤはいとも簡単にアクアプレーニングを起こすので、とても安心して走れない。
10年前は決してそんなことはなかったよ」と、指摘。
ちなみに10年前のF1はウェット路面にも定評のあったブリヂストンタイヤの独占供給だった。
ピレリタイヤでは仕様が変更される2017年に向けてトータル10回のタイヤテストを予定しているが、そのうち3回は人工的なウェットコンディションを準備する方針を明らかにしている。
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