賛否両論ハミルトンの『スローダウン作戦』、処分も
Abu Dhabi GP Podium (C)Ferrari S.p.A
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タイトル争いが懸かった注目のアブダビGP決勝レースで、首位だったルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が採った異例の『スローダウン作戦』について、賛否両論が喧しく広がっているようだ。
レース終盤、ハミルトンは勝利のチェッカーフラッグに向け首位をキープしていたが、自身が優勝してもロズベルグが4位以下にならなければタイトル獲得には届かない状況。
このため意図的なスローダウンは、ロズベルグの後方に迫っていたフェルスタッペン(レッドブル)とベッテル(フェラーリ)を近づけさせ、あわよくばオーバーテイクの機会を設けようとしたというのが周辺の見方だ。
これについては擁護派と非難派とに分かれているとのことだが、メルセデス首脳はハミルトンが「ペースを上げるよう」指示したチーム無線を無視したことを問題にしているという。
通常、レース中ドライバーとの交信には担当レースエンジニアがあたるが、今回は上司であるパディ・ロウ/テクニカル・エグゼクティブディレクターが直接指示を行ったとのことだ。
場合によっては何らかの処分になるかも知れない。
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