ロズベルグ父、「息子は良くプレッシャーに耐えた」
Keijo Rosberg/1985 Brazilian GP (C)Williams F1
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F1ドライバーの父親の中には毎回グランプリでお馴染みの顔が多い。
そんな中でニコ・ロズベルグの父親ケイヨ(ケケ)・ロズベルグ氏(Keijo Erik Rosberg)は自身も元レーシングドライバーであるにもかかわらず、あまり現場に姿をみせるほうではない。
それでも息子の初タイトル獲得が決まった日曜日午後には現地ヤス・マリーナ・サーキットにその顔をみせた。
「遠い昔の自分の頃まで、まるで時計が巻き戻された気分だよ。
ほんとうは今回もここに来る予定はなかったんだ。
こんなピリピリの現場に3日間もいたら、私の神経は到底持たないだろうからね。
でも、この歴史的な瞬間に駆け付けられて良かった。
私の頃よりレース数が多いので(父のタイトル獲得時は年間16戦だった)、それだけ精神的な緊張は厳しかっただろう。
息子にはよくこのプレッシャーに耐えたと、褒めてやりたいよ」と、1982年の世界チャンピオン。
また論議を呼んでいるライバル・ハミルトンの戦略について聞かれると「彼はさすがに偉大なドライバーだよ。
作戦を知った時には『これはチェッカーフラッグの瞬間まで熱い戦いになるな』と、興奮したものさ」と、受け流した。
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