長谷川祐介氏(ホンダ)、「ドライバーの勇気とテクニックに感動」
McLaren Duo (C)McLaren Group
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終始天候の大きな影響を受けたブラジルGP決勝レースで、マクラーレン・ホンダ・チームはアロンソが10位に入り、貴重なチャンピオンシップ・ポイント1点を獲得した。
一方バトンのほうはマシンバランスに問題を訴え、苦しいレースを強いられ
不本意な16位でフィニッシュした。
これについてホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は、次のようにレースを振り返った。
「朝から降り続いた雨の影響で、ブラジルGPはとても厳しいサバイバル・レースとなった。
レースを通してタイヤ選択が非常に難しかった。
とりわけバトンは昨日から続いているマシンの不安定さを解消することができず、悪天候のなか全くいいところがないまま、残念ながら下位でレースを終えることとなった。
アロンソは最後のセーフティカーからのリスタートの際、痛恨のスピンを喫し17番手まで大きく順位を落としたが、そこから実にみごとなリカバリーで得点圏内まで順位を取り戻してみせた。
こんな視界が悪い中、F1ドライバーの勇気とテクニックに感服させられるレースだった」
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