アブダビGP優勝はハミルトン、2位ロズベルグが年間王者に
Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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27日(日)17時(日本時間:22時)からヤス・マリーナ・サーキットを舞台に今季F1最終戦アブダビGPの決勝レースが行われた。
決勝レース前の天候は晴れ、気温26度、路面温度29度、湿度55%でドライコンディションと報告されている。
スタートで6番手のフェルスタッペン(レッドブル)が他車と接触して大きく後退。
またマグヌッセン(ルノー)が接触、ボタス(ウィリアムズ)も相次いでマシントラブルによりリタイヤを喫した。
さらに12周目、ソフトタイヤのスタートで上位に進出していたバトン(マクラーレン)が右フロント・サスペンションを破損させ、(おそらく)F1最後のレースを終えた。
16周目にはクビアト(トロ・ロッソ)がストップ。
さらに44周目に同僚サインツもギヤボックスのトラブルを訴えてリタイヤした。
終盤、4位から3位に上がったベッテル(フェラーリ)が激しく追い上げる中、トップのハミルトンは明らかにペースをコントロール、ロズベルグの苛立ちを呼んだ。
しかし結局1位から4位までが2秒以内という緊迫したタイム差でレースはフィニッシュ、ニコ・ロズベルグがついに念願のF1チャンピオンシップを獲得した。
父ケイヨ氏に続く親子F1チャンピオンは、グラハム&デイモン・ヒル親子以来史上2組目の快挙となった。
ハミルトンの優勝はアメリカGP続く4戦連続の1-2フィニッシュで今季10勝目、自身通算53回目。
2位に0.439秒差でロズベルグ、さらに0.404秒差で3位ベッテル(フェラーリ)、4位フェルスタッペン(レッドブル)との差も0.842秒という僅差だった。
5位リカルド(レッドブル)、6位ライコネン(フェラーリ)、7位ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、8位ペレス(フォース・インディア)、9位これが最後のマッサ(ウィリアムズ)、そして10位がアロンソ(マクラーレン)となった。
以下11位グロージャン(ハース)、12位グティエレス(ハース)、13位オコン(マノー)、14位ウェーレイン(マノー)、15位エリクソン(ザウバー)、16位ナスル(ザウバー)、17位パーマー(ルノー)までが完走。
リタイヤはサインツ(トロ・ロッソ)、クビアト(トロ・ロッソ)、バトン(マクラーレン)、ボタス(ウィリアムズ)、マグヌッセン(ルノー)の5台だった。
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