ベッテル(フェラーリ)、首脳陣との間にすきま風
Maurizio Arrivabene (C)Ferrari S.p.A
拡大します
2015年のフェラーリ加入以来、20回もの表彰台を獲得してきたセバスチャン・ベッテル(29歳:ドイツ)だが、最後の優勝は昨年のシンガポールGPのことで、以来1年以上勝利の美酒から遠ざかっている。
これまでは不動のエースと讃えられてきたが、このところは予選でもしばしばライコネンに先行を許していることが気掛かりだ。
そんな中、またぞろ浮上してきたのが首脳陣との不仲説。
跳ね馬チームのお家芸とはいえ、決してチームに良い影響を与えないこの騒動はチームの雰囲気を再び損なうことだろう。
同チームのマウリツィオ・アリバベーネ代表はこれについて、「ベッテルとは2017年末まで契約もあり、何の問題もない。
彼も我々も目標とするところは一つで、チーム全員がそれに向かって努力を続けている。
コースの性格や時の戦略で多少波があったとしても、そんなことは問題ではない」と、英スポーツ・チャンネル『スカイスポーツ』に明言した。
| 固定リンク