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2016年10月

2016/10/31

1 ストップと 2 ストップ戦略が展開: 大半のドライバーがソフトでスタート後、1 ストップ戦略を採用 (ピレリ)

201610302016 メキシコグランプリ 決勝
・メルセデスのルイス・ハミルトン、1 ストップ戦略で優勝: メキシコグランプリ史上、屈指の高速スピードを計測
・レッドブルのダニエル・リカルドは独自の戦略を実行:
・1 周でミディアムへ交換し、全 3 種類のスリックコンパウンドを使用

2016 年 10 月 30 日、メキシコシティ
メルセデスのルイス・ハミルトンが、ポール・トゥー・ウィンでメキシコグランプリを制しました。ソフトタイヤでスタ ートしたハミルトンは、ミディアムへ交換する 1 ストップ戦略を採りました。レース中のスピードトラップで、ウィリ アムズのヴァルテッリ・ボッタスが、ミディアムタイヤで時速 372km を計測しました。このスピードは、Formula 1 の決勝における最高速度に迫るものです。

フロントローを独占したメルセデスを含む大半のドライバーが、ソフトコンパウンドでスタートしました。2 列目に 並んだレッドブルの 2 台は、スーパーソフトでスタートしました。スーパーソフトは、ソフトよりも短い第 1 スティン トになる代償として、理論的にはスピードのアドバンテージをレッドブルにもたらすことを可能にしました。しかし、 ダニエル・リカルドは、1 周目のバーチャルセーフティーカー導入中にミディアムタイヤへ交換し、その後、2 回 目のピットストップでソフトへ交換しました。全 3 種類のスリックコンパウンドを使用したリカルドは、最終スティン
トでのソフトタイヤのスピードを活かして 4 位を獲得しました。

トロ・ロッソのダニール・クビアトとミディアムでスタートしたザウバーのフェリペ・ナッセ以外のドライバーは、第 2
スティントでミディアムタイヤを使用しました。フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ソフト勢で最長の第 1 ステ ィントを走行し、32 周目にミディアムへ交換しました。ナッセは、全体で最長の第 1 スティントをミディアムで走行 後、49 周目にスーパーソフトへ交換しました。レース全体を通して、全コンパウンドの一貫した性能が示されま した。ルノーのジョリオン・パーマーは、1 周を除く全ラップをミディアムタイヤで走行しました。

今日のレースにおける戦略計算の鍵となったのは、ピットストップにより多くの時間を要する、シーズン中で最 長のピットレーンでした。

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ベッテル(フェラーリ)、ペナルティで5位に降格

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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メキシコGPのレーススチュワード(競技委員)は30日(日)行われた決勝レース終盤、リカルド(レッドブル)とのバトルの際、4コーナー進入でブレーキング時、レギュレーションに反しラインを変更して妨害したとしてフェラーリ・チームのセバスチャン・ベッテルに対し10秒のタイムペナルティ、ペナルティ・ポイント2点を科したことを明らかにした。
ブレーキング時のライン変更については前戦アメリカGPから判定が厳しくなっていた。

当初4位でフィニッシュしたベッテルはフェルスタッペンがペナルティを受けたことで3位に上がったが、これにより逆に5位に後退、リカルドが3位に、フェルスタッペンが4位という結果に修正。
またベッテルのペナルティ・ポイントはこれにより通算6点ということになった。

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フェルスタッペン(レッドブル)もペナルティ・ポイント

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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メキシコGPのレーススチュワード(競技委員)は30日(日)行われた決勝レース中、ベッテル(フェラーリ)とのバトルの際、1コーナーでコース外を走行し利益を得たとして、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンに対しペナルティ・ポイント1点を科したことを明らかにした。

ドライバーのスーパーライセンスに対して科されるペナルティポイントは12か月有効。
フェルスタッペンはこれにより通算4点ということになった。
累積で12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため、次のレースに出場できないことになる。

なおクビアトにはレース中すでに5秒のタイムペナルティが科せられている。

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クビアト(トロ・ロッソ)にもペナルティ・ポイント

Daniil Kvyat (C)Redbull Racing
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メキシコGPのレーススチュワード(競技委員)は30日(日)行われた決勝レース中、グロージャン(ハース)をオーバーテイクしようとした際、12コーナーでコース外を走行し利益を得たとして、トロ・ロッソのダニール・クビアトに対しペナルティ・ポイント1点を科したことを明らかにした。

ドライバーのスーパーライセンスに対して科されるペナルティポイントは12か月有効。
クビアトはこれにより通算8点ということになった。
累積で12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため、次のレースに出場できないことになる。

なおクビアトにはレース中すでに5秒のタイムペナルティが科せられている。

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サインツ(トロ・ロッソ)にペナルティ・ポイント

Carlos Sainz Jr. (C)Redbull Racing
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メキシコGPのレーススチュワード(競技委員)は30日(日)行われた決勝レース中、3コーナーの出口でアロンソ(マクラーレン)にコースオフを強いたとして、トロ・ロッソのカルロス・サインツに対しペナルティ・ポイント1点を科したことを明らかにした。

ドライバーのスーパーライセンスに対して科されるペナルティポイントは12か月有効。
サインツはこれにより通算5点ということになった。
累積で12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため、次のレースに出場できないことになる。

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メキシコGPはハミルトン(メルセデス)ポールTOウィン

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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30日(日)13時(日本時間:28時)、メキシコシティ・ロドリゲス・サーキットを舞台にF1第19戦メキシコGPの決勝レースが行われた。
決勝レース前の天候は晴れ、気温19度、路面温度47度、湿度48%で路面はドライコンディション、レース中に雨になる心配はないと報告されている。
なおグロージャン(ハース)がピットスタートとなったため実質22番手発進となった。

オープニングラップでアクシデントが続き、いきなりセーフティカーに。
リカルド(レッドブル)、パーマー(ルノー)、エリクソン(ザウバー)らがピットイン、ウェーレイン(マノー)はストップ。
サインツ(トロ・ロッソ)に対し、アロンソ(マクラーレン)をコース外に押し出したとして5秒のタイム・ペナルティが通告された。
またクビアト(トロ・ロッソ)にもコース外の走行で利益を得たとして同じく5秒のタイム・ペナルティが通告された。
終盤には6位争いをしていたヒュルケンバーグ(フォース・インディア)とライコネン(フェラーリ)が接触。
また3位争いのフェルスタッペン(レッドブル)がベッテル(フェラーリ)のオーバーテイクに対し、コース外を走って審議対象に。
さらにリカルド(レッドブル)も加わって激しい三つ巴を演じた。

優勝はポールポジションからスタートのハミルトン(メルセデス)が終始レースをコントロールしてポールTOウィン。
前戦アメリカGPに続く連勝で今季8勝目、自身通算51勝目、これはアラン・プロストに並びミハエル・シューマッハの91勝に次ぐものとなった。

2位はポイント・リーダーのロズベルグ(メルセデス)。
3位はいったんフェルスタッペン(レッドブル)とみられたが、審議の結果5秒加算のペナルティを受け5位に後退、ベッテル(フェラーリ)が繰り上がった。
ベッテルは今年イタリアGP以来の表彰台。
4位リカルド(レッドブル)、5位フェルスタッペン(レッドブル)、6位ライコネン(フェラーリ)、7位ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、8-9位ウィリアムズのボタス&マッサ、10位にホームの声援を受けたペレス(フォース・インディア)となった。

以下、エリクソン(ザウバー)、バトン(マクラーレン)、アロンソ(マクラーレン)、パーマー(ルノー)、ナスル(ザウバー)、サインツ(トロ・ロッソ)、マグヌッセン(ルノー)、クビアト(トロ・ロッソ)、グティエレス(ハース)、グロージャン(ハース)、オコン(マノー)までが完走、リタイヤはウェーレイン(マノー)の1台。

メキシコGPのレース結果はこちら
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2016/10/30

マクラーレン・ホンダ、グリップ不足に悩む

Fernando Alonso (C)McLaren Group
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29日(土)行われたメキシコGP公式予選で、マクラーレン・ホンダの2台はそれぞれ11番手(アロンソ)、13番手(バトン)となり、期待したトップ10入りは果たせなかった。
これについてホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は、次のように語っている。

「ここは高地にあるサーキットということで昨年は苦労したが、パワーユニットの観点からは改善が図られて他のグランプリ同様のパフォーマンスが発揮できたと思う。
しかし他のチームも進化しているので相対的には特にアップしたとは言い難い。
ここはタイヤのウォームアップに時間が掛かるため、タイムを出すのが難しかったが、その意味ではドライバーはよくやってくれたと思っている。
ただ二人ともタイヤのグリップ不足を訴えていて、残念ながら目標のQ3進出はならなかった。
逆にスタートタイヤを選択できるのでそれをメリットにしてレース戦略を考えたい」

ちなみに昨年のメキシコGPでマクラーレン・ホンダは予選16-20位だった。

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ライコネン(フェラーリ)、突然のパワーダウン悔やむ

Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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今シーズン、公式予選でしばしばチームメイトであるセバスチャン・ベッテルを凌駕してその存在感を増しているフェラーリ・チームのキミ・ライコネンだが、メキシコGPの予選終了後は無念さを滲ませた。

「納得がいかないよ。
最後のタイムアタックの時、ストレートで突然エンジンパワーがなくなった感じがしたんだ。
無線で訴えたけれど、ドライバーにはどうしようもなかったからね。
もちろんあれがなければもっといいタイムが出せた筈だから残念でしかたない。
予選結果には落胆したけれど、明日の決勝レースでは巻き返したい」と、悔やんだ。

ライコネンはベッテルを上廻る6番グリッドを得たが、それでもこれはここ8戦で最も悪いものになる。

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パーマー(ルノー)、決勝レース出走認められる

Jolyon Palmer (C)Renault F1 Team
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メキシコGPのレーススチュワード(競技委員)は、マシントラブルから公式予選を欠場したルノー・チームのジョリオン・パーマーについて、フリー走行セッションにおいてコンペティティブなタイムを記録していたことから決勝レースへの出走を認めたことを明らかにした。

パーマーは土曜日午前に行われたフリー走行3回目セッション中、縁石に乗り上げた際にマシンフロアを損傷させたため、修復作業に時間が掛かったとみられる。
グリッドは規定により最後尾となる。
ただ、チームはレースではピットレーンからのスタートを選択するものとみられる。

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メキシコGPのPPはハミルトン(メルセデス)が初獲得

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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29日(土)ロドリゲス・サーキットで行われた公式予選の結果、2016年メキシコGPのポールポジションはメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンが初めて獲得した。
前戦アメリカGPに続くもので今季10回目、自身通算59回目の快挙となった。

2番手は最後のアタックで4番手からジャンプアップしてみせたチームメイトのロズベルグ。
ハミルトンとは0.254秒の差があるが、タイヤの異なるレッドブル勢の前に出られたことは大きい。
(メルセデスAMG勢はソフトタイヤ、レッドブル勢はスーパーソフトタイヤ)

3番手フェルスタッペン(レッドブル)、4番手リカルド(レッドブル)、5番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、6番手ライコネン(フェラーリ)、7番手ベッテル(フェラーリ)、8番手ボタス(ウィリアムズ)、9番手マッサ(ウィリアムズ)、そして10番手にサインツ(トロ・ロッソ)というトップ10グリッドになった。
なおライコネンは最後にエンジン不調を訴えていて気掛かりだ。

注目の決勝レースは30日の13時(日本時間:28時)にスタート予定、一時にわか雨の可能性との予報が伝えられている。
もしロズベルグ優勝でハミルトンがノーポイントだった場合、今季ドライバーズ・タイトルが決定となる。

メキシコGP公式予選の結果はこちら
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予選Q2、地元ペレス、マクラーレン・ホンダ勢脱落

引き続き予選Q2が15分間で行われた。
ここでもQ1と同じく6台が脱落となり、最終Q3に進出する10台まで絞られる。
Q1は全車スーパーソフトだったが、ここQ2ではメルセデスAMGチームやフェラーリ勢がソフトタイヤ。

トップタイムはフェルスタッペン(レッドブル)で1'18.972のベストタイム。
2番手に0.165秒差でハミルトン(メルセデス)、3番手ベッテル(フェラーリ)、4番手リカルド(レッドブル)、5番手ロズベルグ(メルセデス)、6番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、7番手ライコネン(フェラーリ)、8-9番手ににウィリアムズのボタス&マッサ、10番手がサインツ(トロ・ロッソ)となった。

ここで脱落となったのはアロンソ(マクラーレン)、ホームのペレス(フォース・インディア)、バトン(マクラーレン)、マグヌッセン(ルノー)、エリクソン(ザウバー)、そしてウェーレイン(マノー)の6台。
このあとQ3で上位10位のグリッドが決定される。

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予選Q1、クビアト(トロ・ロッソ)にトラブル

29日(土)、メキシコGPの公式予選が行われた。
まず最初のQ1は18分間で戦われ、全22台からベストタイムの遅い6台が脱落となる。
セッション開始時の天候は晴れで気温17度、路面温度48度、湿度41%のドライコンディションで雨の心配はないと報告されている。
なお午前に行われたフリー走行で縁石に乗り上げたルノー・チームのジョリオン・パーマーはシャシーにダメージを負ったことが判明、この公式予選を欠場することになった。
決勝レース出走にはレーススチュワード(競技委員)の承認が必要だが、認められてもピットスタートになる見通し。

クビアト(トロ・ロッソ)はマシントラブルとみられガレージに戻ってそのまま走行中断。
トップタイムはハミルトン(メルセデス)で1'19.447のベストタイム
0.107秒差の2番手ライコネン(フェラーリ)、3番手リカルド(レッドブル)、4番手ベッテル(フェラーリ)、5番手フェルスタッペン(レッドブル)、6番手ロズベルグ(メルセデス)、7番手ペレス(フォース・インディア)、8番手ボタス(ウィリアムズ)、9番手マッサ(ウィリアムズ)、10番手サインツ(トロ・ロッソ)。

マクラーレン・ホンダはアロンソ11番手、バトン15番手でQ2進出。
ここで脱落となったのはホームのグティエレス(ハース)、トラブルのクビアト(トロ・ロッソ)、ナスル(ザウバー)、オコン(マノー)、グロージャン(ハース)、そして走れなかったパーマー(ルノー)の6台。

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メキシコGPフリー3回目、フェルスタッペン(レッドブル)最速

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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29日(土)10時(日本時間:24時)からメキシコGPフリー走行3回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は晴れ、気温13度、路面温度22度、湿度58%のドライコンディションで終了までに雨の心配はないと報告されている。

特に大きなアクシデント等はなく60分間のセッションは終了。
ここでトップタイムを記録したのは成長著しいフェルスタッペン(レッドブル)でライバルを退け1'19.137というベストタイムをマークしてみせた。
2番手ハミルトン(メルセデス)、3番手リカルド(レッドブル)、4番手ロズベルグ(メルセデス)、5番手ボタス(ウィリアムズ)、6番手ベッテル(フェラーリ)、7番手ライコネン(フェラーリ)、8番手マッサ(ウィリアムズ)、9番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、10番手サインツ(トロ・ロッソ)というトツプ10。
プレッシャーなのか、ここまで終始ロズベルグがレッドブル勢に後れを取っているのが気掛かりだ。

マクラーレン・ホンダはアロンソ13番手、バトン15番手。
ここメキシコがホームグランプリで観客の大きな声援を受けるペレス(フォース・インディア)は11番手、グティエレス(ハース)は17番手だった。

メキシコGPフリー走行3回目の結果はこちら
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2016/10/29

ハミルトン(メルセデス)、「戦う相手はフェラーリじゃない」

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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メキシコGPフリー走行初日を1回目が1位、2回目も2位といつものポジションをキープしたルイス・ハミルトンだったが、その相手はいつものチームメイトではなくフェラーリのセバスチャン・ベッテルだった。
ただこれについてハミルトンは次のように語っている。

「マシンの感触はいい。
まだ初日だし、去年よりフィーリングはいいので明日が楽しみだ。
ここまでフェラーリが速いようだけど、僕が戦うのは彼らじゃないからね。
僕の今日のラップはまだ余裕を残したものだったし、それはロズベルグも同様だったろう。
とにかく僕は残り全戦で彼に勝ち続けていくしかないんだから、精一杯頑張るだけ。
とにかく明日の公式予選を楽しみにしているよ」

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フランク・ウィリアムズ氏、肺炎でグランプリ欠場中

Frank Williams (C)Williams F1
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目下、僅差でフォース・インディア・チームとコンストラクターズ・ランキング4位の座を争っているウィリアムズ・チームだが、御大であるフランク・ウィリアムズ代表が肺炎に罹っていることが明らかにされた。

チームのスポークスマンによれば、イタリアGP(9月4日決勝)後に体調を崩したウィリアムズ氏はシンガポールGPから欠場。
入院して回復に取り組んだ結果、病状は回復しつつあるとのこと。

今回のメキシコGPも欠場しているが、同氏の娘でチーム副代表を務めるクレア・ウィリアムズさんは、「最終戦アブダビGP(11月27日)には現場に復帰しシーズンをスタッフと共に締めくくることを期待している」と語っている。

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長谷川祐介氏(ホンダ)、「去年よりターボいい」

Fernando Alonso (C)McLaren Group
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標高2千メートルを越える高所に位置するロドリゲス・サーキットを舞台に行われたメキシコGPフリー走行初日、午前のセッションこそ16-18番手と低迷したものの、午後のセッションではアロンソが10番手、バトンも12番手と復活の兆しをみせた。

こけについてホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は、「午前のセッションでは路面がまだダスティで滑りやすかったこともあり、マシンバランスの評価が難しかった。
午後になつてからは日が差したこともあってセットアップの進行やロングランによるタイヤ評価も捗った。
また去年は高地で空気が薄いことに悩まされたが、今年はターボチャージャーが改善されたのでマイナス影響はほとんど感じられなかった」と、胸を張った。

かつてウィリアムズ・チームの黄金時代、ホンダのターボ・パワーは最強でメキシコGPで圧巻の1-2フィニッシュを遂げていた。

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メキシコGPフリー2回目、ベッテル(フェラーリ)が最速タイム

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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28日(金)14時(日本時間:29日4時)からメキシコGPフリー走行2回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は曇り、気温16度、路面温度37度まで上昇、湿度52%のドライコンディションと報告されている。

午前のセッションでブレーキトラブルに泣いたレッドブル・レーシングのフェルスタッペンも修復が終了したとして再びコースに出ている。
一方、ハースF1のグロージャンには電気系のトラブルが発生したとしてコースインが遅れた。
90分のセッションは終了間際にトロ・ロッソのクビアトがエンジントラブルでコースサイドにストップして緊迫感を引き出した。

このセッション最速はフェラーリのベッテルで午前を上廻る1'19.790のベストタイムをマーク、このところの不振説を一蹴(?)してみせた。
2-3番手にはメルセデスAMGのハミルトン&ロズベルグ、ただ(予選で重要となる)スーパーソフトの耐久性に疑問があるとの報道も伝えられている。
4番手ライコネン(フェラーリ)、5番手リカルド(レッドブル)、6番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、7番手フェルスタッペン(レッドブル)、8番手ボタス(ウィリアムズ)、9番手サインツ(トロ・ロッソ)、10番手にマクラーレンのアロンソがつけた。
バトン(マクラーレン)は12番手、地元で声援を受けるペレス(フォース・インディア)は15番手だった。

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メキシコGPフリー1回目、ハミルトン首位フェラーリ続く

Mexico GP Scene (C)Sahara Force India F1
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28日(金)10時(日本時間:24時)からメキシコGPフリー走行1回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は曇り、気温12度、路面温度19度、湿度62%のドライコンディションと報告されている。
今回もペレス(フォース・インディア)、マッサ(ウィリアムズ)、マグヌッセン(ルノー)、ナスル(ザウバー)、ウェーレイン(マノー)らがハロー(頭部保護装置)をテストしている。

ここロドリゲス・サーキットは海抜2千メートル以上という高地にあるため、各チームともセットアップに時間を掛けているようだ。
ナスル(ザウバー)がフロントウィングを損傷させデブリ(破片)が飛散したため一時セッションは赤旗中断となった。
フェルスタッペン(レッドブル)がリヤブレーキから白煙。
修復のためガレージに留まった。

結局トップタイムはハミルトン(メルセデス)で1'20.914のベストタイムをマークした。
2番手フェラーリのベッテルで0.079秒の差。
3番手もフェラーリのライコネン、4-5番手フォース・インディアのペレス&ヒュルケンバーグ、地元のペレスが走ると観客席が沸く。
6番手ボタス(ウィリアムズ)、7番手ロズベルグ(メルセデス)、8番手リカルド(レッドブル)、9番手マッサ(ウィリアムズ)、10番手クビアト(トロ・ロッソ)の順。
マクラーレン・ホンダはアロンサ16番手、バトン18番手と苦戦している。

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2016/10/28

ウィリアムズ、11月3日に来季ドライバー発表へ

Williams Martini Racing (C)Williams F1
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まだ2017年のドライバー・ラインナップが明確でないウィリアムズ・チームだが、どうやら来週の11月3日(木)に体制発表を行う見通しのようだ。
これは同チームのスポークスマンが同日の現地時間11時(日本時間:20時)、グローブにあるチームの本拠地で記者会見のスケジュールを伝えたもの。

同チームではすでにフェリッペ・マッサが今季限りでのF1引退を表明しているが、チームメイトであるバルテリ・ボタスのほうは来季も残留の見込み。
またマッサの後任にはかねて同チームの育成ドライバーとして働いてきたランス・ストロール(17歳:カナダ)の起用が有力となっている。

もっとも体制発表が遅れたのは同チームのタイトル・スポンサー『マルティーニ』がアルコール・メーカーであるため、ストロールがイギリスの飲酒年齢である18歳になるのを待っていたとの説が有力だ。

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メキシコGPの週末、日曜日に雨の可能性

Mexico GP Scene (C)Sahara Force India F1
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今週末メキシコGPが行われるメキシコ・シティの天気について、地元気象台は決勝レースが行われる日曜日を除いて雨の心配はないとしている。

期 日 種 目 気 候 気 温
10月28日(金) フリー走行 晴れ時々曇り 9- 19度 10%
10月29日(土) 公式予選 晴れ時々曇り 9- 21度 10%
10月30日(日) 決勝レース 曇り一時にわか雨 10- 22度 50%

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メキシコGPのスチュワードにダニー・サリバン氏

Danny Sullivan (C)Sauber Motorsport AG
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われるベルギーGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元F1ドライバーであるダニー・サリバン氏(66歳:アメリカ)を指名した。
昨年もメキシコGPを担当したサリバン氏にとってこれは今年ベルギーGPに次ぐもので、自身通算13回目のスチュワードということになる。

サリバン氏は1983年シーズンに当時のティレル・チームから1年間F1に参戦、最高位はモナコGPの5位。
その後アメリカに戻って参戦したインディカー・シリーズで活躍。
1988年にはシリーズ・チャンピオン、1985年のインディ500レースで優勝したことで知られる。

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エリクソン(ザウバー)、F・インディアとの交渉を広言

Marcus Ericsson (C)Sauber Motorsport
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今年F1で3年目となるシーズンをザウバー・チームで戦っているマーカス・エリクソン(26歳:スウェーデン)が、来季のシートについてフォース・インディア・チームと交渉していることを明らかにした。

「フォース・インディアは十分戦線離脱があるチームで、しかもさらにステップアップする可能性がある。
そこのシートに空きができたんだ、これを狙わないドライバーなんていないよ。
それに、ルノーよりもフォース・インディアのほうがチームの側としても僕に注目していると思っている。
もちろんザウバーに残留という線もあるし、できるだけ早く結論に結びつけたいと思っているよ」

2014年、23歳のときに当時のケータハムから小林可夢偉のチームメイトとしてF1にデビューしたエリクソンはその後2年間ザウバーで走っているが、資金難から来るチームの戦闘力不足に泣いてきた。

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2016/10/27

WEC撤退のアウディ、F1ではなくフォーミュラEに専念か

Audi quattro (C)Audi Motorsport
今シーズン限りで現在参戦中のWEC(世界耐久選手権)からの撤退が明らかになったアウディ・チームだが、残念ながらかつて噂になったF1グランプリへの参戦はない模様だ。
これはアウディのルパート・スタッドラー/CEO(最高経営責任者)が示唆したもので、それによれば次の「目標」はFIA(国際自動車連盟)が進めるフォーミュラEになるようだ。

同氏は「いま自動車の世界的潮流は電気自動車にある。
市販車に向け他高度なテクノロジーを開発するためにも電気自動車によるレースはかつてなく重要なものになっている。
われわれはこれまでWECに充ててきたモータースポーツ部門の人員(約300人とされる)をフォーミュラEに向けることになるだろう。
彼らがこれまで残したWRC(世界ラリー選手権)やルマン24時間レースでの輝かしい戦績は永遠に讃えられることになる」と、胸を張った。

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ナスル(ザウバー)、母国のF・インディア入り報道もチーム否定

Robert Fearnley (C)Sahara Force India F1
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2015年から2シーズンに渡りザウバー・チームで戦ったフェリッペ・ナスル(24歳:ブラジル)について来季はフォース・インディア・チーム移籍が決まったのではないか、との報道が流れた。
これはナスルの母国ブラジルのテレビ『グローボ』が報じたものだが、しかしチーム側はこれを否定した。

同チームのロバート・ファーンリー副代表は、これについて次のように語っている。
「われわれは来季のドライバー決定について何も急いでない。
今は戦いに忙しいのだから、検討するのは11月になってからで十分だ。
誰が候補になっているかについても今はまだ言えないな」と、余裕の構え。

とはいえ残留確実とみられたニコ・ヒュルケンバーグの突然のルノー・チーム移籍もあり、同チームのドライバー・ラインナップ計画が狂ったのは間違いない。
逆にいまや多くのドライバーから注目を集めているのもまた事実だ。

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2016/10/26

トト・ウォルフ氏(メルセデスAMG)、「タイトル決定は最後」

Mercedes AMG Team (C)Mercedes Motorsports
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自チームのドライバー二人に絞られた2016年のドライバーズ・タイトルについて、メルセデス・モータースポーツの首脳陣はシーズン最後まで決定はもつれるとの見通しを持っているようだ。

これについてトト・ウォルフ氏は英『ロイター』に次のように語っている。
「ロズベルグもすっかり成長し、自信を深めて二人の力量は接近している。
だからタイトル決定はシーズンの最後までもつれるのではないか。
二人はフェアな戦いをしてくれると信じているが、心配なのはマシントラブルで結着がつくようなケースだよ」と、チーム首脳らしい懸念をみせた。

ただこれについてチャンピオンシップをリードするロズベルグは、「最後までもつれるようなことになったら経験あるハミルトンのほうが有利だとみんな思っているんだろう。
でもそうはならないよ。
なぜなら次のメキシコで決めてみせるから」と、豪語。
自身を鼓舞しているようだ。

ただ両者のポイント差は26あるのでメキシコGPでロズベルグが優勝した場合でもハミルトンがノーポイントでないとタイトルは決まらない。

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マレーシアGP、現行契約満了で撤退の噂も

2016 Scene (C)Mercedes Motorsports
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ご多分にもれず、観客の減少に見舞われているグランプリの一つマレーシアでは、現行の開催契約が満了する2018年を以ってF1グランプリ終了とする可能性があることがわかった。

これは同グランプリの主催者で開催地でもあるセパン・サーキットのラズラン・ラザリ/CEO(最高経営責任者)が語ったもの。

「年々マレーシアGPの観客数が減少しているのは事実だ。
今年、われわれは巨額を掛けてサーキットの改修を行ったんだがね。
スタンドは半分近くが空席だったよ。
いまやF1はエキサイティングなスポーツ・イベントではないと思っている。
残念ながら、2018年で最後にするというのは懸命な判断かも知れないね。
誰だって、勝つチームがわかってるようなスポーツなんて面白くないだろう」

ただ皮肉なことに今年のマレーシアGPで勝ったのはそのメルセデスAMGのマシンではなかった。

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2016/10/25

アロンソの「無罪放免」にウィリアムズ・チーム異論

Fernando Alonso (C)McLaren Group
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アメリカGPのレーススチュワード(競技委員)は、23日(日)行われた決勝レース中、前を行くフェリッペ・マッサ(ウィリアムズ)をオーバーテイクしようとして接触、共にコースを飛び出したマクラーレン・チームのフェルナンド・アロンソについて審議した結果、お咎めなしとした。

結果的にアロンソは5位でフィニッシュ、一方マッサのほうは接触したタイヤがパンクしてピットストップを余儀なくされている。
これについてウィリアムズ・チームのパット・シモンズ/チーフ・テクニカル・オフィサーが強く異論を唱えている。

「どう考えてもアロンソのオーバーテイクには無理があったろう。
彼はサインツ(トロ・ロッソ)とのバトルの際にも同じことをやっていたんだ。
これがレーシング・インシデント(出来事)というなら、どんな無理でも通ってしまう。
モーターレーシングの最高峰であるF1では、もっと真っ当なバトルが繰り広げられるべき」

非難されたアロンソはしかし、今季最高に並ぶ5位という果実を手にした。

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メルセデスのルイス・ハミルトン、2 ストップ戦略でアメリカグランプリを制し、チャンピオン争いは接戦に (ピレリ)

ルイス・ハミルトン (C)Pirelli Motorsport
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2016 アメリカグランプリ 決勝
・1 ストップから 3 ストップまで、多彩な戦略がオースティンで展開:
・スターティンググリッドに全 3 種類のスリックコンパウンドが登場
・各チーム、戦略が広範囲に渡る チーム内でも戦略を分けてライバルたちの動向に反応

2016 年 10 月 23 日、オースティン
メルセデスのルイス・ハミルトンが、予測通りの 2 ストップ戦略で優勝し、オースティンでのアメリカグランプリ 4
勝目を挙げました。極めて広範囲に渡る戦略が闘わされる中、トップ 10 内で 6 種類の戦略が展開され、スター
トからフィニッシュまで接戦が繰り広げられました。トップ 10 中の 4 名が 3 種類のスリックコンパウンドを使用し ましたが、ハミルトンはその中でもただ一人、ソフト – ソフト – ミディアムと繋ぐ戦略を採りました。

スターティンググリッドに全 3 種類のスリックコンパウンドが登場した中、トップ 10 グリッドではメルセデスの両ド ライバーとレッドブルのマックス・フェルスタッペンのみが、予選 Q2 で自己ベストを記録したソフトタイヤを装着 していました。ロズベルグは、上位勢では唯一人ミディアムタイヤで第 2 スティントを走行し、最終スティントでも ミディアムタイヤを使用しました。ハミルトンとロズベルグは、ともにバーチャルセーフティーカー導入中の残り 24 周時点で最終ピットストップを行いました。このバーチャルセーフティーカー導入で、彼らが最後までミディア ムで走行するという選択が確定的となりました。

大半のドライバーが 2 ストップ戦略を採る中、3 ストップ戦略を採っていたフェラーリのキミ・ライコネンはリタイ ヤに終わりました。チームメイトのベッテルも残り 3 周時点で 3 回目のピットストップを行いました。ザウバーの 両ドライバーとトロ・ロッソのダニール・クビアトは、1 ストップ戦略を採用しました。

土曜日の予選時同様、決勝も温暖なドライコンディションの下で行われました。スタート時の路面温度は 34℃ でした。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント: 「トップ 10 内で 6 種類の戦略が展開さ れたように、タイヤ戦略が重要となったレースでした。バーチャルセーフティーカーは、ダニエル・リカルドにとっ ては不運でしたが、数名のドライバーに最終ピットストップとトラックポジションゲインのアドバンテージを与えま した」

ピレリジャパン・プレスリリース

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ハミルトン(メルセデス)、「タイトルまだまだわからない」

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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アメリカGPではみごとなポールTOウィンを飾ってチャンピオンシップ・ポイント25を加えたものの、ライバルであるチームメイトのロズベルグ(メルセデス)が2位に入ったことによりポイント差は7縮まっただけとなった。

今季あと3戦、残りすべてを勝利したとしてもロズベルグが2位になると21点しか縮まらず現在のポイント差26は逆転できないことになる。
しかしこの状況についてもハミルトンは、「チャンピオンシップ争いでは何が起こるかわからない」と、逆転タイトル獲得への自信をみせた。

「諦めるなんてあり得ない。
知っているようにF1では大逆転が起こり得るということを歴史が証明しているからね。
今シーズンこれまで起きたことはもうしかたない。
それらはすべて受け入れた上で、残りの戦いに全力を尽くすつもり。
いいかい、最後の最後まで何が起きるかわからないんだからね」

タイトル争いで影響しそうなのが経験の差。
ロズベルグが初体験なのに対し、ハミルトンがすでに3回獲得しているのは強みだろう。

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マクラーレン・ホンダ、「力強いレースペースが戻って来た」

長谷川 祐介 (C)McLaren Group
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アメリカGP決勝レース、12番手(アロンソ)&19番手(バトン)という困難な位置からスタートしたマクラーレン・ホンダの2台は、スタートから順位を上げ、結局アロンソが5位、バトンが9位で完走、みごとW入賞をアメリカのファンの前で果たした。
これについてホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は、次のように語っている。

「今日、マクラーレン・ホンダの2台に再び力強いレースペースが戻って来た。
二人は終始高い戦闘力で走行、共に順位を上げてW入賞といういうれしい結果をチームにもたらせた。
マシンの安定したパフォーマンスはともかく、二人の最後まであきらめない強力なレーシング・スピリットに感謝したい」

またエリック・ブイユ/レーシング・ディレクターも、「F1のファンを増やすことが重要なこの国で、このように素晴らしいレースができたことは喜ばしい。
マクラーレン・ホンダの全員がそう思っているように、私も両ドライバーを誇りに思っている」と、二人の健闘を讃えた。

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2016/10/24

マグヌッセン(ルノー)、ペナルティで12位に降格

Kevin Magnussen (C)Renault Sport
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アメリカGPのレーススチュワード(競技委員)は23日(日)行われた決勝レース中、12コーナーでコース外を走行してクビアト(トロ・ロッソ)をオーバーテイク、利益を得たとしてルノー・チームのケビン・マグヌッセンに対しレース結果に5秒加算するタイムペナルティを科したことを明らかにした。
これにより11位でフィニッシュしたマグヌッセン(ルノー)は12位に降格することになった。

またこれとは別にペナルティ・ポイント2点も追加。
マグヌッセンはこれにより通算4点ということになった。
1年間に累積で12点に達すると当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため、次のレースに出場できないことになる。

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危険作業でフェラーリ・チームに罰金60万円

Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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アメリカGPのレーススチュワード(競技委員)は23日(日)行われた決勝レース中のピットストップの際、キミ・ライコネンのマシンの作業に不手際があり危険な状況を作り出したとしてフェラーリ・チームに5千ユーロ(約56万5千円)の罰金を科したことを明らかにした。

それによればライコネン(フェラーリ)のマシンは4輪の交換作業を行ったもののうち1輪が完全に取り付けされていないままだったため無線指示によりピットレーン出口にマシンを止めたというもの。
ライコネンはその間一時的にせよピットロードを逆走する形になっていた。

当時4位を走行中だったライコネンはこれによりここまで11戦連続入賞していたレースを失っている。

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接触事故でクビアト(トロ・ロッソ)にタイムペナルティ

Daniil Kvyat (C)Scuderia Toro Rosso
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アメリカGPのレーススチュワード(競技委員)は23日(日)行われた決勝レース中、11コーナーで起きたペレス(フォース・インディア)との接触事故について、その原因を作ったとしてトロ・ロッソのダニール・クビアトに対しレース結果に10秒加算するタイムペナルティを科したことを明らかにした。

またこれとは別にペナルティ・ポイント2点も追加。
クビアトはこれにより通算7点ということになった。
1年間に累積で12点に達すると当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため、次のレースに出場できないことになる。

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アメリカGPはハミルトン(メルセデス)がポールTOウィン

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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23日(日)14時(日本時間:28時)、テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズを舞台にF1第18戦アメリカGP(US-GP)の決勝レースが行われた。
決勝レース前の天候は晴れ、気温27度、路面温度33度、湿度45%で路面はドライコンディション、レース中に雨になる心配はないと報告されている。

なおQ3に進出した上位10台のうち、メルセデスAMGのハミルトン&ロズベルグ、そしてレッドブルのフェルスタッペンだけは持ちが良いとみられるソフトタイヤでのスタート。
タイヤがエラベネズエラ11番手以降はほぼ全車ソフトタイヤだが、ペレスだけがスーパーソフトを選択した。

オープニングラップでは各所で壮絶バトル。
ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)はボタス(ウィリアムズ)との接触によりマシンを損傷、早々にリタイヤ第1号となった。
14周目、アクシデントの原因を作ったとしてクビアト(トロ・ロッソ)に10秒のタイムペナルティ。
18周目にはホームグランプリであるハースF1のグティエレスがマシンに異常を訴えて戦線離脱。
途中、フェルスタッペン(レッドブル)が予定外のピットイン。
連絡に手違いがあった模様でクルーの準備ができておらず大幅なタイムロス、さらに復帰直後にエンジントラブルかスローダウンしたあとコースサイドにストップした。
39周目、最後のピットストップを終えたライコネン(フェラーリ)が作業ミスか出口でストップ。
52周目、7位のアロンソ(マクラーレン)が前を行くマッサ(ウィリアムズ)をオーバーテイクした際のポジション取りについてレース後の審議対象とされた。

結局レースはポールポジションからスタテートしたハミルトン(メルセデス)が危なげなく最後までコントロールしてポールTOウィン。
ここアメリカGPで3年連続となる5度目の優勝。
ドイツGP以来となる今季7勝目で自身通算50勝目となった。

2位にロズベルグ(メルセデス)、3位リカルド(レッドブル)、4位ベッテル(フェラーリ)、5位最終ラップに順位を上げたアロンソ(マクラーレン)、6位サインツ(トロ・ロッソ)、7位マッサ(ウィリアムズ)、8位ペレス(フォース・インディア)、9位バトン(マクラーレン)、そして10位がグロージャン(ハース)でここまでがポイント獲得。
ハースはホームグランプリでうれしい入賞を果たし面目を保った。

以下、11位マグヌッセン(ルノー)、12位クビアト(トロ・ロッソ)、13位パーマー(ルノー)、14位エリクソン(ザウバー)、15位ナスル(ザウバー)、16位ボタス(ウィリアムズ)、17位ウェーレイン(マノー)、18位オコン(マノー)までが完走。
リタイヤはライコネン(フェラーリ)、フェルスタッペン(レッドブル)、グティエレス(ハース)、そしてヒュルケンバーグ(フォース・インディア)の4台となった。

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2016/10/23

ルノー・チーム、来季構想からパーマーを排除

Jolyon Palmer (C)Renault F1 Team
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先に来シーズンに向け、ニコ・ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)獲得を明らかにしたルノー・チームだが、その一方で今季レースドライバーであるジョリオン・パーマー(25歳:イギリス)に対し、来季は契約しないことを通知していたことがわかった。

これはパーマー自身が母国イギリスのメディア『テレグラフ』紙に語ったもの。
それによれば来季の「戦力外通告」はパーマーだけでなく、今季チームメイトであるケビン・マグヌッセンに対しても同様だとのことだ。
同チームは今季開幕間際になって当時のロータス・チームから買収が行われて体制を変更したが、ドライバーについてはすでにロータスの段階で契約が結ばれていたとされる。

今季のパーマーはマレーシアGPで一度だけ入賞(10位)を果たしている。
なおルノー・チームのもう一人のドライバーについてはまだ明らかにされていない。

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ダニール・クビアト、来季もトロ・ロッソ残留が決定

Daniil Kvyat (C)Redbull Racing
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今シーズン、カレンダー半ばでレッドブル・レーシングから傘下のトロ・ロッソへの移籍が話題になったダニール・クビアト(22歳:ロシア)だが、トロ・ロッソは22日(土)来シーズンも同選手が残留することを正式発表した。
これによりトロ・ロッソは2017年シーズンも今季と同様、カルロス・サインツ(22歳:スペイン)とのコンビネーションになる。

シーズン半ばでの事実上「降格処分」に、一時はメンタル面でのダメージが危惧されたクビアトだったが、このところはすっかり持ち直したと評価されていたもの。

同チームを率いるフランツ・トスト代表は、「知っているように来季のF1は再び大きくレギュレーションが変更される。
そういう時期にドライバーまで変更するのは得策ではなく、われわれはドライバー・ラインナップの継続性を優先させた」と、説明。

とはいえ、レッドブル・グループの意向が大きく働く環境を考えると、今回の決定には同陣営でレーシング・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士の判断が強く働いたものと推察される。

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アメリカGPのPPはハミルトン(メルセデス)が獲得

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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22日(土)行われた公式予選の結果、2016年アメリカGPのポールポジションはメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンが獲得した。
ここサーキット・オブ・ジ・アメリカズでは初めてということになる。
ただ一人ベストタイムを1分34秒台に入れる1'34.999を記録してみせた。
ハミルトンのポールはマレーシアGP以来で今季9回目、自身通算58回目の快挙となった。

2番手は0.216秒届かなかった僚友ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)で、これで3戦連続のメルセデスAMG勢フロントロウ独占ということになった。
3-4番手にリカルド&フェルスタッペンのレッドブル勢、5-6番手ライコネン&ベッテルのフェラーリ勢、7番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、8-9番手ボタス&マッサのウィリアムズ勢、そして10番手がトロ・ロッソのサインツとなった。
なお別掲のようにメルセデスAMGの2台とフェルスタッペン(レッドブル)はソフトタイヤでのスタートになる。

注目の決勝レースは23日の14時(日本時間:28時)にスタート予定、いまのところ天候に不安はないようだ。

アメリカGP公式予選の結果はこちら
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予選Q2、リカルド最速、アロンソ(マクラーレン)脱落

引き続き予選Q2が15分間で行われた。
ここでもQ1と同じく6台が脱落となり、最終Q3に進出する10台まで絞られる。

トップは1'36.255のリカルド(レッドブル)、これに0.096秒差でロズベルグ(メルセデス)、さらに0.195秒差でハミルトン(メルセデス)、4-5番手にフェラーリのベッテル&ライコネン、6番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、7番手フェルスタッペン(レッドブル)、8番手サインツ(トロ・ロッソ)、9-10番手ウィリアムズのボタス&マッサまでがQ3進出。

なおQ2でベストタイムを出したタイヤが決勝レースのスタートタイヤになるため、メルセデスAMGの2台とフェルスタッペン(レッドブル)の3車は他車がスーパーソフトのところソフトタイヤでのアタックとなっている。

ここで脱落となったのはペレス(フォース・インディア)、アロンソ(マクラーレン)、クビアト(トロ・ロッソ)、グティエレス(ハース)、パーマー(ルノー)、そしてエリクソン(ザウバー)の6台となった。
このあとQ3でグリッドの上位10位が決定される。

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予選Q1、アロンソ13番手、バトンは脱落

22日(土)、アメリカGPの公式予選が行われた。
まず最初のQ1は18分間で戦われ、全22台からベストタイムの遅い6台が脱落となる。
セッション開始時の天候は晴れで気温23度、路面温度33度、湿度34%のドライコンディションで雨の心配はないと報告されている。

ここではメルセデスAMG勢が1-2。
トップはハミルトンで1'36.296、これに0.101秒差でロズベルグ。
3-4番手にレッドブルのフェルスタッペン&リカルド、5番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、6-7番手フェラーリのライコネン&ベッテル、8番手ペレス(フォース・インディア)、9-10番手にウィリアムズのマッサ&ボタスの順。
アロンソ(マクラーレン)は13番手。

ここで脱落となったのはここがホームグランプリ・ハースF1のグロージャン、マグヌッセン(ルノー)、バトン(マクラーレン)、ウェーレイン(マノー)、ナスル(ザウバー)、そしてオコン(マノー)の6台。

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アメリカGPフリー3回目はレッドブル勢が1-2タイム

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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22日(土)10時(日本時間:24時)からアメリカGPフリー走行3回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は晴れ、気温18度、路面温度21度、湿度52%のドライコンディションと報告されている。

トロ・ロッソのサインツは2度もタイヤのパンクに見舞われたが、いずれもリヤタイヤだったこともあり、チームは調査に入った。
またマノー・レーシングのウェーレインがコースアウトしてグラベルベッドにはまって立ち往生。
セッションは赤旗中断となったがコクピットのウェーレインは離脱に未練を残した表情。

このセッションでトップとなったのはレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンで1'36.766のベストタイム。
2番手もチームメイトのダニエル・リカルドで、レッドブル勢が1-2。
3番手ライコネン(フェラーリ)、4-5番手にハミルトン&ロズベルグのメルセデスAMG勢、6番手ベッテル(フェラーリ)、7番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、8番手ボタス(ウィリアムズ)、そして9-10番手にマクラーレンのバトン&アロンソがつけた。

アメリカGPフリー走行3回目の結果はこちら
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2016/10/22

長谷川祐介氏(ホンダ)、「予定通りプログラム消化」

長谷川 祐介 (C)McLaren Group
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アメリカGPフリー走行初日に臨んだマクラーレン・ホンダ・チームは、午前のセッションでバトンのマシンが小さなセンサートラブルに見舞われたものの、午後のセッションでは共にトップ10以内のタイムを記録するなど順調な滑り出しをみせた。

これについて長谷川祐介/F1プロジェクト総責任者は、「午前のセッションでは、両ドライバーともサーキットの急勾配や上昇し続ける路面温度に合わせて、MP4-31のセットアップを調整することに大半の時間を費やした。
バトンのマシンにはパワーユニットの異常が検知され、予備的なチェックが必要となったため、予定よりも数周早くセッションを終了した。
問題はセンサーを交換することですぐに解決し、それ以降の走行への影響はなかった。

午後のセッション後半には、マシンのバランスが改善したとの報告が両ドライバーからあり、日曜日のレースに向けた準備として、燃料を多く搭載した状態での走行を開始することができた。
赤旗中断の後も二人ともそれぞれ予定したプログラムを何の問題もなく無事終了することができた」と、説明した。

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ハミルトン(メルセデス)、足の怪我は「問題なし」

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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先週メルセデスAMGチームとピレリタイヤにより行われたバルセロナ・サーキットでのタイヤテストを、足に怪我を負ったとして直前に回避したルイス・ハミルトン(31歳:イギリス)だが、その後初のF1ドライブとなったアメリカGPのフリー走行ではいきなりトップタイムをマークしてみせた。

ハミルトンは『もう怪我は完治していて問題ない』としているが、怪我の詳細については依然として明らかにしていない。

タイヤテストは僚友ロズベルグが急きょ代役として参加しプログラムは予定通り行われたとされるが、最近のハミルトンの「行状」から欠場はサボタージュだったのではないか、との声が聞かれるのも事実だ。

2016年シーズンも残り4戦。
ロズベルグ&ハミルトンのポイント差はいま33点と鎬を削っている。

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ベッテル(フェラーリ)に戒告ペナルティ

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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アメリカGPのレーススチュワード(競技委員)は、21日(金)行われたアメリカGPフリー走行2回目セッション終了後、フェラーリ・チームのセバスチャン・ベッテルに対し戒告のペナルティを通知したことを明らかにした。

それによればベッテルは、セッション終了後の午後3時32分、ピットインする際に規定されたボラードの左側を通らなかったというもの。
今回の処分は戒告のみに留められた。

ベッテルが戒告を受けるのはこれが初になるが、戒告ペナルティは累計3回に達するとペナルティ・ポイントに加算されることになっている。

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アメリカGPフリー2回目はロズベルグ(メルセデス)が逆転

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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21日(金)、14時(日本時間:28時)から行われたアメリカGPフリー走行2回目セッションは、気温21度、路面温度39度と上昇、湿度39%のドライコンディションでのスタートとなった。

セッション終盤までは各チームともロングランによるレース・ディスタンス・シミュレーションの確認がメイン。
そんな中、最近目立つデブリ(パーツ破片)除去のため、いったん赤旗が提示されて路面の清掃が行われた。
その後は各車タイムアタックやロングランペースが入り乱れて進行。
大きな順位変更はないまま今度はメルセデスAMGチームのニコ・ロズベルグがトップタイムのまま終了した。

ロズベルグのベストタイムは1'37.358で、これは午前にハミルトンが記録した1'37.428をわずかながら凌駕した。
以下、0.194秒という僅差の2番手でリカルド(レッドブル)、0.291秒差で僚友ハミルトン、4番手ベッテル(フェラーリ)、5番手フェルスタッペン(レッドブル)、6-7番手にフォース・インディアのヒュルケンバーグ&ペレス、8-9番手マクラーレン・ホンダのアロンソ&バトン、10番手がライコネン(フェラーリ)というトップ10になった。

アメリカGPフリー走行3回目は22日(土)の10時(日本時間:24時)から行われる。

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アメリカGPフリー1回目はハミルトン(メルセデス)最速

USA-GP (C)Mercedes Motorsports
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21日(金)、北米大陸にその舞台を移したF1はアメリカGP(US-GP)初日を迎えた。
10時(日本時間:24時)から行われたフリー走行1回目は、気温18度、路面温度23度、湿度51%のドライコンディションでスタートした。

セッション開始時には、クビアト(トロ・ロッソ)、ボタス(ウィリアムズ)、ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、オコン(マノー)らがハロー(頭部保護装置)を装着したマシンでテスト走行を行った。

大きなアクシデント等もなくセッションは終了、ここでトップタイムを記録したのはメルセデスAMGチームのハミルトンでベストタイム1'37.428を記録。
0.315秒差の2番手にもチームメイトのロズベルグ。
2秒近くの大差がついた3番手には前戦2位で意気上がるフェルスタッペン(レッドブル)、4番手ライコネン(フェラーリ)、5番手ヒュルケンバーグ、6番手ボタス、7番手リカルド(レッドブル)、8番手ベッテル(フェラーリ)、9番手クビアト、そして10番手サインツ(トロ・ロッソ)というトップ10になった。
マクラーレンのアロンソは13番手、バトンのほうは18番手に留まった。

アメリカGPフリー走行2回目はこのあと14時(日本時間:28時)から行われる。

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2016/10/21

アメリカGPの週末、いずれも雨の心配はなし

USA-GP (C)Mercedes Motorsports
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今週末アメリカGPが行われるテキサス州オースティンの天気について、地元気象台は週末の3日間いずも雨の心配はないとしている。

期 日 種 目 気 候 気 温
10月21日(金) フリー走行 晴れ 14- 26度 41%
10月22日(土) 公式予選 晴れ 12- 27度 37%
10月23日(日) 決勝レース 曇り 18- 29度 53%

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エリック・ブイユ氏にフェラーリ移籍の噂

E.Boullier & K.Raikkonen (C)Lotus F1 Team
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マクラーレン・チームで現在レーシング・ディレクターを務めるエリック・ブイユ氏に、フェラーリ移籍の噂が持ち上がって注目されている。

スペインの『マルカ』紙によれば、王者メルセデスAMGチームに対抗する急先鋒と目されながらいまやレッドブル・レーシングに先を越されているフェラーリ・チームでは、お決まりのお家騒動が勃発。
中でもF1経験のないチーム代表、マウリツィオ・アリバベーネ氏の立場が危うくなっているとされる。
そこでその後任としてロータスやマクラーレンで豊富な経験を持つエリック・ブイユ氏に白羽の矢が当たったというもの。

折りしもそのマクラーレン・チームでは前フォルクスワーゲン・モータースポーツの責任者であるヨースト・カピート氏が加入していて、ブイユ氏の立場が危うくなっているとの観測もある。
ちなみに同氏とキミ・ライコネンとはロータス時代のコンビでもある。

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アメリカGPのスチュワードにマーク・ブランデル氏

Mark Blundell (C)McLaren Group
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FIA(国際自動車連盟)は今週行われるアメリカGP(US-GP)のドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)にベテランのマーク・ブランデル氏(50歳:イギリス)を指名したことを明らかにした。
同氏のレーススチュワード就任は2011年のスペインGPを皮切りに、今年のシンガポールGP以来で自身通算6回目ということになる。

1991年、当時のブラバム・ヤマハでF1デビューを果たしたブランデル氏は、その後リジェ、ティレル、最後はマクラーレンに在籍、表彰台に3度上がるなど活躍してF1キャリアを終え、その後は米CARTを経てスポーツカーレースに転進、プジョーで参戦したルマン24時間レースでは1992年にみごと総合優勝を果たした。

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2016/10/20

まだ契約1年残ってた(?)、ヒュルケンバーグ

Robert Fernley C)Sahara Force India F1
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ほぼフォース・インディア・チーム残留と見込まれていたニコ・ヒュルケンバーグ(29歳:ドイツ)の来季ルノー・チーム移籍発表は、チーム関係者をも驚かせたようだ。
これについて同チームのボブ・ファーンリー/副代表は次のようにその背景を語っている。

「私は発表があるまでまったく知らなかったよ。
彼はなにしろもう4年もウチで走っていたんだ。
彼がウチのコクピットにいるのはもう当たり前のこと。
だから必ずや来年もわれわれのところで走るものだとばかり思っていたからね。
おそらく交渉はヴィジャイ・マルヤ(チーム・オーナー)が一人でやっていたんだろう」といささか距離を置く、イギリス人。

新たに明らかになったのは、ヒュルケンバーグのフォース・インディアとの2017年契約は、オブションではなく本来の有効なものであったようだ。
その場合、当然ルノーからの移籍金が発生したとみられる。

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ジョーダン・キング、来季マノーのシート獲得に意欲

Jordan King (C)Manor Racing
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マノー・レーシングのテスト&リザーブドライバーであるジョーダン・キング(22歳:イギリス)は、今週行われるアメリカGP(US-GP)でのフリー走行セッション出走の権利を得たが、本人はさらに来季のレースシート獲得に意欲をみせているようだ。

「今回の起用は僕のモーターレーシング人生においてとても重要なものになると思っている。
この世界での僕の最終目標はもちろんF1ドライバーになってチャンピオンを獲得すること。
そのためにはこの機会を活かさない手はないということ。
存在感を示して、将来への手掛かりにしたい。
来季はもちろんこのチームでレースを戦うことだよ」

今季同チームのレースドライバーであるウェーレイン&オコン、いずれにも移籍の噂があることから実現の可能性は決して低いものではないようだ。

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2016/10/19

ハミルトン(メルセデス)に異例の連続木曜会見指名

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
目下チームメイトと今季のタイトル争いを繰り広げるメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンについて、FIA(国際自動車連盟)が今週のアメリカGPでも木曜日の公式記者会見の出席者に指名したことがわかった。

前戦の日本GPの際、やはり木曜会見に出席したハミルトンはしかし自身のエンジンブローについて話題が及んでも自分のスマートフォンをいじるばかりで視線を上げることはなく、その態度に批判が集まっていたもの。
普通、連続して会見に指名されることはないことから、これはFIAがハミルトンに対し行った一種のペナルティなのではないか、ともみられている。

アメリカGPの木曜会見は現地時間19日(木)の11時(日本時間:同日深夜25時)から行われる。
なお記者会見への出席についてはレギュレーションで応じることが義務づけられており、従わなかった場合はペナルティを受ける可能性がある。

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フェリッペ・ナスル、ザウバー残留に前向き

Felipe Nasr (C)Sauber Motorsport
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チームメイトであるマーカス・エリクソンと共に今年ここまでノーポイントという苦しい戦いを続けているザウバー・チームのフェリッペ・ナスル(24歳:ブラジル)だが、どうやら来季も同チームに残留することになりそうだ。

ザウバー・チームは今季半ばまで、チーム存続の危機とも言える財政難に陥っていたが、『ロングボウ・ファイナンス』の出資によりとりあえずは参戦継続が決まっている。
しかし戦闘力不足は否めず、今季はチーム設立以来ともいえるノーポイント状態が続いているもの。

スポンサーである『ブラジル銀行』の意向もあってかこの状況にナスルは移籍の可能性も示唆、一時ウィリアムズやルノーらの名前も挙げられていたが、ブラジルの『グローボ・ニュース』によれば結局残留の方針を決めたとみられる。

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2016/10/18

マノー、アメリカGPフリーにジョーダン・キング起用

Jordan King (C)GP2 Media
マノー・レーシングは、今週行われるアメリカGP(US-GP)のフリー走行1回目セッションに、同チームのテスト&リザーブドライバーであるジョーダン・キング(22歳:イギリス)を起用する方針を明らかにした。

キングが『MRT05』をドライブするのは今年7月に行われたシルバーストーン合同テスト以来ということになる。
なおマシンがウェーレイン、オコンいずれのものになるかは未定。

これについてキングは、「こうしたチャンスを与えてくれたチームに感謝したい。
これまでシミュレーターでの開発を繰り返してきたので、実車との整合性を証明してチームの作業に貢献したい」と、晴れの場のデビューに意欲をみせた。

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ハースF1、入賞目前11位が7回にもめげず

Haas F1 (C)Haas F1 Team
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念願のF1新規参戦を果たした今シーズン、序盤こそ立て続けに入賞を果たすなどその存在感を示したハースF1チームだったが、その後はスピードこそみせるものの、いまいち入賞に届かず、実にポイント獲得寸前の11位フィニッシュが7回という不本意な成績に終わっている。

これについて同チームのギュンター・シュタイナー代表は次のようにその背景を説明した。

「もちろんあと一つで入賞なんていうレースが7回もあるなんて納得できるものではない。
しかしこれは間違いなくわれわれのマシンが進化していて、そして全員がこれを理解しつつあるということの表れなんだ。
結果として入賞できたかどうかは、自分たちより前のクルマが脱落したかどうかということでもあって、われわれの力が及ばない面もあるからね。
その証拠に日本GPでわれわれは初めて2台共にQ3進出を果たしてみせた。
今季残りはもう数戦だが、必ずや存在感を示してみせるよ」と、19656年生まれのドイツ人。

それでも全11チーム中、堂々ランキング8位につけているハースF1、今週はホームグランプリともいえるアメリカGP(US-GP)だ。

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2016/10/17

メルセデスAMGチーム、『W戴冠』でも大赤字

Mercedes 2016 Title (C)Mercedes Motorsport
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メルセデスAMGチームが、2015年シーズンの決算内容を明らかにした。
それによれば、この年「コンストラクターズ・チャンピオン」と「ドライバーズ・チャンピオン」(ハミルトン)の両タイトルを獲得したにもかかわらず、最終的に2,230万ポンド(約28億円)の赤字を計上したということだ。

同モータースポーツのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターによれば、それでも前年(2014年)に比べれば赤字は三分の一まで減少したということでその改善内容に自信をみせた。

なおF1活動の見返りである賞金分配金について同チームは両タイトル獲得分を含めて1億7,100万ドル(約178億円)とされているが、実はこれが無冠であるフェラーリの1億9,000万ドル(約198億円)に及んでいないことが伝えられている。

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パディ・ロウ氏、ロズベルグの成長を評価

Paddy Lowe (C)Mercedes Motorsports
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目下2016年シーズンのチャンピオンシップ争いをリードするニコ・ロズベルグ(31歳:ドイツ)について、メルセデスAMGチームの首脳がその成長ぶりを評価している。
これは同チームでテクニカル・エグゼクティブディレクターを務めるパディ・ロウ氏が語ったもの。

「この3年間、私はロズベルグの戦いぶりを見てきたが、今年の彼は間違いなく成長したところをみせている。
彼は強気なドライビング・スタイルが特徴で、とりわけ強い相手と戦うときにその特色をみせる。
ただスチュワードの評価は厳しいもので、しばしばペナルティを取られるケースも多かっ。
しかし最近はそうした時のポジション争いにも長けてきて、無用な接触とかはなくなってきている。
それが着実なポイント獲得に繋がっているわけで、これを続ければ初の戴冠も決して夢ではないだろうね」

今季のタイトル争いはすでにロズベルグ&ハミルトンの二人に絞られているが、現在の両者のポイント差33は決して大きいものとはいえず、まだまだ予断を許さない状況だ。

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2016/10/16

ストロールのウィリアムズ入りは誕生日待ち?

Williams Martini Racing (C)Williams F1
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マレーシアGP(10月2日)の週にも正式発表かと目されてきたランス・ストロール(17歳:カナダ)のウィリアムズ・チーム入りだが、その後ここまでチームは沈黙を守ったままだ。
これについて、実はストロールの誕生日待ちではないか、との見方が浮上している。

というのも同チームのタイトル・スポンサーである『マルティーニ』はイタリアの大手アルコール・ブランド。
ところがストロールの出身地であるカナダ・ケベック州もチームの本拠であるイギリスのいずれも飲酒は満18歳からとなっている。
まだ17歳の若者の起用を明らかにするのは適切でなく、このためストロールが18歳になる10月29日以降に正式発表されるのではないかというものだ。

その後最初のグランプリは11月6日のメキシコGPということから、この週に発表が行われるかも知れない。

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ニキ・ラウダ氏、メルセデスと契約更新交渉開始

Niki Lauda (C)Mercedes Motorsport
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メルセデス・モータースポーツのニキ・ラウダ/CEO(非常勤会長)が、2017年末に満了する自身の契約について、2018年以降分の交渉に入ることを明らかにした。
元3回のF1チャンピオンでもあるラウダ氏跳ね馬チーム、これについて次のように地元オーストリアの『エステルライヒ』紙に語っている。

「2018年から何年の契約になるかはまだわからない。
しかしF1に不可欠な現行のコンコルド協定が2020年に満了することを考慮すれば、少なくともそれには合わせるというのが理に適ったことだろう」と、前向き。

なお同じくメルセデス・モータースポーツの株主でもあるトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターも同時期に契約更改を迎えることになっていてこちらにも注目が集まる。

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2016/10/15

フジテレビ、2017年もF1全戦生中継

 Fuji TV

フジテレビは、2017年シーズンについてもF1全戦を生中継することを発表した。
放映は今年と同様、CS放送で『フジテレビNEXT ライブ・プレミアム』で全セッションが放映されることになる。

【以下、リリースより】

株式会社フジテレビジョンは、2017年シーズンの「F1グランプリ」(FIAフォーミュラワン世界選手権/FIA FORMULA ONE WORLD CHAMPIONSHIP?)の放送権を獲得した。
CS放送「フジテレビNEXT ライブ・プレミアム」で、3月から11月までの全21戦(2016年9月28日現在)、金曜フリー走行から日曜の決勝まで全セッションを完全生中継する。

注目の2017年シーズンは、2016年シーズンと同じくF1史上最多となる全21戦(2016年9月28日/世界モータースポーツ評議会プレスリリースによる)が開催される。

2017年シーズンも、モータースポーツの最高峰であるF1グランプリを、臨場感あふれる高画質・高音質で是非お楽しみいただきたい。

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ルノー・チーム、N.ヒュルケンバーグ加入を正式発表

Nico Hulkenberg (C)Renault Sport F1
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14日(金)、ルノー・チームはすでに伝えられた通り2017年シーズンに向けて現フォース・インディア・チームのニコ・ヒュルケンバーグ(29歳:ドイツ)の加入を正式発表した。
契約は複数年とだけ示されている。

これについてヒュルケンバーグは次のように語っている。
「2017年に『ルノー・スポール・F1チーム』に加入することが決まり、とても喜んでいる。
これまでもルノーはF1で素晴らしい業績を残していて、その一員として加わることにとても興奮している。
これから数年は挑戦者としてチームと共に全力を傾注したい』と、意欲をみせた。

なおチームメイトについてはまだ未定だが、現マノー・レーシングのエステバン・オコン(19歳:フランス)が有力候補とみられているようだ。

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ピレリ、天候不順のヨーロッパ・テストに懸念示す

メルセデスAMGチームの手により、スペインGPの開催地バルセロナ・サーキットを舞台に2017年仕様タイヤのテストを行ったピレリタイヤだが、ロズベルグが担当した初日、またウェーレインに代わった2日目のいずれもウェットコンディションに見舞われた。

これを受けピレリ・モータースポーツのポール・ヘンベリー/ディレクターは、こうしたヨーロッパでのテストについて次のように懸念を示している。

「シーズン前テストでわれわれが心配しているのもこうしたヨーロッパの天候にある。
雨に見舞われることが多いし、開幕前の時期では気温が低すぎる。
これでは十分な安全性も図れないし、開発も進まない。
そのためにもわれわれはバーレーン等の温暖な中東地域でのテストをお願いしている」

なお次のテストは10月14-16日、レッドブル・レーシングの手によりアブダビGPの開催地ヤス・マリーナ・サーキットで行われる予定。

2017 F1 Tyre Test (C)Pirelli Motorsport

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2016/10/14

ヒュルケンバーグ、来季ルノー移籍で合意の報

Nico Hulkenberg (C)Sahara Force India F1
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かねて噂になっていたニコ・ヒュルケンバーグ(29歳:ドイツ)のルノー・チーム移籍話だが、イギリスの専門誌『オートスポーツ』は両者が合意に達したと報じた。
それによれば契約は2018年末までの2年間で、プラス1年間のオブションを含むとのこと。

ただ2017年について逆にオブション権を持つとされるフォース・インディア・チームはまだ正式見解を明らかにしていないが、同チームのボブ・ファーンリー/副代表はすでに本人の意向を尊重する旨を明らかにしている。

2010年、22歳の時にウィリアムズ・チームからF1デビューを果たしたヒュルケンバーグは1年間ザウバーの時期があったものの、フォース・インディアで今年4年目のシーズンを送っている。

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マーク・ウェバー、今シーズン末での現役引退表明

Mark Webber (C)Redbull Racing
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元レッドブル・レーシング等のF1ドライバーで、F1では通算9勝を記録したベテランのマーク・ウェバー(40歳:オーストラリア)が、今季限りで現役からの引退を表明することを明らかにした。
今シーズンはポルシェ・チームからWEC(世界耐久選手権)に参戦するウェバーにとって、これにより11月19日(日)に行われる最終戦の「バーレーン6時間レース」が現役最後のレースということになる。

これについてウェバーは、「ずっとフォーミュラ・カーでレースをやっていたので、そこからスポーツカーで、しかも耐久イベントでもあるWECに転向するというのは自分にとってまったく新しい挑戦だった。
こうした緊張から去るのは淋しい気持ちもするが、でも高いレベルのまま競技人生を終えるのは素晴らしいことだ。
残されたわずかな時間を大いに楽しみたい」と、悔いないところを語った。

25歳のとき当時のミナルディ・チームからF1デビューを果たしたウェバーは、F1では優勝9回の他、ポールポジション13回、ファステストラップ19回という歴史に残る数字を記録している。

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ハミルトン(メルセデス)、タイヤテストを回避・拒否?

Mercedes AMG Team (C)Mercedes Motorsports
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今週2日間に渡ったピレリ2017年仕様タイヤの単独テストを、メルセデスAMGチームはニコ・ロズベルグとテストドライバーであるパスカル・ウェーレイン(現マノー)の手により行った。
しかし本来これに参加予定だったルイス・ハミルトンが、足の怪我を理由に欠場していたことがわかった。

同チームのスポークスマンによれば、ハミルトンは日本GP後に行われたチームの祝勝会に参加した際にも少し足を引きずっていたということだが。特に深刻なものではなく次戦アメリカGP(US-GP)への参戦にも支障はないとのこと。
ただこのところハミルトンとチームとの関係が緊張度を増しているため、そこに何らかの「意思」があるのでは、と穿った見方をする関係者がいない訳ではないようだ。

なお2日間のテストはそれぞれロズベルグとテストドライバーであるパスカル・ウェーレインの手により行われた。

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最年少フェルスタッペン、「チャンピオン相手、上等」

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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日本GP決勝レース終盤に行われたハミルトン(メルセデス)とフェルスタッペン(レッドブル)の壮絶バトルは世界中の観客を魅了。
メルセデスAMGチームが「進路妨害をした」として、一時はFIA(国際自動車連盟)に正式抗議を提出したほどだった。

先に行われたハンガリーGPでは、やはり元チャンピオンであるフェラーリのライコネンに対しても壮絶なバトルを演じたまだ19歳のこの若者は、「相手がチャンピオンだとしても僕には関係ない。
コースに出ればみんな対等のF1ドライバーなんだからね」と、一向に臆するところがない。

さらに同選手を早期に抜擢したレーシング・アドバイザーのヘルムート・マルコ博士も、「ハミルトンというチャンピオンを相手に争っていたとき、フェルスタッペンのタイヤはすでに5周も余計に走ったものだったんだ。
それを考えれば彼のポテンシャルはまさに群を抜いたものじゃないか」と、「自讃」している。

日本GPを終えてポイントはすでに165、これはベッテル(フェラーリ)と並ぶものだ。

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2016/10/13

ロズベルグ(メルセデス)、2017年仕様タイヤをテスト

10月12-13(日)の2日間、メルセデスAMGチームがピレリの2017年仕様タイヤのテストを行っている。
ドライバーはニコ・ロズベルグ、場所はスペインGPの開催地でもあるバルセロナ・サーキットが舞台だ。

今回のタイヤサイズはフロントが305/670-13、リヤが405/670-13となっている。
生憎低い気温とウェット気味のコンディションに見舞われたが、2017年のタイヤはこれまでのものよりもワイド化されていて、その迫力は十分なものとなっている。

なお次のテストは10月14-16日、レッドブル・レーシングの手によりアブダビGPの開催地ヤス・マリーナ・サーキットで行われる予定。

2017 F1 Tyre (C)Pirelli Motorsport

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メルセデス、イギリスのファクトリーで祝勝会

Mercedes 2016 Title (C)Mercedes Motorsport
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先の日本GPで通算4回目(エンジン別では5回目)となるコンストラクターズ・タイトルを確定させたメルセデスAMGチームが、イギリスのブラックリーにある本拠地ファクトリーで祝勝会を開いた。
日本GPは前戦マレーシアGPとの連続開催だったため、どのスタッフもファクトリーに戻るのは2週間ぶり。

主要スタッフがメルセデスのシンボルであるスリー・ポインテッド・スターを中心に記念撮影を終えると、今度は残されたドライバーズ・チャンピオンシップに向けてさらなる戦闘を誓った。

そのドライバーズ・タイトルでは同チームのニコ・ロズベルグ(30歳:ドイツ)が目下313ポイントと、チームメイトで最大のライバルであるルイス・ハミルトン(31歳:イギリス)に33ポイントの差を付けて首位に立っている。
ロズベルグなら初、ハミルトンなら4回目の戴冠ということになる。

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ジェームズ・アリソン氏、ルノー復帰話が難航か

James Allison (C)Ferrari S.p.A
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今年7月、2014年から在籍したフェラーリ・チームからの離脱を発表した前テクニカル・ディレクターのジェームス・アリソン氏だが、その後移籍先として挙げられていたルノー・チーム復帰の計画が難航しているようだ。

今年妻のレベッカさんを病気で亡くしたアリソン氏は子どもとの時間を大切にしたいと考えているとみられ、それもあってイタリアを本拠のフェラーリから離脱したとされている。
その点、ルノー・チームは一応エンストン(イギリス)を本拠にするとはいえチーム自体はフランスに母体がある。
こうしたこともここに来て支障になっているのではないかと推察されている。

いずれにせよこれだけの大物。
その行き場所に周囲の関心は高い。

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バーレーン、シーズン中テストの代替案浮上

Tyre Work (C)Redbull Racing
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恒例のシーズン前テストは、コスト増の懸念から2017年もスペイン国内だけに留められたが、暖かい中東でのテストを希望するピレリタイヤはなおもその方針を捨てていないようだ。

中東遠征反対の急先鋒であるレッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、「たった数日のテストのためバーレーンまで行くにはコストが掛かりすぎる。
メルセデスやフェラーリのように潤沢な資金があるチームなら別だがね」と、突き放す。
これにはウィリアムズやザウバーらのプライベートチームも同調している。

そこでピレリは、シーズン前テストとは別に、第3戦として行われるバーレーンGPの直後に居残ってテストする機会を設けようというもの。
こうした前例はこれまでもあり、実現の可能性はあるようだ。

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2016/10/12

F・インディア首脳、「ヒュルケンバーグ離脱もやむなし」

Nico Hulkenberg (C)Sahara Force India F1
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ここに来て急浮上しているニコ・ヒュルケンバーグ(29歳:ドイツ)のルノー・チーム移籍話について、フォース・インディア・チームのロバート・ファーンリー副代表は、報道が事実であれば、われわれは本人の意向を尊重したい」と、これを認める意向を示しているという。
その背景にはヒュルケンバーグを引き留めるだけの資金をチームが手当てできていないのでは、とみられているようだ。

当初ヒュルケンバーグは来季もフォース・インディア残留が確実とみられていたが、ドイツ・メディアらがルノー・チーム移籍の可能性を報じていたもの。
実現すれば契約は3年以上という長期のものになるといわれている。

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フェラーリ勢、アメリカGPで挑戦的なタイヤ選択

USA-GP (C)Mercedes Motorsports
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路面が良く、最もハードな側のタイヤだった鈴鹿から、次戦のアメリカGP(US-GP)はよりソフトな「ミディアム」、「ソフト」、そして「スーパーソフト」の3種類がピレリ・モータースポーツから用意された。

その中で、メルセデスAMGの二人(ハミルトン&ロズベルグ)やレッドブル・レーシング(リカルド&フェルスタッペン)らがいずれもスーパーソフトタイヤを6セットの選択に抑えているのに対し、フェラーリの二人(ベッテル&ライコネン)はミディアムタイヤを1セットずつと極端に減らし、逆にスーパーソフトタイヤを全チームでも最大の7セットという意欲的な選択をしていることがわかった。

なおレッドブルとフェラーリがそれぞれのチームメイトでいずれも同じタイヤ選択なのに比べ、メルセデスAMGはハミルトンとロズベルグとでミディム&ソフトの数を違えていて、来週末二人で異なる戦略を採る可能性を示した。

アメリカGPは来週末(10月23日)に決勝レースが行われる。

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サインツ(トロ・ロッソ)、レッドブルが手放さず

Carlos Sainz Jr. (C)Redbull Racing
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一時ルノー・チームの来季レースドライバーの有力候補として名前が挙げられていたカルロス・サインツ・ジュニア(22歳:スペイン)だが、結局断念に追い込まれたとみられるのは現契約を有するレッドブル・グループ側の事情であったようだ。

それによればレッドブル首脳(レーシング・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士か)はサインツとの契約についてオブション権を行使、2017年も傘下に留めることを決めたというもの。

サインツ本人はワークス体制となって将来的に大幅な戦力アップが見込めるルノー・チームへの移籍に高い関心を持っていたと伝えられている。
現状でサインツが直ちに本家レッドブル・レーシングのレースドライバーにステップアップを果たすのは難しい様相だ。

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2016/10/11

ベッテル(フェラーリ)、首脳陣との間にすきま風

Maurizio Arrivabene (C)Ferrari S.p.A
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2015年のフェラーリ加入以来、20回もの表彰台を獲得してきたセバスチャン・ベッテル(29歳:ドイツ)だが、最後の優勝は昨年のシンガポールGPのことで、以来1年以上勝利の美酒から遠ざかっている。
これまでは不動のエースと讃えられてきたが、このところは予選でもしばしばライコネンに先行を許していることが気掛かりだ。

そんな中、またぞろ浮上してきたのが首脳陣との不仲説。
跳ね馬チームのお家芸とはいえ、決してチームに良い影響を与えないこの騒動はチームの雰囲気を再び損なうことだろう。

同チームのマウリツィオ・アリバベーネ代表はこれについて、「ベッテルとは2017年末まで契約もあり、何の問題もない。
彼も我々も目標とするところは一つで、チーム全員がそれに向かって努力を続けている。
コースの性格や時の戦略で多少波があったとしても、そんなことは問題ではない」と、英スポーツ・チャンネル『スカイスポーツ』に明言した。

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C.ホーナー代表(レッドブル)、「タイトル争いまだ互角」

Singapore Scene (C)Redbull Racing
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日本GPの結果、33ポイントもの差が付いたF1ドライバーズ・チャンピオンシップだが、そのメルセデスAMGチームを追撃するレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、「タイトル争いはまだ互角」との見方を示した。

「これで33ポイントもの差が付いたと言うけれど、今シーズンまだ残り4戦。
一人が優勝して一人がノーポイントなら一気に25ポイントも変化が出るのだから、チャンピオンシップ争いはまだまだわからないよ。
この二人の実力は拮抗していて、ちょっとしたマシントラブルやレースの綾で一気に流れは変わってしまうだろう。
F1でわれわれはこれまでそんなシーンを嫌というほど見てきたではないか。
今の時点でハミルトン・タイトル獲得の可能性を見限るヤツがいたら、それは愚か者だ」

そのホーナー代表率いるレッドブル・レーシングはすでにフェラーリに50ポイントもの大差を付け、当面の目標であるコンストラクターズ・ランキング2位をほぼ固めつつある。

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ハミルトン(メルセデス)、自身通算100回目の表彰台

L.Hamilton(Right) (C)Mercedes Motorsports
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目下チームメイトであるロズベルグと熾烈なタイトル争いを繰り広げるメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトン(31歳:イギリス)だが、今回の3位入賞により自身通算100回目の表彰台になったことが確認された。
これはミハエル・シューマッハの155回、アラン・プロストの106回に次ぐもの。
通算184戦目にして100回の表彰台は先輩二人を上回る高い確率と言える。

2007年のオーストラリアGP、当時22歳でマクラーレン・チームからF1デビューを果たしたハミルトンはその初戦でいきなり3位入賞。
以来優勝が49回、2位28回、3位23回というもの。

なおフェルナンド・アロンソが通算97回となっているが、最後に表彰台に上がったのは2014年のハンガリーGP(フェラーリ)、以来44戦も遠ざかったままでハミルトンとの差は開くばかりだ。

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2016/10/10

メルセデスAMG、今季メーカー・タイトルを決定

Mercedes AMG Team (C)Mercedes Motorsports
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日本GPでロズベルグが優勝、ハミルトンも3位に入った結果、メルセデスAMGチームは残り4戦を残して今季のコンストラクターズ・タイトルを確定させた。
現在のエンジン・レギュレーションになった2014年以来、全55レースで47勝、これで3年連続でチャンピオンとなった。

これについてメルセデス・モータースポーツのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは、「われわれを世界チャンピオンにしてくれたブラックリー、ブリックスワース、そしてシュツットガルトにいる数百人の人々を代表してすべての人に感謝したい」と、喜びを顕わにした。
ちなみにブラックリーはF1チームのファクトリー、ブリックスワースはエンジンを担当するイルモア・エンジニアリングのファクトリー、そしてシュツットガルトはメルセデスの本拠地だ。

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日本GP、さらに観客数減少へ

Suzuka Circuit (C)Scuderia Toro Rosso
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1987年の初開催以来、今年で28回目を迎えた鈴鹿サーキットでの日本GPだったが、残念ながらその観客数は過去最低を記録するものとなった。
(2007-2008年は富士スピードウェイで開催)

他のグランプリでは観客が極端に少ないフリー走行の金曜日から、鈴鹿での観客の出足はすこぶる好調に思われたが、それでも2万7千人は絶頂時の半分以下。
結局金・土・日、3日間のトータルでは14万5千人と、最高36万人だった頃に比べて最低に留まったということだ。
天候不順が予想されたとはいえ、決勝翌日も祝祭日という恵まれた日程にもかかわらず、日本人ドライバー不在、さらにホンダ・パワーも不振という現実は厳しかったようだ。

なお鈴鹿サーキットの日本GP開催契約は2018年まで。
もしも凋落傾向が続いた場合、お隣韓国GPの消滅も他人事ではなくなる可能性も迫ってきた。
ちなみにこれまでフジテレビが務めてきた日本GP冠スポンサーは今回中東のエミレーツ航空に交代、和服のグリッドガールももうそこにはいない。

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メルセデスのニコ・ロズベルグ、2 ストップ戦略でアクション満載の日本グランプリを制す (ピレリ)

ニコ・ロズベルグ (C)Pirelli Motorsport
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2016 日本グランプリ 決勝
・スターティンググリッドに全 3 種類のスリックコンパウンドが登場:
・フォース・インディアは、レース中に 3 種類のスリックコンパウンドを使用
・ウィリアムズの両ドライバー、1 ストップ戦略を採用し、ポイント圏内でフィニッシュ

2016 年 10 月 9 日、鈴鹿
数多くのオーバーテイクと多彩な戦略が展開された日本グランプリは、例年通りの見応えあるレースで、上位 3 名が採用した、ソフト – ハード – ハードと繋ぐ 2 ストップ戦略が主流となりました。

ポールポジションから完璧なスタートを決めたニコ・ロズベルグが、その後もレッドブルの「アンダーカット」によ るポジションアップを抑えて優勝しました。チームメイトのルイス・ハミルトンは、トラックポジションを上げるべく、 やや長めのスティントを走行し、スタート直後に 8 位まで順位を落としながらも 3 位でフィニッシュしました。

最終ピットストップを終えた時点で、ハミルトンはベッテルを抜いて 3 位に浮上しました。ベッテルはソフトタイヤ を最終スティントに選択しました。耐久性の高いハードタイヤに交換したハミルトンは、レース終盤、レッドブル のマックス・フェルスタッペンとの 2 位争いを繰り広げ、フィナーレを盛り上げました。

全ドライバーが 2 ストップ戦略を使用したわけではなく、ウィリアムズのヴァルテッリ・ボッタスとフェリペ・マッサ
は、ともに 1 ストップ戦略でポイントを獲得しています。ルノーとザウバーのドライバーたちも 1 ストップを採用し ました。

スタート時、トップ 10 グリッドのドライバーたちはソフトを、そして 1 ストッパーはミディアムまたはハードを装着
するなど、全 3 種類のスリックコンパウンドがグリッド上に登場しました。フォース・インディアのみが、レース中
に全 3 種類のスリックコンパウンドを使用しました。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント: 「全 3 種類のスリックコンパウンドが戦 略に幅広い選択肢を提供し、数多くのオーバーテイクと戦略を見ることができました。ドライウェザーで、セーフ ティーカーの登場機会も無かったことで、2 ストップ戦略が主流となりました。しかし、シーズン中でも屈指のタイ ヤへの負荷が高い鈴鹿で、1 ストップ戦略も機能していました。今年のコンストラクターズタイトルを獲得したメ ルセデスを祝福したいと思います」

ピレリジャパン・プレスリリース

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日本GPで惨敗のホンダ、「鈴鹿での不振は痛恨」

長谷川 祐介 (C)McLaren Group
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F1のシーズンでホンダが最も重要視していた筈の日本GPだったが、レースの結果は予選をさらに下回る16-18位というもの。
この結果を受け、ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は次のように振り返った。

「金曜、そして土曜日の結果で、今日の決勝レースは困難なものになることは予想された。
レースは後方からのスタートとなり、スタートでポジションを上げることもならず、厳しい戦いを強いられた。
抜きどころのないここ鈴鹿のコースでは、これが精一杯。
レースの大半を後方集団の中で走行し、ポイント争いに関わることすらできなかった」

同氏はさらに「1年間のカレンダーを通じ、良いレース、悪いレースがあるのは止むを得ない」と釈明したが、本来鈴鹿サーキットはホンダ自身が造営した自慢のコース。
さらに多くのホンダ本社役員が顔を揃える中での不振に現場は辛かったことだろう。

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メルセデスAMGチーム、フェルスタッペンへの抗議を撤回

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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9日(日)夜、メルセデスAMGチームはFIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(競技委員)に提出していたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)への抗議を撤回したことを明らかにした。

これは、日本GP決勝レース終盤、同チームのルイス・ハミルトンが2位をいくフェルスタッペンにオーバーテイクを仕掛けた際、レギュレーションに反し数度に渡って進路を変更して阻止したというもの。
スチュワードは両チームの関係者を呼んで検証したもののその場で結論が出ず、次戦アメリカGPに延期するとしていた。

同チームのスポークスマンは「レースの正式結果確定を遅らせるのは本意でない」として取り下げるとしたが、関係者によればハミルトンが抗議に反対したためとみられている。

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2016/10/09

FIA、日本GPでの「進路妨害問題」結論を次戦に先送り

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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日本GPのレーススチュワード(競技審査委員)は、9日(日)行われた日本GP決勝レースでの「進路妨害」問題について、結論を次戦アメリカGP(10月23日決勝)の審査委員会での審議に先送りすることを明らかにした。

これは、レース終盤争われたフェルスタッペン(レッドブル)とハミルトン(メルセデス)との2位争いの際、フェルスタッペンがレギュレーションに反して複数回進路を変更しハミルトンのオーバーテイクを阻止したというもの。

日本GPのスチュワードはレース後両チームの関係者を呼んで聴聞会を開いたが、結論に達せず延期することで両チームが合意したという。

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日本GPはロズベルグ(メルセデス)がポールTOウィン

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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天候に恵まれた9日(日)午後、鈴鹿サーキットを舞台にしてF1第17戦日本GPの決勝レースが行われた。
心配された天候は前夜雨が降ったもののスタート時点で曇り、レース終了まで雨になる可能性はないとのこと。
決勝レース前の気温は21度、路面温度は24度、湿度67%で路面はほぼドライコンディションと報告されている。

なお既報のように暫定スターティンググリッド発表後、さらにライコネン(フェラーリ:8番手に)やバトン(マクラーレン:22番手に)らへのグリッド降格ペナルティが発表され再度修正が行われた。

レースはアクシデントもなく始まったが、ここでもハミルトン(メルセデス)が出遅れ、一時8位までドロップした。
セーフティカーはもちろんイエローフラッグもないという順調な展開を繰り広げたレースは終盤2位のフェルスタッペン(レッドブル)に対し、挽回してきたハミルトンが猛烈な追い上げをみせたが、19歳の若者はただの一度もミスすることはなく結局ファイナルラップ1周前のシケインで結着がついた。

優勝はこれまで2年連続2位だったロズベルグ(メルセデス)が終始レースをコントロール、みごとなポールTOウィンを飾って記録した。
ロズベルグの優勝はシンガポールGP以来で今季9勝目。
ここ鈴鹿ではポールが3回あるもが、意外にも優勝はこれが初ということになる。

4.978秒差の2位は上記フェルスタッペン(レッドブル)で2位はこれで今季4回目ということになる。
3位ハミルトンで、2位との差はわずか0.798秒だった。
4-5位にベッテル&ライコネンのフェラーリ勢、6位にリカルド(レッドブル)、7-8位ペレス&ヒュルケンバーグのフォース・インディア勢、9-10位マッサ&ボタスのウィリアムズ勢でここまでが入賞。

以下、11位グロージャン(ハース)、12位パーマー(ルノー)、13位クビアト(トロ・ロッソ)、14位マグヌッセン(ルノー)、15位エリクソン(ザウバー)、16位アロンソ(マクラーレン)、17位サインツ(トロ・ロッソ)、18位バトン(マクラーレン)、19位ナスル(ザウバー)、20位グティエレス(ハース)、21位オコン(マノー)、22位ウェーレイン(マノー)となり、これで日本GPは2年連続で全車完走となった。
なお今回の結果、2016年のコンストラクターズ・タイトルはメルセデスAMGチームに確定した。

日本GPのレース結果はこちら
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日本GPスターティンググリッド(再修正版)

日本GPのスターティンググリッドは、その後さらにバトン(マクラーレン)やライコネン(フェラーリ)へのペナルティが科せられたため、以下のように再修正された。

1. ロズベルグ(メルセデス)
2. ハミルトン(メルセデス)
3. フェルスタッペン(レッドブル) *
4. リカルド(レッドブル) *
5. ペレス(フォース・インディア) *
6. ベッテル(フェラーリ) *
7. グロージャン(ハース) *
8. ライコネン(フェラーリ) *
9. ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)
10. グティエレス(ハース)
11. ボタス(ウィリアムズ)
12. マッサ(ウィリアムズ)
13. クビアト(トロ・ロッソ)
14. サインツ(トロ・ロッソ)
15. アロンソ(マクラーレン)
16. パーマー(ルノー)
17. マグヌッセン(ルノー) *
18. エリクソン(ザウバー) *
19. ナスル(ザウバー) *
20. オコン(マノー) *
21. ウェーレイン(マノー) *
22. バトン(マクラーレン) *

* 印は変更のあったドライバー

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ライコネン(フェラーリ)、ギヤボックス交換でペナルティ

Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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昨日の公式予選で3番グリッドを得たフェラーリ・チームのキミ・ライコネンだったが、その後日曜朝にギヤボックス交換することとなり、これにより予選グリッド5番降格のペナルティを受けることになった。

予選で3-4番手を得たフェラーリ・チームだったが、これにより二人共がグリッド降格ペナルティになった。

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バトン(マクラーレン)、パワーユニット交換で最後尾に

Honda V6 Power Unit(C)Honda Racing
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マクラーレン・ホンダ・チームのジェンソン・バトンは、日本GPの決勝レース前にパワーユニットを交換することを決定、関連コンポーネンツを含めこれにより合計35グリッド降格ペナルティを受けることがわかった。

本来バージョンアップは次戦アメリカGPとみられていたバトンだが、昨日の予選で17番手に留まったことからペナルティの影響は小さいとの判断により前倒しになったようだ。

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ヒュルケンバーグ(F・インディア)、来季ルノー移籍の可能性

Nico Hulkenberg (C)Sahara Force India F1
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来季も残留が確実とみられていたフォース・インディア・チームのニコ・ヒュルケンバーグ(29歳:ドイツ)だが、ここに来てルノー・チーム移籍の可能性が報じられ、注目を集めている。

これはドイツの総合自動車情報誌『アウト・ビルト』が報じたもので、それによればルノー・チームは現在のマグヌッセン&パーマーいずれも放出、来季のドライバー・ラインナップはヒュルケンバーグとエステバン・オコンとの組み合わせが有力という。
ただ同チームの来季体制決定が遅れているのはチーム内部の主導権争いにも原因があるということで、今後の展開はまだ予断を許さない。

2010年、22歳の時にウィリアムズ・チームからF1デビューを果たしたヒュルケンバーグは1年間ザウバーの時期があったものの、フォース・インディアで今年4年目のシーズンを送っている。

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ホンダ、「タイム差は小さいがパフォーマンス不足」

長谷川 祐介 (C)McLaren Group
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復活の兆しをみせた今シーズン、やっと迎えたホンダのホームグランプリ日本GPだったが、8日(土)行われた公式予選ではアロンソが15番手、バトン17番手とファンの期待を裏切るものに終わった。
これについてホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は、「高速コーナーとストレートでのパフォーマンスに悩まされている」と、説明した。

「今日の予選は残念ながら15-17番手というとても厳しいものになった。
フリー走行の段階からはさらに改善が加えられているというものの、非常に高いレベルの性能が求められるこの鈴鹿サーキットは難しい。
Q3に進出するためのトップ10までのタイム差は大きいものではなかったが、わずかにパフォーマンスが不足して及ばなかった。
このポジションからのレースは厳しいが、明日はレース戦略とマネージメントで少しでも前方のマシンを追い上げていきたいと思っている」

大苦戦した昨シーズンでもマクラーレン・ホンダは予選で12-14位を得ていて結果入賞ならず。
残念ながら今年はさらに厳しい戦いということになった。

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マッサ(ウィリアムズ)とマグヌッセン(ルノー)に戒告

Felipe Massa (C)Williams F1
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日本GPのレーススチュワード(競技審査委員)は、8日(土)行われた公式予選セッション中の行動について審査、ウィリアムズ・チームのフェリッペ・マッサとルノー・チームのケビン・マグヌッセン両名に対し、いずれも戒告の処分を下したことを明らかにした。

それによれば二人はいずれも公式予選でのアタックのあとのインラップで、必要以上に減速して他車の走行を妨げる可能性があったというもの。

F1スポーティングレギュレーションの27条5によると、目安となるセーフティカーの走行ペースを鈴鹿の場合1周1'57.0としていて、両車は共にこれを大きくオーバーしたものの実害を受けたドライバーはいなかったということで戒告に留めたとのことだ。

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日本GPスターティンググリッド

日本GPのレーススチュワード(競技委員)は、前戦マレーシアGPでのアクシデントについてすでに下されたベッテル(フェラーリ)への3グリッド降格ペナルティ、そして今回の日本GPでのウェーレイン(マノー)によるギヤボックス交換での5グリッド降格ペナルティによる修正スターティンググリッドを下記のように発表した。
なおウェーレインは実質的に変更はない。

1. ロズベルグ(メルセデス)
2. ハミルトン(メルセデス)
3. ライコネン(フェラーリ)
4. フェルスタッペン(レッドブル) *
5. リカルド(レッドブル) *
6. ペレス(フォース・インディア) *
7. ベッテル(フェラーリ) *
8. グロージャン(ハース)
9. ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)
10. グティエレス(ハース)
11. ボタス(ウィリアムズ)
12. マッサ(ウィリアムズ)
13. クビアト(トロ・ロッソ)
14. サインツ(トロ・ロッソ)
15. アロンソ(マクラーレン)
16. パーマー(ルノー)
17. バトン(マクラーレン)
18. マグヌッセン(ルノー)
19. エリクソン(ザウバー)
20. ナスル(ザウバー)
21. オコン(マノー)
22. ウェーレイン(マノー)

* 印は変更のあったドライバー

【追記】
その後さらに変更があります。

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「孤高」貫く、ハミルトン(メルセデス)

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports

6日(木)に行われたFIA(国際自動車連盟)の公式記者会見で、自分のスマートフォンをいじるばかりで視線を上げることはなかったというルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)の態度について、各国メディアは批判的な伝え方をしたが、本人はそれに対してさらに反発する姿勢を取っている。

これは、土曜日の公式予選が終了してから対応するのが慣例になっている予選上位3人による記者会見の際、当事者であるにもかかわらず、当初沈黙を続けたもの。
記者に促されても、「僕は今日あなたたちの質問に答えないことにした」と、拒絶する態度を貫いたという。
原因は記者の側の報道姿勢にあるとハミルトンは主張している。

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2016/10/08

ハースF1、参戦以来初となる「2台Q3進出」に沸く

Romain Grosjean (C)Haas F1 Team
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今シーズンから新たにF1参戦したばかりのルーキー・チームであるハースF1が、今回の日本GPで参戦以来初となる「2台共にトップ10入り」というQ3進出の「快挙」を果たした。
予選8位となったグロージャンはバーレーンGPでの9位を上廻る今季自己最高位、また10位のグティエレスも今季イタリアGPと並ぶ最高位タイとなるものだ。

これについてグロージャンは「予選最高位というのはチームの士気を高めるためにもとても素晴らしいものだ」と、自讃。
またグティエレスのほうも「今週は出だしがあまり良いものではなかったので、まさかQ3進出が果たせるとは思っていなかった。
ルーキーチームにとって今の時期にこの成果は素晴らしいものだよ」と、こちらも絶賛。

なおハースF1チームでは日本人技術者の小松礼雄氏がチーフ・エンジニアを務めていることもあってか、鈴鹿では熱心なファンの応援が目立った。

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ウェーレイン(マノー)、ギヤボックス交換でペナルティ

Pascal Wehrlein (C)Manor Racing
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日本GPのレーススチュワード(競技審査委員)は、マノー・レーシングのパスカル・ウェーレインに対し予選グリッド5番降格のペナルティを科したことを明らかにした。

これは同選手が今季の規定である6戦連続で使用しなければならないギヤボックスをフリー走行3回目に交換したため。

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日本GPのPPは3年連続でロズベルグ(メルセデス)の手に

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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日本GP公式予選の結果、メルセデスAMGチームのニコ・ロズベルグ(30歳:ドイツ)が逆転によりここ鈴鹿で3年連続となるポールポジションを獲得した。
ロズベルグのポールはシンガポールGP以来で今年8回目、自身通算30回目の快挙となった。

2番手はチームメイトのハミルトン(メルセデス)でロズベルグには0.013秒届かなかった。
ただハミルトン(メルセデス)は過去2年連続この日本GPを制している。

3番手にフェラーリのライコネン、4番手にベッテル(フェラーリ)だが、既報のようにベッテルには前戦マレーシアGPでのペナルティでグリッド3番降格が決まっている。
5-6番手にレッドブルのフェルスタッペン&リカルド、7番手ペレス(フォース・インディア)、8番手グロージャン(ハース)でこれは今季予選最高位。
9番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、そして10番手がグティエレス(ハース)、こちらも今季最高位でハースF1チームとしても2台トップ10は最高の成績になった。

日本GP公式予選の結果はこちら
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予選Q2、アロンソ(マクラーレン)力尽く

引き続き予選Q2が15分間で行われた。
ここでもQ1と同じく6台が脱落となり、最終Q3に進出する10台まで絞られる。

トップはロズベルグ(メルセデス)、2番手ハミルトン(メルセデス)で両車の差は0.415秒。
3-4番手にベッテル&ライコネンのフェラーリ勢、5-6番手レッドブルのフェルスタッペン&リカルド、7-8番手大健闘ハースF1のグティエレス&グロージャン、そして9-10番手にフォース・インディアのヒュルケンバーグ&ペレスとなった。

ここで脱落となったのはボタス&マッサのウィリアムズ勢、クビアト&サインツのトロ・ロッソ勢、そしてアロンソ(マクラーレン)とパーマー(ルノー)の6台となった。
このあとQ3でグリッドの上位10位が決定される。

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予選Q1、アロンソ(マクラーレン)通過もバトン脱落

8日(土)、いよいよホンダにとってホームグランプリとなる日本GPの公式予選が行われた。
まず最初のQ1は18分間で戦われ、全22台からベストタイムの遅い6台が脱落となる。
セッション開始時の天候は気温は23度、路面温度26度、湿度90%ながらドライコンディション、このセッション中に雨が降る確率は30%と報告されている。

1-2番手はソフトタイヤを履いたフェラーリのベッテル&ライコネン。
3-4番手にミディアムタイヤのロズベルグ&ハミルトンのメルセデスAMG勢。
5番手ボタス(ウィリアムズ)、6番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、7番手グロージャン(ハース)、8-9番手フェルスタッペン&リカルドのレッドブル勢。
10番手にマッサ(ウィリアムズ)。

マクラーレン・ホンダはアロンソがぎりぎりの16番手で通過もバトンは17番手で脱落。
他にここで脱落となったのはマグヌッセン(ルノー)、エリクソン(ザウバー)、ナスル(ザウバー)、オコン(マノー)、そしてウェーレイン(マノー)の6台。
なお既報のようにベッテル(フェラーリ)はすでにグリッド3番降格のペナルティが決まっている。

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日本GPフリー3回目もロズベルグ(メルセデス)最速

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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8日(土)、2日目を迎えた日本GPは公式予選に先駈け午後0時からフリー走行3回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は気温25度、路面温度26度、湿度84%、心配された路面は前夜来の雨で一部ウェット気味ながら幸いほぼドライコンディションに向かいつつある。

ここでもトップタイムを記録したのはメルセデスAMGのニコ・ロズベルグで1'32.092のベストタイム。
これに0.302秒差でレッドブルのリカルドが続いてみせた。
3番手にベッテル(フェラーリ)でこちらは0.639秒の差。
4番手フェルスタッペン(レッドブル)、5番手ライコネン(フェラーリ)、6番手マッサ(ウィリアムズ)、7番手ハミルトン(メルセデス)、8番手パーマー(ルノー)、9番手マグヌッセン(ルノー)とひさびさルノー勢が上位に食い込んだ。
10番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)の順。

マクラーレン・ホンダはアロンソが11番手タイムなものの、アンダーステアを訴えているバトンのほうは19番手に沈んだ。
またサインツ(トロ・ロッソ)はマシントラブルの模様でわずか3ラップだけで最後尾に留まった。

日本GPフリー走行3回目の結果はこちら
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ザウバー、来季は1年落ちのフェラーリ製P/U搭載へ

Sauber Duo (C)Sauber Motorsport AG
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今季まだ無得点と苦戦が続くザウバー・チームでは来季の復活を期しているが、その準備のため2017年は1年落ちのフェラーリ製パワーユニットを使用することを明らかにした。
これは同チームのモニシャ・カルテンボーン/CEOが明らかにしたもので、その理由はシャシーの開発に遅れが出るためと説明した。

「われわれは今年の遅れを取り戻すため、シャシー面でも大幅に改善を加えることを計画しています。
しかし来シーズンはレギュレーションが変更になるので(フェラーリの)パワーユニットの形状も変更されることになります。
したがってその完成を待って引き渡しを受けてからシャシーの開発を始めたのではシーズンに間に合わなくなる可能性があるのです。
そこで来年に向けチームはシャシーやエアロダイナミックスなどパフォーマンスの改善に力を入れ、エンジンに関しては今季のもので行くことにしました」

新たな投資家の参画によりチームに経済的な面の不安はないとしたが、この苦況は額面通りには受け取れないようだ。

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グロージャン(ハース)、ブレーキメーカーを非難

Brake Image (C)Renault F1 UK
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これまで再三に渡ってコースアウトを演じているハースF1チームのロマン・グロージャン(30歳:フランス)だが、その原因として繰り返しブレーキのトラブルを訴えている。
実際にあわや大アクシデントといった危険なシーンもあり、ドライバーが不満を吐露するのは理解できること。
ただグロージャンの場合、しばしば無線で『放送禁止用語』を口にするため厄介ではある。

今週の鈴鹿サーキットでもブレーキに納得していないグロージャンはついに製造元である『ブレンボ』を名指しで口撃し始めて、チームを慌てさせているようだ。
「こっちは命を懸けて戦っているんだ。
ブレーキが信頼できなければレースなんかできやしない。
責任はチームにではなくサプライヤー(ブレンボ)にある」と、まくしたてた。

F1のブレーキメーカーとしては他にも「APレーシング」や「カーボン・インダストリー」、「ヒトコ」等が知られているが、中でも名門の「ブレンボ」は他チームでも多く採用されている筈でブレーキトラブルの原因は明確でない。

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FIA、ホンダに1トークン返還通知

Honda V6 Power Unit(C)Honda Racing
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7日(金)、FIA(国際自動車連盟)はホンダに対しマレーシアGPで使用の申請があった二つのトークン(開発プログラムの単位)について、一つは基本的な信頼性のためのものであるとして返還することを通知した。

それによればホンダは、一つはエクゾースト・システムの軽量化について、もう一つはエンジンのシリンダーブロックの耐久性を高めたことについてトークンの使用を申請していた。
これについて検討したところ、FIAはシリンダーブロックについては純粋に信頼性のためのものであるとしてトークンを返還すると判断したもの。

ホンダがバージョンアップされたパワーユニットを投入したのはまだアロンソだけだが、次戦アメリカGPにはバトンにも投入されるとみられる。

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2016/10/07

日本GP、フリー2回目もロズベルグ(メルセデス)最速

F1 Fans (C)Redbull Racing
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7日(金)、日本GPは午後2時からフリー走行2回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は湿度54%、気温は24度、路面温度33度といずれも上昇、路面はドライコンディションと報告されている。

特に大きなアクシデント等もなく90分間のセッションは終了。
ここでもトップタイムを記録したのはロズベルグ(メルセデス)で1'32.250。
これにハミルトン(メルセデス)が0.072秒の差で続いた。
3番手はライコネン(フェラーリ)でこちらはトップと0.323秒の差。
4番手フェルスタッペン(レッドブル)、5番手ベッテル(フェラーリ)、6-7番手にペレス&ヒュルケンバーグのフォース・インディア勢、8番手にアロンソ(マクラーレン)、9番手ボタス(ウィリアムズ)、10番手がこれが最後の鈴鹿となるマッサ(ウィリアムズ)だった。
バトン(マクラーレン)は16番手。
なおこのあと鈴鹿地方は天候の悪化が予想され、明日以降のコンディションが心配される。

日本GPフリー走行2回目の結果はこちら
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日本GPフリー1回目、マクラーレン・ホンダ9番手発進

Suzuka Circuit (C)Redbull Racing
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7日(金)、いよいよ日本GPがスタートした。
まず最初に行われるフリー走行1回目セッションは午前10時からお馴染みの鈴鹿サーキットを舞台にして始められた。
セッション開始時の天候は湿度48%、気温は21度、路面温度30度でドライコンディション、前戦のマレーシアGPよりはずっと涼しくなっている。
なおこのセッションでドライバー交代は報告されていない。

途中デグナーでグロージャン(ハース)が激しくコースアウト。
無線によれば(マレーシアGPに続き)再びブレーキトラブルだと訴えている。
マシンはフロント部にダメージを負ったものの、自力でガレージに戻っている。

トップタイムは目下チャンピオンシップをリードするロズベルグ(メルセデス)で1'32.431をマークした。
2番手に僚友ハミルトン(メルセデス)で0.215秒の差。
3-4番手にベッテル&ライコネンのフェラーリ勢、5-6番手リカルド&フェルスタッペンのレッドブル勢、7-8番手ヒュルケンバーグ&ペレスのフォース・インディア勢でここまではみごとチーム毎に並んだ。
9番手はマクラーレンのアロンソ、10番手にボタス(ウィリアムズ)がつけた。
バトン(マクラーレン)は13番手。

日本GP初日はこのあと14時からフリー走行2回目セッションが行われる。

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ハミルトン(メルセデス)の記者会見での態度に批判の声

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports

前戦マレーシアGPでは首位を独走しながらも痛恨のエンジンブローでリタイヤを喫したメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンだが、6日(木)行われたFIA(国際自動車連盟)の公式記者会見での態度が思わぬ非難を浴びているようだ。

この会見にアロンソ(マクラーレン)、ライコネン(フェラーリ)、サインツ(トロ・ロッソ)、パーマー(ルノー)、そしてウェーレイン(マノー)らと参加したハミルトン(メルセデス)だったが、終始その態度は素っ気ないもの。
とりわけ前戦最大の出来事となった自身のエンジンブローについて話題が及んでも、ハミルトンは自分のスマートフォンをいじるばかりで視線を上げることはなかったという。

ただ、終了後これについて聞かれたハミルトンは、「チームのみんなと一緒になって全力で戦うことに間違いはない」と、釈明している。

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レッドブル・デュオ、東京で暴走族と寿司を堪能

Redbull Duo (C)Redbull Racing
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前戦マレーシアGPでみごとな1-2フィニッシュを遂げ、意気上がるレッドブル・レーシングのリカルド&フェルスタッペンは、鈴鹿入りに先駈け東京でプロモーション活動等を行った。

渋谷にあるレッドブルの日本社屋を表敬訪問した他、特製の『族車』で暴走(?)行為を繰り広げ、通行人を驚かせたもの。
リカルドはその他に日本に来る前から楽しみにしていたという寿司屋の名店『すきやばし次郎』を訪れたということだが、予約していなかったということであえなくアウト。
ただその後、親友であるフェリッペ・マッサの計らいで他のお店で寿司を楽しんだということだ。

なおリカルドが日本GPに初参戦したのは2011年のこと、一方マッサは2002年からと日本文化への貫禄の違いがある。

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メルセデス、2018年から『フォーミュラE』参戦へ

Mercedes 3 Pointed_Star (C)Mercedes Motorsport
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メルセデス・モータースポーツはFIA(国際自動車連盟)肝煎りの電気自動車レース『フォーミュラE』に新規参戦する方針を明らかにした。

参戦するのは同チャンピオンシップの5シーズン目にあたる2018-2019年シーズンで、同時期からレギュレーションが大幅変更されることや参加チームが現行の10チームから12チームに拡大するのに合わせたものとみられる。

フォーミュラEはウルグアイやアルゼンチンなどF1非開催地でも実施。
DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)などこれまでも参戦したレースを席巻してきたメルセデスAMGが、未来のF1とも目される電気自動車レースに参戦を表明しことは今後周囲に与える影響も大きそうだ。

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2016/10/06

ヨーロッパGP、来季は「アゼルバイジャンGP」に改称も

Baku Circuit (C)Redbull Racing
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2016年、6月19日に「ヨーロッパGP」として初開催されたバクー市街地特設コースでのグランプリだが、アゼルバイジャンの主催者はその名称について2017年は新たに「アゼルバイジャンGP」の名称に変更する意向を明らかにした。

これはアゼルバイジャンの通信社『トレンド』が報じたもので、それによればすでにFIA(国際自動車連盟)に打診したところ、前向きの反応を受けているとのことだ。

同グランプリの主催者は「今年、ヨーロッパGPの名称を受け入れたのは、われわれアゼルバイジャンがヨーロッパの開かれた国であることを世界中に知らしめたかったから。
幸いその目的は果たせたので、来シーズンはこの国名を前面に押し出したい」と、説明した。

来年の同グランプリは、6月18日に全21戦中の第8戦として日程が組まれている。

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日本GPのスチュワードにエマニュエル・ピロ氏

Emanuele Pirro (C)Sahara Force India F1
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われる日本GPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元ベネトン等のF1ドライバーであるエマニュエル・ピロ氏(54歳:イタリア)を指名したことを明らかにした。

同氏のスチュワード就任は今年のモナコGP以来で、実に通算19回目という多きに渡る。

1989年のフランスGPで当時のベネトン・チームからアレッサンドロ・ナニーニのチームメイトとしてF1デビューしたピロ氏は、翌年1990年と1991年シーズンをスクーデリア・イタリア(ダラーラ・ジャッド)から参戦、最高位は1989年オーストラリアGPの5位というものだった。
F1のスチュワードとして最も実績があり、各関係者からの信頼が厚い。

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ルノー、マグヌッセンのオブション権行使を延期

Kevin Magnussen (C)Renault Sport
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まだ来シーズンのドライバー・ラインナップを明らかにしていないルノー・チームだが、今季レースドライバーであるケビン・マグヌッセン(23歳:デンマーク)について、来季のオブション権を行使する期限を延期したことを明らかにした。

それによれば同選手のオブション権の期限は本来9月一杯だったとされる。
しかしチームはこれを10月14日までの2週間延期するようマグヌッセンに打診、同選手もこれを受け入れたということだ。

これまでサインツ(トロ・ロッソ)、ボタス(ウィリアムズ)、ヒュルケンバーグ&ペレス(フォース・インディア)ら多くのドライバーの名前が来季候補として挙げられたものの、多くは現チームへの残留が確定しつつあり選択肢は限られてきている。
なお現マノーのエステバン・オコンが古巣ルノーに復帰するという可能性も高いとみられている。

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2016/10/05

魚雷・ベッテル(フェラーリ)にイタリア・メディア加熱

Image (C)Mercedes Motorsports
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ライバルからは『魚雷』とまで評されたマレーシアGP決勝レースでのセバスチャン・ベッテルだが、その闘争心を巡りフェラーリの地元であるイタリア国内のメディアがすっかり加熱しているようだ。

『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙が「ベッテルをここまで追い込んでしまっているのはフェラーリ・チームの不甲斐なさ」と、擁護する論調であるのに比べ、『コリエーレ・デロ・スポルト』紙などは「かつてナンバーワンと讃えられた男の姿はもうない」と、その行動に批判的。

体制を立て直す間もなく迎える今週の日本GPで、ベッテルはペナルティのためすでに予選グリッド3番降格が決まっている。

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日本GPの週末、土・日に一時雨の可能性

Japanese GP (C)Ferrari S.p.A
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今週末日本GPが行われる鈴鹿地方の天気について、地元気象台は公式予選が行われる土曜日、決勝レースが行われる日曜日について、いずれも一時雨になる可能性があるとしている。
現在西日本地方には台風18号が接近中で天気は不安定になっている。

期 日 種 目 気 候 気 温
10月07日(金) フリー走行 曇り時々晴れ 17- 23度 30%
10月08日(土) 公式予選 曇り時々雨 18- 22度 50%
10月09日(日) 決勝レース 曇り時々雨 20- 24度 60%

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ハミルトン(メルセデス)、鈴鹿で「フリー走行不出走」も

2015 Scenen (C)Mercedes Motorsports
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前戦マレーシアでは首位を独走しながら痛恨のエンジントラブルで戦線離脱を余儀なくされたメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンは、場合によっては今週行われる日本GPでフリー走行への不参加も辞さない構えをみせた。

ハミルトンがエンジントラブルでレースを失うのは実にこれが今季3度目。
一方あと5戦となったシーズンに向けて残された新品エンジンは1基のみで、あとは3レースで使用された中古のものが1基あるだけという。
当然のことながら、新たなエンジンを投入すれば予選グリッド降格のペナルティを受けてレースは厳しいものになる。
そこからハミルトンは「さらなるトラブルの発生を避けるため、フリー走行を走らない選択肢もある」としたもの。

ただこれについてチーム首脳は「ハミルトンがフリー走行を走らなければ、自分自身だけでなくチームメイトのデータ収集にも支障を来す」と、困惑しているという。

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新F1オーナー、「年間25戦まで拡大したい」と意欲

Liberty Media Group
F1株式の買収により新オーナーとなったアメリカの大手メディア『リバティ・メディア・グループ』は、現行の21戦からさらに拡大したい意向であるようだ。
これは新会長への就任が決まったチェイス・キャリー氏が語ったもので、それによれば最大25戦までの拡大に意欲をみせているという。

今年の年間21戦は1950年にスタートした現代F1の歴史の中でもすでに最大。
しかしさらなる拡大の方針には、F1主要スポンサーである『ハイネケン』も同調、さらにFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)を率いるバーニー・エクレストン氏の意向とも合致することから実現の可能性は高いようだ。

ただチームの側からは「大陸間の移動が大変でこれ以上の拡大は無理」との声も多く聞かれるのは事実。
どこかで折り合いをつける必要がありそうだ。

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2016/10/04

来季シーズン前テスト、メルセデスとレッドブルの意向対立

Bahrain Circuit (C)Mercedes Motorsports
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2017年のシーズン前テストについてはすでにスペインのバルセロナ・サーキットがその舞台として発表されているが、当初はその候補として中東のバーレーン・サーキットも挙げられていた。
レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表によると、その背景にはメルセデスAMGやフェラーリらのビッグチームと規模の小さいプライベートチームとの間で熾烈な「抗争」があったということだ。

それによればバーレーンを推していたメルセデスAMGは、その見込みがなくなると今度は「最初のテストはバルセロナで行うとしても2回目のテストについてはそれぞれのチームが両社のどちらか選択できるよう」働き掛けていたという。
これについてホーナー代表は、「テストのために中東まで遠征して行うというのは各チームの財政を考えると現実的でない。
ましてや両方でやるなどというのはビッグチームの傲慢に過ぎない」と、非難した。

その背景にはメルセデスもフェラーリも(高級)自動車メーカーであり、共に中東の市場を重視しているということもあったようだ。

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ハミルトン(メルセデス)、レース後禁句の「恨み言』

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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突然のエンジンブローが起きるまではほぼレースをコントロール、今季9勝目は間違いないと思われたルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)だったが、結果は突然のエンジントラブルにより痛恨のノーポイントで終わった。
落胆したハミルトンはレース後予定されていた定例の記者会見をキャンセルしたばかりか、「陰謀説」まで口にする有り様だった。

「メルセデスは確かに素晴らしいエンジンだけれど、おかしいところがある。
だって今シーズン、同じエンジンを4チーム8人のドライバーが使っているのに、なんで僕だけにこうしてトラブルが起きるんだ。
とりわけ今回のエンジンは新しいもので、まだ1レース目だというのに。
もしかしてチーム内に誰か、僕がタイトルを獲得するのを望んでいない人がいるんじゃないのかとすら思ってしまう。
僕のスタッフはみんな懸命に働いてくれているけれど、残りのレースで使うエンジンがどうなるか、みんな疑心暗鬼になっているよ」

気持ちは理解できるものの、メルセデスのブランドを背負って走るF1ドライバーとしては言い過ぎではないのか、憂慮される。

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靴で飲ませたリカルド(レッドブル)、「申し訳ない」

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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前戦・シンガポールGPの際、「優勝したら、履いてた靴で勝利のシャンパンを飲む」と宣言していたレッドブル・レーシングのダニエル・リカルドだったが、わずか2週間後にその時はやって来た。

「まさかこんなに早くその機会がやって来るとは思わなかったね。
でもレース中、勝てるチャンスがあると思ってからは絶対に優勝してやろうと思っていたよ。
ただ僕自身は構わないんだけれど、『シューイ』をするにはここマレーシアは暑くて汗をかいたから、他の人には申し訳なかったね。
だっさて僕の靴からシャンパンを飲むんだぜ。
でも観客が喜んでくれたから盛り上がっただろう」と、屈託ない。

ちなみに3位のロズベルグ(メルセデス)はリカルドの靴を直接口にせずに飲み、お約束の筈だったマーク・ウェバー氏(レッドブルとオーストラリアの先輩)に至っては渡された靴を投げて『役目』を放棄する始末だった。

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2016/10/03

レッドブルのダニエル・リカルド、2 ストップ戦略で路面温度が 59℃に達したセパンを制す (ピレリ)

(C)Pirelli Motorsport
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2016 マレーシアグランプリ 決勝
3 回のバーチャルセーフティーカー導入が、戦略に影響 アクション満載のレース展開の中、2 名のドライバーが 1 ストップ戦略でポイントを獲得

2016 年 10 月 2 日、セパン
レッドブルのダニエル・リカルドが、路面温度が 59℃に達する今シーズン最も暑いコンディション下で行われた マレーシアグランプリを制しました。

2 ストップが勝利戦略となりましたが、3 回のバーチャルセーフティーカー導入が戦略に影響を及ぼしました。2 回目のバーチャルセーフティーカー導入は、2 ストップ戦略のピットストップウィンドウ内で発生しました。

数多くのドライバーが、この機会を利用して、決勝での使用が義務付けられているハードタイヤへ交換しました。 しかし、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、上位 4 名中でただ一人、ソフトタイヤへ交換しました。この戦 略によって、フェルスタッペンは、直接のライバルたちをアンダーカットすることに成功し、2 回目のピットストップ 後、メルセデスのルイス・ハミルトン、チームメイトのリカルドに次ぐ 3 位でコースに戻りました。1 ストップ戦略を 実行すると思われていたハミルトンは、メカニカルトラブルによってリタイアしました。

リカルドもまた、1 ストップ戦略を採る予定でしたが、3 回目のバーチャルセーフティーカー導入の機会を利用し て 2 回目のピットストップを行いました。フェルスタッペンを含む他の多くのドライバーたちも同様にピットストップ
を行いました。フェルスタッペンは、リカルドに続く 2 位でフィニッシュし、レッドブルによるワンツーを達成しまし た。

11 番グリッドからミディアムタイヤでスタートしたウィリアムズのヴァルテッリ・ボッタスは、1 ストップ戦略を採っ て 5 位を獲得しました。19 番グリッドからハードタイヤでスタートしたルノーのジョリオン・パーマーは、ソフトタイ ヤへ交換する 1 ストップ戦略を使用して 10 位でフィニッシュしました。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント: 「我々が理論的に最速と予測した 3 ス トッパーと 2 ストッパーとの差はわずかなもので、メルセデスを打倒すべくチーム内で異なる戦略を採ったレッド ブルとメルセデスとの間で見応えのある戦略的なバトルが展開されました。最終的には、バーチャルセーフティ ーカーが戦略に影響を及ぼしました。また、ハードもしくはミディアムをスタート時に装着して、1 ストップ戦略を 実行したドライバーも見られました。こうした戦略は、シーズン中で最も高い路面温度コンディション下でのデグ ラデーションをマネージすることで成し遂げられたものです」

ピレリジャパン・プレスリリース

続きを読む "レッドブルのダニエル・リカルド、2 ストップ戦略で路面温度が 59℃に達したセパンを制す (ピレリ)"

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ロズベルグ(メルセデス)にペナルティ・ポイント

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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マレーシアGPのレーススチュワード(競技委員)は2日(日)行われた決勝レース中、無理なコーナリングでライコネン(フェラーリ)に接触するアクシデントの原因を作ったとして、メルセデスAMGチームのニコ・ロズベルグに対しペナルティ・ポイント2点を科したことを明らかにした。

ドライバーのスーパーライセンスに対して科されるペナルティポイントは12か月有効。
ロズベルグはこれにより通算6点ということになった。
累積で12点に達すると当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため、次のレースに出場できないことになる。

なおロズベルグにはレース中すでに10秒のタイムペナルティが科せられている。

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タイヤ脱落でハースF1チームに罰金5千ユーロ

Esteban Gutierrez (C)Haas F1 Team
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マレーシアGPのレーススチュワード(競技委員)は、2日行われた決勝レース中に起きたグティエレス(ハース)のタイヤ脱落事故について、安全管理上の不手際があったとして同チームに罰金5千ユーロ(約57万円)を科したことを明らかにした。

これはグティエレスがタイヤ交換したあとの39周目、9コーナー入口で走行中に左フロントタイヤが脱落してストップ、イエローコーションを誘発したもの。
グティエレスはレース序盤にもタイヤをバーストさせるなどタイヤ関連のトラブルに泣いたレースとなった。

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ペレス、フォース・インディアと2017年契約結ぶ

Sergio Perez (C)Sahara Force India F1
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マレーシアGP決勝レースが行われた2日(日)、フォース・インディア・チームは噂通りセルジオ・ペレス(26歳:メキシコ)の2017年残留を正式発表した。
2014年に同チームに加入したペレスだが、これでニコ・ヒュルケンバーグをチームメイトにさらなる4年目のシーズンを迎えることになる。

ペレスは、「過去数年に渡ってこのチームが果たした進化を見て、来シーズンさらなる飛躍が期待できると確信して契約した。
来年はコンストラクターズ・ランキングで上位を目指すと共にぜひとも優勝という大きな目標を現実のものにしたい」と、意欲をみせた。

これについてパドックでは、2018年にフェラーリ入りを窺う布石と捉えられているようだ。

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ベッテル(フェラーリ)に次戦グリッド降格ペナルティ

Malaysian GP (C)Ferrari S.p.A
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マレーシアGPのレーススチュワード(競技委員)は2日(日)行われた決勝レース中、無理なコーナリングでロズベルグ(メルセデス)に接触するアクシデントの原因を作ったとして、フェラーリ・チームのセバスチャン・ベッテルに対し次戦日本GPで予選グリッド3番降格のペナルティと、さらにペナルティ・ポイント2点を科したことを明らかにした。

ドライバーのスーパーライセンスに対して科されるペナルティポイントは12か月有効。
ベッテルは通算4点ということになった。
累積で12点に達すると当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため、次のレースに出場できないことになる。

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2016/10/02

マレーシアGP、リカルド優勝 レッドブルが1-2!

Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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2日(日)午後、セパン・サーキットを舞台にF1第16戦マレーシアGPの決勝レースが行われた。
決勝レーススタート前の天候は晴れ、湿度53%で気温は33度、路面温度は53度、路面はドライコンディションと報告されている。
フォーメーションラップ開始時にマッサ(ウィリアムズ)が動けず、ピットガレージに押し戻され、修復後ピットスタートとなった。

スタート直後、1コーナーでロズベルグ(メルセデス)にベッテル(フェラーリ)が接触、ベッテルはコースサイドにストップ、バーチャル・セーフティカーとなった。
ロズベルグは最後尾まで後退、またグティエレス(ハース)は右リヤタイヤをバーストさせている。
9周目、15コーナーでグロージャン(ハース)がブレーキトラブルによりコースアウト、再びバーチャル・セーフティカーに。
オコン(マノー)に対し、ピットレーン速度違反で5秒のタイムペナルティが通告された。
19周目、マグヌッセン(ルノー)がエアロダイナミックスの損傷でリタイヤ。

41周目、トップを走っていたハミルトン(メルセデス)がターボトラブルか炎を上げてストップ、またもバーチャル・セーフティカーに。
この時点でレッドブルが1-2体制となった。
さらにグティエレス(ハース)が左フロントタイヤを脱落させてストップ。
そしてロズベルグにはライコネンをオーバーテイクした際の接触原因を問われ、10秒のタイムペナルティが通告された。

レースは予選4位からスタートしたレッドブルのダニエル・リカルドが優勝。
リカルドの優勝は今季初、2014年のベルギーGP以来で自身通算4勝目の快挙。
2位もチームメイトのマックス・フェルスタッペンで、レッドブルが1-2勝利。
現行のエンジンになった2014年以降、メルセデスAMG以外のチームが1-2位を占めたのはこれが初ということになる。

以下、3位にロズベルグ(メルセデス)、ハミルトンがリタイヤしたことによりランキング1位をキープした。
4位はフェラーリのライコネンで、これで3戦連続の4位ということになった。
5位ボタス(ウィリアムズ)、6位ペレス(フォース・インディア)、7位に最後尾スタートから追い上げたアロンソ(マクラーレン)、8位ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、9位バトン(マクラーレン)、10位がパーマー(ルノー)だった。

11位サインツ(トロ・ロッソ)、12位エリクソン(ザウバー)、13位マッサ(ウィリアムズ)、14位クビアト(トロ・ロッソ)、15位ウェーレイン(マノー)、16位オコン(マノー)でここまでが完走。
リタイヤはナスル(ザウバー)、ハミルトン、グティエレス、マグヌッセンの4台となった。
F1は来週いよいよ日本GP、連続開催ということになる。

マレーシアGPのレース結果はこちら
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ボタス(ウィリアムズ)、「ミスしてQ3進出逃がした」

Valterri Bottas (C)Williams F1
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マレーシアGP公式予選Q2で惜しくも11番手、今季ほぼ全戦続けて来たQ3進出を逃がしたウィリアムズ・チームのバルテリ・ボタスは、「自分のミス」と、その裏側を明かした。

「マシンには十分Q3に進出する戦闘力があったと確信しているよ。
でも僕がQ2でミスをしたためわずかに及ばなかったんだ。
実はセッションの始め、パワーユニットのモードを予選用に切り換えるのが遅れてしまったんだ。
そのせいでストレート前半でスピードが十分に乗らなかった。
ラップタイムにすれば100分の数秒くらいだけれど、それがなければQ3に行けた筈。
予選ではみんなそのレベルで戦っているからね」と、悔やんだ。

ちなみに僚友フェリッペ・マッサのほうは無事Q3進出を果たしている。

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トップ10入りバトン(マクラーレン)、「予選楽しめた」

Jenson Button (C)McLaren Group
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チームメイトであるアロンソが新コンポーネンツ投入によるペナルティでグリッド最後尾に留まる中、バトンが今季4回目となるシングル・グリッド獲得で気を吐いた。

「今日の予選はとても楽しめたよ。
この週末では土曜日の午後が一番マシンの状態が良かったね。
予選Q1ではトラフィックに見舞われて、オコン(マノー)のオーバーテイクではブレーキを踏まされスピンするシーンもあって危なかった。
最終的にQ3で8番手か、9番手と思っていたところ、前車とわずか0.029秒の僅差で9番手になってしまったけれど、それほど悪い結果じゃない。
このグリッドなら明日はもっと上でポイント獲得が狙えるだろうからね」

本人が言うように、Q1ではスピンを強いられタイヤをパーにしたが、それがなければQ3でもう1回アタックができた筈。
Q3では他の全員が2回アタックに出ていた。

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マレーシアGPスターティンググリッド

マレーシアGPのレーススチュワード(競技委員)は規定以上のコンポーネンツを投入したことで、マクラーレン・チームのフェルナンド・アロンソに対して30+15の計45グリッド降格のペナルティを科した。
ただアロンソは公式予選で22番手だったため、今回実質的なグリッド変更はない。

1. ハミルトン(メルセデス)
2. ロズベルグ(メルセデス)
3. フェルスタッペン(レッドブル)
4. リカルド(レッドブル)
5. ベッテル(フェラーリ)
6. ライコネン(フェラーリ)
7. ペレス(フォース・インディア)
8. ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)
9. バトン(マクラーレン)
10. マッサ(ウィリアムズ)
11. ボタス(ウィリアムズ)
12. グロージャン(ハース)
13. グティエレス(ハース)
14. マグヌッセン(ルノー)
15. クビアト(トロ・ロッソ)
16. サインツ(トロ・ロッソ)
17. エリクソン(ザウバー)
18. ナスル(ザウバー)
19. パーマー(ルノー)
20. オコン(マノー)
21. ウェーレイン(マノー)
22. アロンソ(マクラーレン)

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アロンソ(マクラーレン)、さらなる追加で45グリッド降格

Fernando Alonso (C)McLaren Group
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今週のマレーシアGPでバージョンアップされたパワーユニットを投入、すでに30グリッドの降格ペナルティを受け最後尾スタートが確定しているマクラーレン・ホンダのアロンソだが、チームではさらにターボチャージャーとMGU-Hを投入したことを明らかにした。

これによりアロンソはさらに15グリッド降格、合わせて45グリッド降格という非現実的なペナルティを受けることになった。
ただ、グリッド降格のペナルティは1戦限りとなるため、次戦日本GPへの影響はない。
なお新パワーユニットは今回金曜日だけの使用で、ホンダのホームグランプリである来週の日本時間に向けて温存されたとみられている。

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ペレス(フォース・インディア)、近く残留発表の見通し

Sergio Perez (C)Sahara Force India F1
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2014年、現在のフォース・インディア・チームに加入したセルジオ・ペレス(26歳:メキシコ)が、近くさらなる残留を正式発表する見通しだ。

これはマレーシアGPの会場でペレス自身が示唆したもの。
母国メキシコからの有力スポンサーをバックに持つペレスには多くのチームから関心が寄せられていた。
これまでフェラーリを始めとしてウィリアムズやルノーなど複数チームの名前が移籍先として挙げられてきたペレスだが、結局元の鞘に収まる形。
これにより2017年シーズンもニコ・ヒュルケンバーグとのコンビが続くものとみられる。

ペレスの目論見は2018年、フェラーリのライコネンの後釜に入ることと受け止められている。

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2016/10/01

マレーシアのPPはハミルトン、ロズベルグ届かず2位

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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マレーシアGP公式予選はここまで終始セッションを率いてきたメルセデスAMGのルイス・ハミルトンが余裕で獲得した。
Q3最後のアタックは序盤のミスで止むなくアタックを中止したが、1回目のタイムで悠々ポールポジションを獲得したもの。
ハミルトンのポールはイタリアGP以来で今季8回目、自身通算57回目の快挙となった。
またここマレーシアでは現役最多の4回となり、これはミハエル・シューマッハの5回に次ぐもの。

2位は0.414秒差チームメイトのロズベルグ(メルセデス)で、これまたイタリアGP以来のフロントロウ独占となった。
3-4番手はレッドブルのフェルスタッペン&リカルド、5-6番手フェラーリのベッテル&ライコネン、7-8番手フォース・インディアのペレス&ヒュルケンバーグ、9番手にマクラーレンのバトン、10番手がウィリアムズのマッサになった。

マレーシアGP公式予選の結果はこちら
マレーシアGPの画像はこちら

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予選Q2、バトン(マクラーレン)意地のQ3進出果たす

引き続き予選Q2が15分間で行われた。
ここでもQ1と同じく6台が脱落となり、最終Q3に進出する10台まで絞られる。

トップタイムは再びハミルトン(メルセデス)でベストタイム1'33.046のタイム。
これに0.563秒差でロズベルグ(メルセデス)。
3-4番手にレッドブルのフェルスタッペン&リカルド、5-6番手にフェラーリのライコネン&ベッテル、7番手マッサ(ウィリアムズ)でここまでは1回だけのアタックによるタイム。
これ以下は2回のアタックで、8番手にバトン(マクラーレン)、9-10番手にヒュルケンバーグ&ペレスのフォース・インディア勢となった。

ここで脱落となったのは最終コーナーで痛恨のミスを犯したボタス(ウィリアムズ)、グロージャン(ハース)、グティエレス(ハース)、マグヌッセン(ルノー)、クビアト(トロ・ロッソ)、そしてサインツ(トロ・ロッソ)の6台だった。
このあとQ3でグリッドの上位10番手が決定される。

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予選Q1、バトン(マクラーレン)は10番手で通過

1日(土)、注目のマレーシアGP公式予選が現地時間17時(日本時間18時)から行われた。
最初のQ1は18分間で戦われ、全22台からベストタイムの遅い6台が脱落となる。
セッション開始時の天候は湿度67%、気温は30度、路面温度41度でドライコンディション、このセッション中に雨が降る確率も20%と報告されている。
セッションを前に、今回の公式予選からWイエローフラッグの場合にはアタックを中止しなくてはならないとの通知がFIA(国際自動車連盟)から告げられている。

まずトップタイムを記録したのはハミルトン(メルセデス)で1'34.444。
これに0.016秒差でロズベルグ(メルセデス)が続いた。
3-4番手はフェラーリのライコネン&ベッテル、5-6番手フォース・インディアのヒュルケンバーグ&ペレス、7-8番手ウィリアムズのボタス&マッサ、10番手にマクラーレンのバトンが入った。

ここで脱落となったのはエリクソン&ナスルのザウバー勢、パーマー(ルノー)、オコン(マノー)、ウェーレイン(マノー)、そして軽く流してマシンを降りたアロンソ(マクラーレン)の6台。
前述のようにアロンソはすでにグリッド30番降格のペナルティにより最後尾が確定している。

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マレーシアGPフリー3回目、フェルスタッペンが2番手に

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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1日(土)、注目の公式予選を前に現地時間14時(日本時間:15時)からマレーシアGPのフリー走行3回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は湿度53%、気温は33度、路面温度53度でドライコンディション、このセッション中に雨が降る確率は20%と報告されている。

トップタイムは昨日の自身のタイムをさらに短縮してみせたメルセデスAMGのハミルトンで、ベストタイム1'34.434を記録した。
2番手には昨日19歳になったばかりの最年少F1ドライバーであるフェルナンド・アロンソでメルセデスAMG勢に割って入って存在感を示した。
トップとの差は0.445秒。
3番手にロズベルグでこちらは0.619秒差。
4-5番手にフェラーリのライコネン&ベッテル、6番手リカルド(レッドブル)、7番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、8番手ボタス(ウィリアムズ)、9番手サインツ(トロ・ロッソ)、10番手がマッサ(ウィリアムズ)。

マクラーレン・ホンダはバトンが12番手だったものの、すでに予選グリッド30番降格のペナルティが決まっていて予選でタイムアタックの必要がないアロンソはマイペースで決勝レース用のセットアップを進め、22番手。

公式予選はこの後現地時間17時(日本時間18時)から行われる。

マレーシアGPフリー走行3回目の結果はこちら
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ケーキ食べたフェルスタッペン、「暑いから問題ない」

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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マレーシアGPフリー走行が行われた30日(金)、満19歳の誕生日を迎えたレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が、その感慨を次のように語った。

「F1ドライバーになってから、誕生日をグランプリの週末で迎えるのは初めてだからうれしいよ。
パドックでチームのみんなに囲まれて祝ってもらえるのは格別なこと。
もちろんバースデーケーキも食べたよ。
みんなは太るって言うけれど、ここは暑いから大丈夫。
食べたり飲んだりした分くらいすぐに汗になって減量してしまうさ」と、屈託ない。

初日はメルセデス&フェラーリ勢に続く5番手で終えたフェルスタッペン、マレーシアは昨年F1で初入賞を果たした験のいい所だ。

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セパン・サーキット責任者、大幅なタイム短縮に「満足」

Sepang Circuit (C)RedBull Racing
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30日(金)行われたマレーシアGP初日のフリー走行セッションでは、各車いきなり好タイムを連発。
最終的にトップとなったハミルトン(メルセデス)のベストタイムは1'34.999というもので、これは昨年の同じセッションでの1'39.790をなんと5秒近く短縮するものとなった。

これについてセパン・サーキットのラズラン・ラザリ/CEO(最高経営責任者)は、次のように語って満足しているところを示した。
「この大幅なタイム短縮はわれわれが大枚をはたいて施したコース改修によるところが大きいと考えている。
改修を受けたコーナーは全部で9か所に及ぶが、タイム短縮だけでなく、オーバーテイクの機会の増加、そして雨天時の排水性の向上にも注目して欲しい」と、自信をみせた。

今日行われる公式予選、そして日曜日の決勝レースのいずれにも雨が降る可能性が伝えられている。

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長谷川祐介氏(ホンダ)、「新P/Uの無事な走行に安堵」

長谷川 祐介 (C)McLaren Group
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実に予選グリッド30番降格という苛烈なペナルティを受けながらアロンソのマシンに投入したホンダのバージョンアップ型パワーユニットだが、フリー走行1回目では5番手、2回目でも7番手と上々の滑り出しをみせた。
しかしこれについてホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は、慎重な姿勢を崩していないようだ。

「今回秋の季節に移動したマレーシアGPだが、高温多湿という厳しいコンディションはこれまでと変わらないものだった。
マグヌッセン(ルノー)の火災事故による赤旗中断や、センサーの故障と行った小さなトラブルに見舞われたこともあったが、ほぼ予定通りのプログラムは消化することができたと思っている。
また今回アロンソに新しく投入したパワーユニットは主にエンジン周りの耐久性や軽量化を中心とした改良を行ったものであり、大幅なパワーアップではないものの、今日の走行には満足している」

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火災のマグヌッセン(ルノー)、ハローに懸念

文字通り危機一髪の脱出劇を演じたルノー・チームのケビン・マグヌッセンは、次のように振り返った。

「セパンは暑いというので覚悟してたけど、あんなに暑いとは思わなかった。
当たり前だよね、背中で火が燃えていたんだから。
幸いクルーが素早い対応と指示をしてくれたので無傷で脱出することができた。
無線で「飛び降りろ!」と言われたんだ。
でも、もしこれがハロー(頭部保護装置)付きのマシンだったら、あれだけ短時間で脱出できただろうか。
ちょっと心配だね」と、デンマーク人。

エンジンカウルを燃やし、消火剤をふんだんに浴びせられたマシンは修復に時間が掛かるとみられたが、クルーは機敏な作業で午後のセッション半ばには再びマグヌッセンをコースに送り出すことに成功した。

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