マレーシアGP、現行契約満了で撤退の噂も
2016 Scene (C)Mercedes Motorsports
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ご多分にもれず、観客の減少に見舞われているグランプリの一つマレーシアでは、現行の開催契約が満了する2018年を以ってF1グランプリ終了とする可能性があることがわかった。
これは同グランプリの主催者で開催地でもあるセパン・サーキットのラズラン・ラザリ/CEO(最高経営責任者)が語ったもの。
「年々マレーシアGPの観客数が減少しているのは事実だ。
今年、われわれは巨額を掛けてサーキットの改修を行ったんだがね。
スタンドは半分近くが空席だったよ。
いまやF1はエキサイティングなスポーツ・イベントではないと思っている。
残念ながら、2018年で最後にするというのは懸命な判断かも知れないね。
誰だって、勝つチームがわかってるようなスポーツなんて面白くないだろう」
ただ皮肉なことに今年のマレーシアGPで勝ったのはそのメルセデスAMGのマシンではなかった。
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