マレーシアGP、リカルド優勝 レッドブルが1-2!
Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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2日(日)午後、セパン・サーキットを舞台にF1第16戦マレーシアGPの決勝レースが行われた。
決勝レーススタート前の天候は晴れ、湿度53%で気温は33度、路面温度は53度、路面はドライコンディションと報告されている。
フォーメーションラップ開始時にマッサ(ウィリアムズ)が動けず、ピットガレージに押し戻され、修復後ピットスタートとなった。
スタート直後、1コーナーでロズベルグ(メルセデス)にベッテル(フェラーリ)が接触、ベッテルはコースサイドにストップ、バーチャル・セーフティカーとなった。
ロズベルグは最後尾まで後退、またグティエレス(ハース)は右リヤタイヤをバーストさせている。
9周目、15コーナーでグロージャン(ハース)がブレーキトラブルによりコースアウト、再びバーチャル・セーフティカーに。
オコン(マノー)に対し、ピットレーン速度違反で5秒のタイムペナルティが通告された。
19周目、マグヌッセン(ルノー)がエアロダイナミックスの損傷でリタイヤ。
41周目、トップを走っていたハミルトン(メルセデス)がターボトラブルか炎を上げてストップ、またもバーチャル・セーフティカーに。
この時点でレッドブルが1-2体制となった。
さらにグティエレス(ハース)が左フロントタイヤを脱落させてストップ。
そしてロズベルグにはライコネンをオーバーテイクした際の接触原因を問われ、10秒のタイムペナルティが通告された。
レースは予選4位からスタートしたレッドブルのダニエル・リカルドが優勝。
リカルドの優勝は今季初、2014年のベルギーGP以来で自身通算4勝目の快挙。
2位もチームメイトのマックス・フェルスタッペンで、レッドブルが1-2勝利。
現行のエンジンになった2014年以降、メルセデスAMG以外のチームが1-2位を占めたのはこれが初ということになる。
以下、3位にロズベルグ(メルセデス)、ハミルトンがリタイヤしたことによりランキング1位をキープした。
4位はフェラーリのライコネンで、これで3戦連続の4位ということになった。
5位ボタス(ウィリアムズ)、6位ペレス(フォース・インディア)、7位に最後尾スタートから追い上げたアロンソ(マクラーレン)、8位ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、9位バトン(マクラーレン)、10位がパーマー(ルノー)だった。
11位サインツ(トロ・ロッソ)、12位エリクソン(ザウバー)、13位マッサ(ウィリアムズ)、14位クビアト(トロ・ロッソ)、15位ウェーレイン(マノー)、16位オコン(マノー)でここまでが完走。
リタイヤはナスル(ザウバー)、ハミルトン、グティエレス、マグヌッセンの4台となった。
F1は来週いよいよ日本GP、連続開催ということになる。
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