メルセデス『W07』のサスペンションに疑惑の目
Mercedes AMG 『W07』 (C)Mercedes Motorsports
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F1マシンのルールが大幅変更となった2014年以来、王者の道を独走し続けるメルセデスAMGチームだが、ライバル・チームから「F1レギュレーションの抜け穴を使っているのでは」との疑惑が提示されている。
これはメルセデスの地元ドイツの専門誌『アウト・ビルト・モータースポルト』が報じたもので、それはエンジン関連ではなくサスペンションに関するものなのだという。
同誌によれば、メルセデスのマシン『W07』には『FRICサスペンション』と呼ばれるコントロール型ハイドロリック・サスペンションを有していて、これが昔禁止されたアクティブ・サスペンション同様の接地効果を生んでいるのではないかというもの。
メルセデスに限らずこうした部分は巧みに隠されていて見極めるのは容易でないが、他チームからはテクニカル・ワーキング・グループのミーティングでこの疑惑が指摘されているとのことだ。
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