ロズベルグ(メルセデス)、「レース再開早すぎた」
Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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シンガポールGPではレース再開時のコースマーシャルとのニアミスがFIA(国際自動車連盟)による調査対象となって注目を集めているが、これについて一方の当事者でもあるニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は次のように当時のことを語っている。
「そりゃあ、驚いたよ。
だって僕らの目の前、まだコース上に人がいたんだからね。
彼が必死にコースから外れようとしているのがわかったよ。
僕が思うに、レース再開が早かったんじゃないか。
それは僕自身もそう感じたくらいだったからね。
いずれにしても観客や関係者の安全が脅かされるようなのは正しい運営じゃない」
これについてはメルセデスAMGチームのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターも、「レースを一周でも早く再開しなければならない事情は理解できるが、まずその前提は安全の確保だ」と、今回のリスタートの判断を一蹴した。
こうした背景には、遅い平均スピード、そしてセーフティカー導入の可能性が高い狭いコースなど、シンガポールGP特有の事情も推察される。
ちなみにここと近いコース設定のモナコGPは、例外としてレース距離が最初から短縮されている。
(シンガポール:309.316km、モナコ:260.520km)
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