ウォルフ氏(メルセデス)、他チームからの非難にも臆せず
L.Hamilton & T.Wolff (C)Mercedes Motorsports
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先週行われたベルギーGPで、なんと55グリッド降格ペナルティを受け最後列からのスタートを余儀なくされたメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンだったが、終わってみれば3位表彰台と望外の好成績を手にする結果となった。
しかし今回ハミルトンは後半戦に向け実質3基のフレッシュ・エンジンを手にしていて、そのペナルティをすべて「1回のグリッド最後列で消化」したことには他チームから「ルールの悪用」との批判的な声が聞かれるのも事実だ。
これを受けメルセデスAMGチームのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは、次のように反論している。
「われわれは別にレギュレーションに反した行為を行ったわけではなく、すべてルールに則ってやったこと。
確かにそのお陰でエンジンをストックすることができたが、それも含めてレース戦略というものだ。
それがいけないというのであれば、レギュレーションの抜け穴を塞ぐべきで、われわれを非難するのはあたらない」と、かわした。
現行ルールでは、エンジン交換等によるペナルティが次戦以降にまで持ち越されることはない。
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