マッサ(ウィリアムズ)、「引退は僕のプライド」
Williams Duo (C)Williams F1
拡大します
多くの関係者を驚かせたフェリッペ・マッサ(35歳:ブラジル)の突然の引退表明は、実は数か月前から高まっていたものであることがわかった。
「(仮にも11勝した)F1ドライバーのプライドとして、自分自身の意思で進退を決めることが重要だった。
僕自身はプライドにこだわりがあったからね。
追い詰められ、行き場をなくして止むなく引退というのは絶対に嫌だったんだ。
そんな惨めなドライバーを何人も見てきたけれど、僕自身はそうなりたくなかった。
だからこの決断はかなり早い時期にもう決めていた。
噂では僕がチームと残留交渉しているとか、他チームと話をしているとか言われていたけれど、そんな事実はまったくないよ」
これでシートが一つ空くことになったウィリアムズ・チームではバトン(マクラーレン)やペレス(フォース・インディア)らの名前が聞かれるが、実力に定評あるボタスの残留が濃厚なので、若い「裕福な」ペイ・ドライバーを選択という可能性も高い。
| 固定リンク
最近のコメント