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2016年9月

2016/09/30

マレーシアGPフリー2回目、マクラーレン勢7-10番手に

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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30日(金)、現地時間14時(日本時間:15時)からセマレーシアGPのフリー走行2回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は湿度47%、気温は34度、路面温度58度まで上昇で引き続きドライコンディション、このセッション中に雨が降る確率は20%と報告されている。
なお午前中、火災に見舞われたマグヌッセン(ルノー)のマシンはガレージ内で作業中を続けていたが、セッション半ばやっとコースインに漕ぎ着けた。

セッションは無事アクシデント等もなく終了。
ここではハミルトン(メルセデス)がロズベルグを従えて最速タイムを記録した。
ただ一人1分34秒台に入れる1'34.944を記録し、ロズベルグに0.233秒の差を付けた。
3-4番手はフェラーリのベッテル&ライコネン、5番手フェルスタッペン(レッドブル)、6番手ペレス(フォース・インディア)、7番手アロンソ(マクラーレン)、8番手リカルド(レッドブル)、9番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、10番手がバトン(マクラーレン)となった。

出遅れたマグヌッセンはそれでも19ラップを周回して1'37.664(19番手)を記録した。
(チームメイトのパーマーは1'36.940の12番手)

マレーシアGPフリー走行2回目の結果はこちら
マレーシアGPの画像はこちら

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マレーシアGPフリー1回目、マグヌッセン(ルノー)火災

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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30日(金)、F1は2週間前のシンガポールから北西に約350キロ、マレーシアのクアラルムプールへとやってきた。
今回は2000年以来となる秋の開催。
現地時間10時(日本時間:11時)からセパン・サーキットを舞台にマレーシアGPのフリー走行1回目セッションがスタート。
セッション開始時の天候は湿度74%、気温は29度、路面温度38度でドライコンディションと報告されている。

セットアップ開始まもなく、マグヌッセン(ルノー)のマシンがピットガレージで突然出火。
燃料漏れに引火したものとみられる。
ドライバーは無事、火は消し止められたもののマシンは消火剤まみれになってしまい走行不能。
10時12分、消火作業でピットロードが通過できないため赤旗中断とされた。

赤旗は10時26分に解除、走行が再開。
セッション終盤にはロズベルグ(メルセデス)がコースオフしてイエローフラッグ。
その後マシンは「砂利清掃」に追われた。

結局この最初のセッションで最速だったのはメルセデスAMGのニコ・ロズベルグ。
1'35.227というタイムで2番手の僚友ハミルトンに0.494秒の差を付けた。
以下、3-4番手フェラーリのライコネン&ベッテル、5番手にアロンソ(マクラーレン)、6-7番手レッドブルのリカルド&フェルスタッペン、7-8番手フォース・インディアのヒュルケンバーグ&ペレス、10番手にバトン(マクラーレン)の順。
マグヌッセン(ルノー)だけが再走ならずノータイムで終わった。

マレーシアGPフリー走行1回目の結果はこちら
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「ストロールのウィリアムズ入り」、今週正式発表か

Lance Stroll (C)Ferrari S.p.A
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これまで重ねて予想がされてきた新鋭ランス・ストロール(17歳:カナダ)のウィリアムズ・チーム入りだが、いよいよこのマレーシアGPの会場で正式発表されるのでは、との気運が高まっている。

来季のチームメイトと目されるバルテリ・ボタスの母国フィンランドの日刊紙『ツルン・サノマット』によれば、ストロールはチームになんと3,500万ドル(約35億5千万円)もの資金を持ち込むという。
これまでこのシートにはペレス(フォース・インディア)やバトン(マクラーレン)、ナスル(ザウバー)など多くの名前が目されてきた。

ストロールは現在参戦中のF3ユーロシリーズで堂々首位を独走している逸材。
ちなみに父親のローレンス氏は米ファッションブランド『マイケルコース』の大株主としても知られるカナダの大富豪である。
2010年11歳という若さでフェラーリのFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)のメンバーに抜擢されたストロールはまだ17歳だが、来月にはF1参戦のスーパーライセンス受給資格である満18歳を迎える。

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アロンソ(マクラーレン)、マレーシアGPで新P/U投入へ

Honda V6 Power Unit(C)Honda Racing
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マクラーレン・ホンダ・チームは、アロンソのマシンだけに今週のマレーシアGPでバージョンアップされたパワーユニットを投入する方針を明らかにした。
これは残された最後の2トークン(開発プログラムの単位)を使用したものだが、グリッド降格ペナルティを受けるためホンダはその投入時期について検討を重ねていたもの。

アロンソのマシンには8基目のエンジン、ターボチャージャー、MGU(Motor Generator Unit:電動機/発電ユニット)-Hを使用、さらに7基目のバッテリーとコントロール・エレクトロニクスを交換とし、合わせて30グリッドの降格ペナルティとなるため、実質最後尾スタートになる。

おそらく新P/UはマレーシアGPのフリー走行で投入されたあといったん元に戻され、来週の日本GPで本格使用されるものとみられる。
またこれによりバトンのほうは日本GPでのペナルティを避けるため今回の投入を見合わせ、アメリカGP以降での投入になるようだ。

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ホンダ、「2017年はメルセデスAMG並のパワーに」

Powered by Honda (C)Honda Racing
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F1参入の遅れから、これまで様々な厳しい条件下に置かれて苦戦を続けて来たホンダだが、F1レギュレーションが再び大きく変更される2017年には期待を持っているようだ。

これについてホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は、イギリスの専門誌『F1レーシング』に対し次のように語っている。

「レギュレーションが変更されみんなが同じスタートラインに着く2017年はチャンス。
われわれは馬力面で(F1最強の)メルセデス製パワーユニットにも匹敵できると考えている。
すべの面で同等以上というのは難しいにしても、遜色ないレベルにある筈だ」と、自信をみせた。

具体的な面では、現行のタービンとコンプレッサー収納型のレイアウトから、メルセデスと同様のパワーユニットの前方にコンプレッサーを、またタービンを後方に配置するものを考えているとみられる。

これについてマクラーレン・チームのエリック・ブイユ/レーシング・ディレクターも、「例え難しいものであっても、勝てるコンセプトがあるのならそれにチャレンジしなければならない。
われわれはホンダの進化に大いに期待している」と、同じ方向性であることを示唆した。

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2016/09/29

2017年暫定F1カレンダー(9/28)

28日(水)、FIA(国際自動車連盟)はことと同じ全21戦からなる2017年のF1カレンダーを発表した。
カナダ、ドイツ、ブラジルの3つは暫定でFIAの承認が必要。
また中国GPが1週間遅れ、終盤のメキシコGPも1週間先送りのスケジュールとなっている。
開幕(3月26日)と最終(11月26日)の日程は変わらない。

【2017年暫定F1カレンダー】(9/28)

No. 日程 グランプリ 開催地
1 03月26日 オーストラリアGP アルバートパーク市街地特設コース
2 04月09日 中国GP 上海サーキット
3 04月16日 バーレーンGP バーレーン・サーキット
4 04月30日 ロシアGP ソチ・サーキット
5 05月14日 スペインGP バルセロナ・サーキット
6 05月28日 モナコGP モンテカルロ市街地特設コース
7 06月11日 カナダGP ジル・ビルニューブ・サーキット *
8 06月18日 ヨーロッパGP バクー市街地特設コース
9 07月02日 オーストリアGP レッドブルリンク
10 07月09日 イギリスGP シルバーストーン・サーキット
11 07月23日 ハンガリーGP ハンガロリンク
12 07月30日 ドイツGP ホッケンハイム *
13 08月27日 ベルギーGP スパフランコルシャン・サーキット
14 09月03日 イタリアGP モンツァ・サーキット
15 09月17日 シンガポールGP シンガポール市街地特設コース
16 10月01日 マレーシアGP セパン・サーキット
17 10月08日 日本GP 鈴鹿サーキット
18 10月22日 US-GP オースティン・スピードウェイ
19 11月05日 メキシコGP ロドリゲス・サーキット
20 11月12日 ブラジルGP インテルラゴス・サーキット *
21 11月26日 アブダビGP ヤス・マリーナ・サーキット

・サーキットはいずれも推定
・* 印はFIAの承認待ち

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マレーシアGPのスチュワードにデレック・ワーウィック氏

Derek Warwick (C)Renault F1 UK
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FIA(国際自動車連盟)は明日30日(金)から行われるマレーシアGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、ベテランのデレック・ワーウィック氏(62歳:イギリス)をあてたことを明らかにした。

元アロウズ等のF1ドライバー、デレック・ワーウィック氏のスチュワード就任は今年第7戦カナダGP以来で通算14回目となる。

F1では1981年サンマリノGPで当時のトールマンからデビュー、その後ルノー、ブラバム、アロウズ、ロータス、フットワークと渡り最高位は2位。
F1引退後はスポーツカーレースでも活躍し、1992年にはプジョーを駆ってル・マン24時間レースに勝利した。
またシルバーストーン・サーキットの保有者でもあるBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)の代表を務めていることでも知られる。

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マレーシアGPの週末、3日間とも雨の可能性

Sepang Circuit (C)RedBull Racing
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今週末マレーシアGPが行われるクアラルムプール市の天気について、地元気象台は3日間いずれも雨になる可能性が高いとしている。
マレーシアは国全体が赤道に近く、熱帯雨林気候に属している。

期 日 種 目 気 候 気 温
9月30日(金) フリー走行 25- 33度 90%
10月01日(土) 公式予選 25- 34度 89%
10月02日(日) 決勝レース 曇り時々雨 22- 29度 91%

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2016/09/28

ルノー、戦闘力不足が体制決定に遅れもたらす

Renault Taem (C)Renault Sport
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ロータス・チームを買収する形で再びワークスチームとして復活。
今季はケビン・マグヌッセン&ジョリオン・パーマーというドライバー・ラインナップで戦っているルノー・チームだが、思わぬ戦闘力不足が来季の体制決定にも障害になっているようだ。

同陣営のシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは、これについて次のように釈明している。
「今年のわれわれのマシンは暫定型で、他チームと比べて戦闘力が劣っているのは確かなこと。
これはわれわれがレギュレーションが大幅変化となる2017年マシンの開発に力を入れているためだが、それが逆に体制決定の足を引っ張る状況の原因にもなっているようだ。
つまり今の状態では残念ながら現有ドライバーへの正当な評価ができないからだ」

同チームの来季ドライバー候補としてはペレス(フォース・インディア)やサインツ(トロ・ロッソ)らの名前が上げられていだ、これまでのところいずれも断られたとみられている。

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大幅改修でマレーシアGP迎えるセパン・サーキット

Sepang Circuit (C)Mercedes Motorsports
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今週金曜日からはF1第16戦マレーシアGPがスタートするが、その舞台となるセパン・サーキットは今回大幅な改修が施されている。
これについて同サーキットのラズラン・ラザリ/CEO(最高経営責任者)は、改修点について次のように説明した。

「雨の多い天候のため、路面の再舗装による排水性向上やコースサイドの排水口の改修等で大幅に安全性を向上させた。
その成果には自信を持っているので雨乞いがしたいくらいだ。
改修を受けたコーナーは全部で9か所にも及ぶが、最も変更されたのは最終コーナーだろう。
ここはイン側が約1メートル盛り土がされ、コーナリング・スピードが上げられるのと共にストレートでのオーバーテイクが容易になったと考えている。
いまからお客さんが盛り上がって声援を送るのが見えるくらいだ」と、自慢している。

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『アップル』のマクラーレン買収話はすでに破綻か

McLaren Technology Center (C)McLaren Group
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総額10億ポンド(約1,310億円)にも達すると言われた米IT大手『アップル』社によるマクラーレン・チームの買収話だが、イギリス・メディアによればどうやらすでに交渉は破綻したようだ。
これについては両社ともに正式なコメントはしていないが、マクラーレン・チームのスポークスマンは「現在、協議中ではない」と、微妙な言い廻し。

イギリスの著名モータースポーツ・ジャーナリストであるジョー・サワード氏が説明するところによれば、「過去に両社間でコンタクトがあったのは事実としても、すでに協議は破綻している」とのことだ。

F1から派生する先端技術は、単にモーターレーシング界に留まらずいま各界から熱い視線を浴びている。

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2016/09/27

バトン(マクラーレン)、マレーシアでGP300戦目に

Jenson Button (C)Williams F1
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すでに来シーズンはレースドライバーから離れることを明らかにしたマクラーレン・チームのベテラン、ジェンソン・バトン(36歳:イギリス)が、今週末行われるマレーシアGPでF1参戦通算300戦目の節目を迎える。
(予選は302戦目、決勝300戦目)
当時まだ20歳になったばかりでF3の経験しかなかったバトンのF1デビューを許したのはウィリアムズ・チームだった。

「マレーシアGPへの準備は万全さ。
300回目のグランプリを迎えるということに興奮しているよ。
このところアンラッサキーなことが続いているから、今度は幸運に恵まれることを願っている」

今季ここまでの15戦でバトンは入賞5回、最高位はオーストリアの6位というものだ。

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マノー・レーシング首脳、「来季は誰もがスタート地点」

Manor 『MR05』 (C)Manor Racing
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予算不足や開発時期の遅れ等から参戦以来戦闘力を欠いていたマノー・レーシングだが、今季はオーストリアGPでウェーレインが10位入賞を果たすなど、コンストラクターズ・ランキング10位を確保していて期待大。
同チームのステファン・フィッツパトリック代表はさらなる来季への意欲を明らかにした。

「今年は他チームがマシンの開発から3年目を迎えているのに対し、出遅れたわれわれは実質初年度だった。
しかし来年はまた大きくF1レギュレーションが変更になるので、みんなスタート地点は同じということになる。
われわれのような弱小プライベートチームがビッグチームに対抗するのは容易なことではないが、少なくとも新しいものがスタートするときにはチャンスがある筈だ。
来年は最低でももう一つコンストラクターズ・ランキングを上げていきたいね」

そのマノーでは今年1月からすでに2017年マシンの開発に着手していたということだ。

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『ハイネケン』、グランプリ開催拡大に期待

Heineken F1
期間5年間、契約金総額は1億5千万ドル(約162億円)にも達する大型契約を結んだと伝えられたF1グローバル・スポンサーの『ハイネケン』だが、このオランダの大手ビール会社は新たな市場としてアジア地域を重視していることがわかった。

これは同社のブランド・ディレクターであるジャンルカ・ディ・トンド氏が明らかにしたもので、「われわれの関心事はアジア太平洋地域にある」としたもの。
さらに同氏は、「ヨーロッパで生まれたハイネケンはその背景からヨーロッパ地域で強力だ。
しかし今後は当然のことながら他の地域に目を配っていかなければならない。
アメリカでさらにもう1戦グランプリを増やすというのも魅力だが、さらにアジア地域にもグランプリを広めたい」と語り、具体的には経済発展が著しいベトナムの名前を挙げた。

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2016/09/26

フジテレビ、BS放送での日本GP放映決定

BS Fuji logo
今シーズン、CSでの『フジテレビNEXT』のみでのF1放映となっているテレビ中継だが、10月9日(日)に予定される第17戦日本GP(鈴鹿サーキット)について、『BSフジ』がレース当日に録画中継することが明らかとなった。

放映時刻は9日(日)の深夜24:00~26:00、番組名は『2016F1日本グランプリ ハイライト』となっている。

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メルセデスAMG、マレーシアでタイトル確定も

Mercedes AMG Duo (C)Mercedes Motorsports
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目下コンストラクターズ・ポイント538点と、2位のレッドブル・レーシングに222点もの大差を付けて独走するメルセデスAMGチームでは、早ければマレーシアGPの結果次第で今年のタイトルが決まることについて、意欲をみせている。

マレーシアGPが終わると今シーズンも残り5戦。
かりにメルセデスAMG勢がいずれもノーポイントだった場合、そのすべてで1-2フィニッシュするとして2台で43ポイント×5で215ポイントとなり、逆転するにはその前のマレーシアGPでレッドブル・レーシングが7点以上、フェラーリは22点以上必要で、これ以外のチームには計算上すでに逆転の可能性は残されていないことになるからだ。

なお今年もメルセデスAMGがタイトル獲得となれば、2014年以来3年連続ということになる。
過去2年はいずれも700点以上(2014年:701点、2015年:703点)であり、今年はこれを上廻る勢いだ。

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フォーミュラE、フェリッペ・マッサの参戦に期待

J.Trulli/Formula E (C)Renault Sport
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今季限りでのF1引退を表明したウィリアムズ・チームのベテラン、フェリッペ・マッサ(35歳:ブラジル)だが、来年以降の去就についてはまだ明確にされていない。
そこで期待を顕わにしているのが『フォーミュラEシリーズ』だ。

FIA(国際自動車連盟)が次世代のモーターレーシングとして力を入れているのが電気自動車を使うこのフォーミュラEだが、残念ながらまだ人気を博しているとは言い難い状況。
これまでこのシリーズには元トヨタで馴染み深いヤルノ・トゥルーリ(ルノーで1勝)を始め、リウッツィ、モンタニー、ベルニュ、スピード、ウィルソン、ディ・グラッシ、ブルーノ・セナ、ハイドフェルド、サラザンら多くの元F1ドライバーが参戦。
ただいずれもビッグネームとは言い難い状況で、ここにF1通算11勝を誇るマッサが参戦となれば大いに勇気づけられることが期待されるというものだ。

そのマッサには他にもWEC(世界耐久選手権)やDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)等への参戦が噂されている。

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2016/09/25

C.ルクレール、マレーシアでのフリー参加は延期に

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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ハースF1チームは、来週行われるマレーシアGPのフリー走行1回目セッションでF1参加を予定していたシャルル・ルクレール(18歳:モナコ 英語読み:シャルル・ルクレール)について、その時期をブラジルGP(11月11日フリー走行)まで延期することを明らかにした。

その理由としてGP3シリーズとのスケジュール・バッティングが挙げられている。
今回のマレーシアではGP3のタイムスケジュールが通常とは異なり、金曜日に公式予選が行われるため、事実上F1のFP1との「兼務」が難しくなったためとみられる。

そのGP2ではルクレールが現在チャンピオンシップをリードしている。

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フェラーリ、マレーシアGPで空力アップデート

Ferrari Factory Image (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームが、来週末行われるマレーシアGPでエアロダイナミックス面にアップデート版を投入することがわかった。
空気の流れが変わるため、同時にクーリング面でも改善が施されるとしている。

すでに大幅にレギュレーション変更となる2017年マシンの開発にスタンスを変更したチームが多い中で、コンストラクターズ・ランキングでレッドブル・レーシングと死闘を続けるフェラーリ・チームのマウリツィオ・アリバベーネ代表はシーズン末までアップデートを続けることを強調している。

ただマクラーレン・チーム同様、あまり開発陣が今季マシンにとらわれると来季用新型車の開発に支障が出かねない懸念もある。

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A.プロスト氏、「残りシーズン、メルセデス勢のバトルに注目」

Alain Prost (C)Honda Racing
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元4回のF1チャンピオンで、自身のチームを率いた経験も持つアラン・プロスト氏(61歳:フランス)が、残り6戦となった今シーズンのメルセデスAMG勢どうしによるチャンピオンシップ争いについて、「注目に値する」と強調した。

これは地元フランスの『キャナル・プリュス』テレビに語ったもの。
その中でこのフランスの英雄は、「シンガポールGPはロズベルグにとって素晴らしいものになった。
ハミルトンに調子が出ないうちに、予選ではポールを獲り、レースでもその優位を活かしたまま制してみせたからね。
一時はハミルトンにすっかり流れが行った感があったが、それを完全に食い止めた形だ。
しかし今シーズンはまだ6戦ある。
ポイント争いも白熱しているし、まだま予断を許さない状況だ。
結局、長いバトルのその最後は些細なことで決まるのではないか」

元よりレジェンドとされたプロスト氏だが、あのバーニー・エクレストン氏が「過去最高のF1ドライバー」と讃えたことで、さらに説得力が増しているようだ。

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2016/09/24

急速に広まる「サインツ、ルノー入り」の噂

Carlos Sainz Jr. (C)Redbull Racing
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旧ロータス・チームを買収しワークス体制となったルノー・チームでは、来シーズンからいよいよ本格的な活動を繰り広げる方針とみられているが、まだその重要なコマの一つであるドライバー・ラインナップについては明らかにされていない。

これまでペレス(フォース・インディア)やボタス(ウィリアムズ)らの名前が伝えられたもののいずれも残留の方向。
そのため現レースドライバーであるケビン・マグヌッセンやジョリオン・パーマーの他、エステバン・オコン(現マノー・レーシング)らの名前が聞かれたが、新たにカルロス・サインツ(トロ・ロッソ)が有力候補として伝えられたもの。

しかしこれについてサインツ本人は地元スペインのメディアに対し、次のように否定した。
「僕はいまトロ・ロッソで走っているけれど、純然たるレッドブルのドライバーだ。
だからレッドブル首脳の判断には従うけれど、その選択肢に他チームへの放出はないと断言できる。
いまのところ来季もトロ・ロッソの一員であるのが有力だと思うし、グループから出るつもりは僕にはない」と、断言した。

そのトロ・ロッソではむしろいまクビアトのシートがパドックの話題になっている。

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C.ホワイティング/レースディレクター、日本GPでトークショーに

Charlie Whiting (C)RedBull Racing
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F1でもっとも有名なFIA(国際自動車連盟)スタッフといえるグランプリ・レースディレクターのチャーリー・ホワイティング氏(64歳:イギリス)が、日本GPの際にトークショーにゲストとして招待されることが内定した。
同氏がトークショーに登場するのは日本GPではこれが初めてということになる。

F1チームでメカニックやレースエンジニアを務めた同氏はネルソン・ピケ(ブラバム)のタイトル獲得にも貢献するなどこの世界での経験が豊富、バーニー・エクレストン氏からの信頼も厚くFIAにスカウトされてからはレースをコントロールするだけでなく技術部門をも束ねていて、パルクフェルメでも最高責任者だ。

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ホンダ、日本GPに向け万全の備え

Suzuka Circuit (C)Mercedes Motorsports
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今シーズン、著しくその戦闘力を上げているマクラーレン・ホンダだが、今季まだ3つのトークン(開発プログラムの単位)を残している。
その残されたトークンについて、ホンダは次戦マレーシアGPに使用する見通しのようだ。

というのも、もし日本GPでバージョンアップしたパワーユニットを投入した場合、予選グリッド降格のペナルティが科せられることになるからだ。
そのため1戦前倒ししてマレーシアで投入すれば、地元鈴鹿サーキットの日本GPでは純然たる予選バトルが行えることになる。
またもしマレーシアに間に合わない場合にも、やはり日本GPは避けて次のアメリカGPに持ち越すことが考えられる。

ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は、「われわれに掛かる鈴鹿でのプレッシャーは容易なものではない」と、早くもホームグランプリに武者震いをみせている。

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2016/09/23

来季のシーズン前テストもバルセロナ

Barcelona Circuit (C)Mercedes Motorsports
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各F1チームは2017年のシーズン前テストについて協議した結果、来年も今年同様スペイン国内でのテストに留めることを決めた。
場所はバルセロナ・サーキットで、日程は初回が2月27日から3月2日、2回目が3月7日から10日までとされている。

この時期のヨーロッパは気温が低いため、F1にタイヤを独占供給するピレリ等は以前行なったことがあるバーレーン等を提案したものの、チーム側は遠征費用の問題から今回も却下された模様。

なお2017年の開幕戦オーストラリアGPは3月26日(日)に決勝レースが行われる予定となっている。
(今年は3月20日)

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ホンダF1、S660に最高速で後れ取る

 Image
ホンダのスポーツカー『S660』用高性能エンジンを搭載した特別マシンが、F1を上廻る最高速を記録したことがわかった。

これはアメリカ・ユタ州ソルトレイクにあるボンネビル・スピードウェイで行われた『マイク・クック・ボンネビル・シュートアウト』というイベントで記録されたもの。
ホンダによれば今回記録した時速421キロは「ホンダ車」として最高の記録という。

ちなみにS660はその名の通り排気量660ccの直列3気筒ターボエンジン。
一方現行のF1エンジンは1,600ccV型6気筒ターボエンジン。
今年のヨーロッパGP(バクー)ではウィリアムズ・メルセデス(ボタス)が最高速378キロを記録していて、ホンダF1もこれとほぼ同等とみられている。

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ピレリ、2017年仕様ウェットタイヤをテスト

Pirelli Wet Tyre
21日(水)、ピレリタイヤは2017年から導入される新仕様のウェットタイヤのテストをフランスの南仏のポールリカール・サーキットで開始したことを明らかにした。

HTTT(ハイテクノロジー・テスト・トラック)と呼ばれる同サーキットのトラックは全天候型で、人工的にウェットコンディションを造り出すことができる。

実際にテストに当たるのはメルセデスAMGチームで、ドライバーは同チームのテストドライバーで現在はマノー・レーシングのレースドライバーでもあるパスカル・ウェーレイン(21歳:ドイツ)。
ウェーレインは以前にもピレリのタイヤテストを担当した経験がある。

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グティエレス(ハース)、「要注意青旗ドライバー」に

Esteban Gutierrez (C)Haas F1 Team
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シンガポールGP決勝レース終盤、トップのロズベルグ(メルセデス)を猛追するリカルド(レッドブル)の前に立ちはだかったのは周回遅れのグティエレス(ハース)だった。
コースマーシャルから青旗が振られたにもかかわらず、直ちに進路を譲らなかったためリカルドは憤りの表情をみせた。

実はグティエレスについてはこれまでも「周囲が見えていない」との批判があり、ベルギーGPのフリー走行では後続のウェーレイン(マノー)の進路を妨害したとしてペナルティ・ポイントまで受けている。

これについてグティエレスは、「僕は精一杯誠実に走っているつもり。
それでも文句があるのなら、直接僕に言えばいい」と、他のシーンで繰り返される自分への非難を逆に粉砕した。
たとえ後方を走るとはいえ、F1ドライバーであるならば自己主張が強くなければ生きて行けないのがこの世界だ。

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2016/09/22

ランス・ストロール、来季ウィリアムズと契約合意の報

Lance Stroll (C)Ferrari S.p.A
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すでにフェリッペ・マッサ(35歳:ブラジル)が今季限りでのF1引退を表明したウィリアムズ・チームでは2017年その後任に注目が集まってるが、最有力として名前が挙げられていた新鋭ランス・ストロール(17歳:カナダ)について、このほど契約が合意に至ったと伝えられた。

これを報じたのは来季チームメイトとして確実なバルテリ・ボタスの母国フィンランドの日刊紙『ツルン・サノマット』。
それによればストロールはチームになんと3,500万ドル(約35億5千万円)もの資金を持ち込むという。

ストロールは現在参戦中のF3ユーロシリーズで堂々首位を独走している逸材。
ちなみに父親のローレンス氏は米ファッションブランド『マイケルコース』の大株主としても知られるカナダの大富豪である。
2010年11歳という若さでフェラーリのFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)のメンバーに抜擢されたストロールはまだ17歳だが、来月にはF1参戦のスーパーライセンス受給資格である満18歳を迎える。

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『アップル』、マクラーレン・チーム買収の噂

McLaren Technology Center (C)McLaren Group
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ホンダとのパートナーシップにより急速にその戦闘力をアップさせているマクラーレン・チームだが、ここに来てチーム買収という衝撃的なニュースが伝えられた。

名前が挙げられたのはアメリカに本拠を置くIT大手の『アップル』社。
イギリスの経済紙『フィナンシャル・タイムズ』が報じたところによれば、アップルが関心を示しているのはマクラーレン・テクノロジー・グループで、その中にはマクラーレンF1チームだけでなくマクラーレン・オートモーティブ、マクラーレン・アプライド・テクノロジーという技術グループが含まれているという。
アップルにはいま世界的に研究・開発が進められている自動運転車の先端技術を進める狙いがあるとみられている。

注目はその買収金額で、最低でも10億ポンド(約1,310億円)にも達するものと予想されている。
マクラーレン側はこの噂を否定しているが、こうしたケースで始めから交渉を認めた例はないのもこの世界の通例だ。

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ウィリアムズ・チーム、「ベルト・トラブル」に困惑

Valterri Bottas (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームは先のシンガポールGPで起きたバルテリ・ボタスの「ベルト・トラブル」について、困惑していることを明らかにした。

これはシンガポールGP決勝レース中の33周目、「シートベルトが外れている」とドライバーから無線で連絡があり緊急ピットイン、実際にベルトが外れていることを確認したというもの。
外れた原因はまだ解明されていないが、高速でバトルを演じるF1で起きたことにチームは衝撃を受けているとのことだ。

同チームのクレア・ウィリアムズ副代表は、「絶対に起きてはならないことで困惑している。
早急に原因を究明し、次戦マレーシアGPまでには解決しなければならない」と、その緊張ぶりを顕わにした。

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2016/09/21

シューマッハ家弁護士、法廷で悲しい証言

Schumacher Flag (C)Mercedes Motorsports
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世界中のファンからその奇跡的回復が望まれている元7回のF1チャンピオンであるミハエル・シューマッハ氏だが、その容態についての報道を巡り、家族には悲しい証言が行われた。

同氏がスイス・レマン湖畔の自宅に戻って以来、家族はその回復状況について「高度なプライバシーに属するもの」として一切のコメントを避けてきた。
しかし先頃、地元ドイツの週刊誌『ブンテ』は「シューマッハが医療スタッフの助けを借りて歩行することができた」との一方的な報道をしたことが裁判で争われたもの。

シューマッハ家の弁護士は、「残念ながらそうした報道は誤りで、まだシューマッハ氏は歩行することができていない。
当然のこと裁判では真実が解明されなければならないが、われわれはこうしたことを法廷で証言しなければならないことに深い悲しみと憤りを感じている」と、家族の意向を代弁した。

稀代のF1チャンピオンがゲレンデでの思わぬ事故に遭ってから、すでに3年近くが経過した。

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マレーシアではトロ・ロッソが意欲的なタイヤ戦略

Pirelli F1 Tyre (C)Pirelli Motorsport
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ピレリタイヤが次戦マレーシアGP向けに各チームが選択したタイヤを発表した。

常設のセパン・サーキットで行われるマレーシアGPはこれまでの春の開催から今年は秋に移行されるが、ピレリは今回「ハード」「ミディアム」「ソフト」という堅めのタイヤ3種類を用意、各チームはこの中からそれぞれのタイヤ戦略に則って使用するタイヤ数を選択することになる。

発表されたところではほぼ各チーム共に同様の選択となっているが、多くが中心とするソフトタイヤを6-7セット選択したのに対し、トロ・ロッソの2台(サインツ&クビアト)だけが最大の8セットを選択したのが目立ったところ。

今季第16戦マレーシアGPは10月2日(日)に決勝レースが行われる。

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FIA新オーナー、世界大都市開催に意欲

1981 Las Vegas (C)Williams F1
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F1株式を買収して新たなオーナーとなる『リバティ・メディア』は、F1グランプリを世界の大都市で開催する方針をみせているようだ。

これはシンガポールGPのパドックに姿をみせた新たなF1の会長チェイス・キャリー氏が述べたもの。
その中で同氏は、「世界最高峰のモータースポーツであるF1は、それにふさわしく世界最高の年で開催されるべきだ。
たとえばアメリカで言うならそれはニューヨークであり、ロスアンジェルスなどだ。
そこにはまだ市場として開発されるべて大きなマーケットが控えているのだから」と、述べた。

こうした考えはFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表の持論でもあり、今後のF1の方向性を決める可能性の一つになりそうだ。

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2016/09/20

「今日は7位が我々の達成できる最高順位でした」 (ホンダ)

F1160918002h ジェンソン・バトン (C)Honda Motor Co. Ltd.

シンガポールGP 決勝
マリーナ・ベイ・サーキット、9月18日(日)

本日のシンガポールGPにおいて、フェルナンド・アロンソは力強く、決意に満ちたレースを繰り広げ、7位で完走しました。9番グリッドのアロンソはすばらしいスタートを切り、終盤にセバスチャン・ベッテル選手(Ferrari)とマックス・フェルスタッペン選手(Red Bull)の手中に陥るまでは、レースの大半に渡って5番手のポジションを死守しました。

今夜、アロンソはトップ集団を除く残りのチームの中ではベストな結果を達成しました。上位を争うMercedes、Red Bull、Ferrariのそれぞれ2台のマシンに続く順位を獲得するという、すばらしいパフォーマンスを披露しました。

一方、ジェンソン・バトンのレースは、事実上、1周目にして終了しました。好スタートを切った直後にスタートラインでのアクシデントに巻き込まれ、ニコ・ヒュルケンベルグ選手(Force India)のマシンを避けようとしてバルテリ・ボッタス選手(Williams)のマシンと接触。それによって、フロントウイングを損傷しました。

修理のためにピットインを余儀なくされ、後方で再度コース上に復帰したものの、マシンのボディワークの損傷によってダウンフォースが低下。それ以降は思うように追い上げることができませんでした。その後、1周目に発生したブレーキダクトの損傷によりブレーキ温度が上昇していたため、レース終盤にエンジニアは用心のためマシンを止める決断を下しました。

フェルナンド・アロンソ

MP4-31-04
スタート 9番手
レース結果 7位
ファステストラップ 1分51.249秒 51周目(トップとの差 +4.062秒、12番手)
ピットストップ 2回: 14周目(ピットストップ時間 2.98秒)および
34周目(ピットストップ時間3.98秒)
[オプション→プライム→バックアップ]

「今日は7位が我々の達成できる最高順位でした。Mercedes、Red Bull、Ferrariのそれぞれ2台のマシンに続く、残りのチームの中ではベストな結果です。今週末、我々はここで4番目に速いチームというわけではなかったので、今回の結果はいい戦略と好スタートを切ったおかげです。

スタートでは外側に行くことを選択し、クラッシュが発生したときにはすでに6番手に浮上していたので、影響を受けることはありませんでした。その後、1コーナーでは非常に遅いタイミングでブレーキングし、ダニール・クビアト選手(Toro Rosso)とキミ・ライコネン選手(Ferrari)をオーバーテイクしました。すべてのことがうまくいきました。時には運を味方につけることが必要なのです。

一時は表彰台に上がることも期待していました。前方のマシンになにかが起これば、そうなる可能性はありましたが、結局、上位陣のハプニングはないままレースが終了しました。

ただ全体的に、今日はできる限りのことをしました」

ジェンソン・バトン

MP4-31-03
スタート 12番手
レース結果 DNF
※43周目でリタイア
(ブレーキの不具合により、用心のためマシンを停止)
ファステストラップ 1分51.631秒 18周目(トップとの差 +4.444秒、16番手)
ピットストップ
3回: 1周目(ピットストップ時間 13.56秒 -フロントウイングの交換&サスペンションチェック)、
15周目(ピットストップ時間 2.57秒)および
27周目(ピットストップ時間 2.61秒)    
[オプション→プライム→オプション→バックアップ]

「43周目でリタイアしましたが、正直言って、私のレースは1周目で事実上終了しました。

スタートは非常によく、バルテリ・ボッタス選手の横につけました。ただ、ニコ・ヒュルケンベルグ選手のマシンがコース上を横断していることは、逆方向を向いた彼のマシンが自分の目の前に来るまで気がつきませんでした。アクセルペダルから足を上げ、右側に移動したものの、行き場をなくしてバルテル・ボッタス選手のマシンと接触。それによってフロントウイング、ブレーキダクト、フロアーを損傷しました。

その後、タイヤ交換と、新しいフロントウイングを装着するためにピットインしました。ただ、マシン自体が損傷していたので、それ以降はダウンフォースを十分に得ることができませんでした。そのダウンフォースでさえ、マシン全体にバランスよくあったわけではないので、さらに難しい状況でした。

マシンを止めた理由は、ブレーキに問題があったためです。ダクトが損傷したためにブレーキ温度が上昇しつつありました。不具合が発生するのではないかと心配していたので、リタイアは正しい判断でした」

ホンダモータースポーツリリース

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地元紙、シンガポールGP開催延長に期待

Image (C)Williams F1
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2008年に初開催となったシンガポールGPは、今年無事9回目の開催を終えた。
ただ同グランプリの開催契約は2017年までとなっていて、それ以降についてはまだ決まっていない状況だ。

これについて地元シンガポールの『ストレーツ・タイムス』紙は、前向きな見方をみせているようだ。
同紙によれば、2018年以降の開催契約についてすでにシンガポール政府がFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)に対して具体的な交渉に入っているというもの。
マリーナベイの名称で親しまれる同グランプリの市街地特設コースはナイトレースとしてかなりの額の設備投資を行っていて、主催者としてはできるだけ長期の契約に持ち込みたい考えだ。

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メルセデスのニコ・ロズベルグ、2 ストップ戦略でシンガポールグランプリを制す (ピレリ)

(C)Pirelli Motorsport
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2016 シンガポールグランプリ 決勝
・2 ストップと 3 ストップ戦略が展開され、 マリーナベイでのフィナーレはエキサイティングに
・メルセデスの協力を得て、今週、ピレリの 2017 年向けウェットタイヤをポール・リカールでテスト

2016 年 9 月 18 日、マリーナベイ
メルセデスのニコ・ロズベルグが、戦略が鍵を握るシンガポールグランプリを制しました。スタート直後の事故に より、シンガポールのセーフティーカー導入率 100の記録は更新されたものの、これによる戦略への影響を受 けたドライバーは数名のみでした。ポールポジションからの優勝例が多いシンガポールで、ロズベルグはポー ル・トゥー・ウィンを達成し、チャンピオンシップのトップへ返り咲きました。

3 名のドライバーが、セーフティーカー導入により、予定より早めのピットストップを行いました。トップ 10 グリッド 中、レッドブルの両ドライバーのみがスーパーソフトを、残りのドライバーは最もスピードのあるウルトラソフトを 装着してスタートしました。しかし、ダニエル・リカルドは、理論的には耐久性で勝るスーパーソフトのアドバンテ ージを活かすことができず、ライバルたちよりも長い第 1 スティントを走行することができませんでした。

レース終盤、メルセデスが活用したタイヤ戦略によって、ルイス・ハミルトンは 3 回目のピットストップ後にフェラ ーリのキミ・ライコネンを抜き、3 位の座を獲得しました。リカルドも終盤に 3 回目のピットストップを行い、スーパ ーソフトへ交換しました。ロズベルグよりも一時はラップあたり 3 秒近い速さで走行したリカルドは、スリリングな
フィナーレを盛り上げました。一方、ロズベルグは、予定通りの 2 ストップ戦略でトップを維持したままフィニッシ ュしました。

グリッド最後方からスタートしたフェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ソフト – ウルトラソフト – ウルトラソフトと 繋ぐ戦略で 5 位を獲得しました。フォース・インディアのセルジオ・ペレスも、ソフトタイヤを使用した独自の戦略 を採りました。ウルトラソフトでスタートしたペレスは、セーフティーカー導入中にソフトへ交換し、その後、再度ソ フトへ交換してレースを走り切り、グリッド降格ペナルティーによる後方のスタートからポイント圏内でフィニッシ ュしました。

今週、ピレリは、2017 年に向けたワイドタイヤのテストを引き続き行います。今回は、メルセデスの協力を得て、 フランスのポール・リカールで、来シーズンのレギュレーション合わせて修正を加えたマシンを使用してウェット コンパウンドをテストする予定です。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント: 「例年通り、シンガポールは、ドライバ ー、マシン、タイヤにとってシーズン中で最もタフなレースのひとつとなりました。昨夜の豪雨を受けて、通常と は異なる路面の改善パターンが見られました。レースの序盤から、表彰台を目指す各チームによる多彩な戦略 も展開されていました。タイヤ戦略が重要な役割を演じ、2 ストップと 3 ストップ戦略が入り混じったこのレース で、特に注目されたのは、ユニークかつ大胆な戦略を採ったセバスチャン・ベッテルによる最後方からの巻き返 しでした」

ピレリジャパン・プレスリリース

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ロズベルグ(メルセデス)、「レース再開早すぎた」

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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シンガポールGPではレース再開時のコースマーシャルとのニアミスがFIA(国際自動車連盟)による調査対象となって注目を集めているが、これについて一方の当事者でもあるニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は次のように当時のことを語っている。

「そりゃあ、驚いたよ。
だって僕らの目の前、まだコース上に人がいたんだからね。
彼が必死にコースから外れようとしているのがわかったよ。
僕が思うに、レース再開が早かったんじゃないか。
それは僕自身もそう感じたくらいだったからね。
いずれにしても観客や関係者の安全が脅かされるようなのは正しい運営じゃない」

これについてはメルセデスAMGチームのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターも、「レースを一周でも早く再開しなければならない事情は理解できるが、まずその前提は安全の確保だ」と、今回のリスタートの判断を一蹴した。

こうした背景には、遅い平均スピード、そしてセーフティカー導入の可能性が高い狭いコースなど、シンガポールGP特有の事情も推察される。
ちなみにここと近いコース設定のモナコGPは、例外としてレース距離が最初から短縮されている。
(シンガポール:309.316km、モナコ:260.520km)

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FIA、レース再開手順を調査へ

Nico Hulkenberg (C)Sahara Force India F1
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シンガポールGPでは、オープニングラップで起きたヒュルケンバーグ(フォース・インディア)のアクシデントによりいったんセーフティカーが導入された上での再スタートとなったが、その際コースマーシャルがまだコース上に残っていてトップのロズベルグ(メルセデス)を慌てさせる「事件」が起きた。
これについてFIA(国際自動車連盟)はレース再開の際の手順に誤りがあったとして詳細な調査をすることを明らかにした。

再スタート時の国際映像では全速でコース外に逃れるマーシャルの姿が映されていて世界中のF1ファンを唖然とさせた。
FIAは今後こうした映像やデータ、そして関係者からの事情聴取をするとしているが、場合によっては何らかの処分に至る可能性も出て来た。

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2016/09/19

事故のヒュルケンバーグ(F・インディア)、「避けられなかった」

Nico Hulkenberg (C)Sahara Force India F1
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18日(日)行われたシンガポールGP決勝のスタート直後にクラッシュ・大破、リタイアを喫したフォース・インディアのニコ・ヒュルケンバーグは、「事故は避けられなかった」と、述懐した。

好調なスタートを切ったヒュルケンバーグはポジションを上げるべく好位置を占めたが、その直前のフェルスタッペン(レッドブル)が失速、これを避けるための行動によりクビアト(トロ・ロッソ)と接触、さらにウォールにヒットしてマシンを損傷させたもの。
シンガポールGPのスチュワードはこのアクシデントについて審議対象としたが、ドライバーに責任は認められなかったとしてペナルティ等を科すことはなかった。

「事故はもちろん故意に起こした訳じゃない。
追突するのを避けるため、止むを得ないものだったんだ。
当初はサインツにぶつかったとされたみたいだけど、接触したのはクビアトのほう。
もちろん彼にも責任はないよ。
残念だけどしかたない、これがモーターレーシングというもの」と、説明した。

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長谷川祐介氏(ホンダ)、「望外の結果」に手応え

Fernando Alonso (C)McLaren Group
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ジェンソン・バトンはオープニングラップで起きたアクシデントからリタイヤを余儀なくされたものの、グリッド9位からスタートしたフェルナンド・アロンソが7位フィニッシュを遂げたことについて、ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は、確かな手応えを感じ取ったようだ。

「この週末はマシンが安定せず、フリー走行の段階からセットアップに苦しんだ。
しかし幸い予選から正しい方向性を見出すことができ、それがこの素晴らしいレース結果に繋がったと思う。
それにつけても最初にトロ・ロッソ勢の前に出られたアロンソのドライビングには感服するばかりだ。
アロンソの前にはメルセデスAMG、レッドブル、そしてフェラーリという3強がいるだけ。
これはわれわれの進化を物語るものだろう」

なおバトンのリタイヤについてはスタート時のアクシデントでの損傷が主要外部原因になったと説明した。

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オコン(マノー)にペナルティ・ポイント2点

Esteban Ocon (C)Manor Racing
シンガポールGPのレーススチュワード(競技委員)は、18日(日)行われた決勝レース中、セーフティカー導入時にマノー・レーシングのエステバン・オコン(19歳:フランス)がナスル(ザウバー)をオーバーテイクしたとしてペナルティ・ポイント2点を科したことを明らかにした。
オコンにはレース中すでに5秒のタイムペナルティが科せられている。

ドライバーのスーパーライセンスに対して科されるペナルティポイントは12か月有効。
オコンはこれが初の2点ということになった。
累積で12点に達すると当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため、次のレースに出場できないことになる。

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はやるロズベルグ(メルセデス)、スタート前に速度違反

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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シンガポールGPのレーススチュワード(競技委員)は、18日(日)行われた決勝レース前の「偵察ラップ」中、メルセデスAMGチームのニコ・ロズベルグがピットレーン速度違反をしたとして同チームに500ユーロ(約5万8千円)の罰金を科したことを明らかにした。

それによればロズベルグは制限60キロのところを4キロほどオーバーする64.1キロで走行したとのことだ。
市街地特設コースであるマリーナベイ・サーキットは通常(80キロ)より制限速度が低く設定されているが、ロズベルグの「記録」はこの週末最高とものとなった。

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2016/09/18

ロズベルグ(メルセデス)、シンガポールGP初制覇

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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17日(日)夜8時、市街地特設コースであるマリーナベイを舞台にF1第15戦シンガポールGPの決勝レースが行われた。
決勝レーススタート前の天候は晴れ、湿度68%で気温は30度、路面温度は35度、夜間に雷雨があったというものの今はドライコンディションと報告されている。
ここまでトラブル続きのグロージャン(ハース)はピットスタートを選択していて、最後尾ベッテル(フェラーリ)の前が空いている。
今度はブレーキトラブルと伝えられているが、修復に時間が掛かっている。

スタートでフェルスタッペン(レッドブル)が出遅れ、これによりヒュルケンバーグ(フォース・インディア)がトロ・ロッソ勢(?)と接触して大破、直ちにセーフティカー導入となった。
この間ほとんどがデブリ(破片)回避のためかピットロードを通過、ボタス(ウィリアムズ)はリヤタイヤをパンク、バトン(マクラーレン)はフロントウィングを破損させている。
7番手を走行のサインツ(トロ・ロッソ)にはボディワークにトラブルがあるとしてオレンジボール旗が提示された。
またオコン(マノー)はセーフティカー時にオーバーテイクしたとして5秒のタイム・ペナルティ。

2時間に渡る長いレースは結局ポールポジションからスタートしたニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がポールTOウィンでシンガポールGP初制覇。
ベルギーGPから3連勝で今季8勝目、自身通算22回目の快挙になった。
2位は昨年と同じくレッドブルのダニエル・リカルド。
最後1秒弱までロズベルグを追い詰めたが首位は奪えなかった。
3位ハミルトン(メルセデス)、4-5位にフェラーリのライコネン&ベッテル、6位フェルスタッペン(レッドブル)、7位アロンソ(マクラーレン)、8位ペレス(フォース・インディア)、9位クビアト(トロ・ロッソ)、そして10位がマグヌッセン(ルノー)だった。

以下、11位グティエレス(ハース)、12位マッサ(ウィリアムズ)、13位ナスル(ザウバー)、14位サインツ(トロ・ロッソ)、15位パーマー(ルノー)、16位ウェーレイン(マノー)、17位エリクソン(ザウバー)、18位オコン(マノー)までが完走。
リタイヤはバトン(マクラーレン)、ボタス(ウィリアムズ)、ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、そしてグロージャン(ハース)の4台だった。

シンガポールGPのレース結果はこちら
シンガポールGPの画像はこちら

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シンガポールGPスターティンググリッド

シンガポールGPのレーススチュワード(競技委員)はイエローコーション下での速度低下、並びにオーバーテイクの禁止に従わなかったとしてペレス(フォース・インディア)に合わせて8番の予選グリッド降格ペナルティを科したが、これにより以下のような修正スターティンググリッドを発表した。

1. ロズベルグ(メルセデス)
2. リカルド(レッドブル)
3. ハミルトン(メルセデス)
4. フェルスタッペン(レッドブル)
5. ライコネン(フェラーリ)
6. サインツ(トロ・ロッソ)
7. クビアト(トロ・ロッソ)
8. ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)
9. アロンソ(マクラーレン)
10. ボタス(ウィリアムズ) *
11. マッサ(ウィリアムズ) *
12. バトン(マクラーレン) *
13. グティエレス(ハース) *
14. グロージャン(ハース) *
15. エリクソン(ザウバー) *
16. マグヌッセン(ルノー) *
17. ナスル(ザウバー) *
18. ペレス(フォース・インディア) *
19. パーマー(ルノー)
20. ウェーレイン(マノー)
21. オコン(マノー)
22. ベッテル(フェラーリ)

* 印は変更のあったドライバー

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ペレス(F・インディア)、さらなるグリッド降格のペナルティ

Sergio Perez (C)Sahara Force India F1
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シンガポールGPのレーススチュワード(競技委員)は17日(土)行われた公式予選セッション中、フォース・インディアのセルジオ・ペレスが当時イエローフラッグが示されていたにも関わらず、16コーナーでカーナンバー#21(グティエレス/ハース)をオーバーテイクしたとして、さらに予選グリッド3番降格のペナルティを追加したことを明らかにした。

別掲のように同選手にはすでにWイエローコーション下で速度を落とさなかったとして予選グリッド5番降格のペナルティが科せられていて、これにより予選10番手から18番手へと8番降格になる。

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ペレス(F・インディア)にはさらにグリッド降格のペナルティ

Sergio Perez (C)Sahara Force India F1
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シンガポールGPのレーススチュワード(競技委員)は、17日(土)行われた公式予選セッション中、フォース・インディアのセルジオ・ペレスが当時示されていたWイエローフラッグに従わなかったとして同選手に予選グリッド5番降格のペナルティ、さらにペナルティ・ポイント3点を科したことを明らかにした。

ドライバーのスーパーライセンスに対して科されるペナルティポイントは12か月有効。
ペレスはこれが初でトータル3点。
累積で12点に達すると当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため、実質的に次のレースに出場できないことになる。

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ペレス(F・インディア)にもピットレーン速度違反で罰金

Sergio Perez (C)Sahara Force India F1
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シンガポールGPのレーススチュワード(競技委員)は、17日(土)行われた公式予選セッション中、フォース・インディアのセルジオ・ペレスがピットレーン速度違反をしたとして同チームに200ユーロ(約2万3千円)の罰金を科したことを明らかにした。

それによればペレスは、制限60キロのところをわずかにオーバーする61.2キロで走行したとのことだ。
市街地特設コースであるマリーナベイ・サーキットは通常より制限速度が低く設定されている。

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クビアト(トロ・ロッソ)にピットレーン速度違反で罰金

Daniil Kvyat (C)Redbull Racing
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シンガポールGPのレーススチュワード(競技委員)は、17日(土)行われた公式予選セッション中、スクーデリア・トロ・ロッソのダニール・クビアトがピットレーン速度違反をしたとして同チームに200ユーロ(約2万3千円)の罰金を科したことを明らかにした。

それによればクビアトは、制限60キロのところをわずかにオーバーする61.5キロで走行したとのことだ。
市街地特設コースであるマリーナベイ・サーキットは通常より制限速度が低く設定されている。

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2016/09/17

シンガポールのPPはロズベルグ獲得もリカルドがフロントロウに

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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シンガポールGP予選Q3は、Q2でグロージャン(ハース)がクラッシュして損傷したバリア修復のため10分間遅れてスタートした。
各車2度に渡るタイムアタックの結果、シンガポールGPのポールポジションはニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)の手に。
今季ベルギーGP以来で今季7回目、自身通算29回目の快挙、なおここシンガポールのポールは初になる。

2番手にはレッドブルのリカルドが入り、これで去年に続きシンガポールでは連続のフロントロウとなった。
3番手にハミルトン(メルセデス)、4番手フェルスタッペン(レッドブル)、5番手ライコネン(フェラーリ)、6番手サインツ(トロ・ロッソ)、7番手クビアト(トロ・ロッソ)、8番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、9番手アロンソ(マクラーレン)、10番手がペレス(フォース・インディア)の順。

ただペレスはQ2の時のイエローコーションで疑問もあり、今後何かしら裁定があるかも知れない。
またレッドブルの二人(リカルド&フェルスタッペン)は他車がウルトラソフトなのに対しスーパーソフトでレースをスタートするため、ピットストップまでの時間で有利な展開になるかも知れない。

シンガポールGP公式予選の結果はこちら
シンガポールGPの画像はこちら

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予選Q2、グロージャン(ハース)がクラッシュ

引き続き行われたシンガポールGP予選Q2は、Q1と同じく6台が脱落となり、最終Q3に進出する10台に絞られる。

セッション終了間際、ハースF1のグロージャンが10コーナーでクラッシュ、バーチャル・セーフティカーとなり各車のタイムアタックが失われる結果となった。
トップタイムはロズベルグ(メルセデス)の1'43.020、これに0.451秒差でハミルトン(メルセデス)。
3番手リカルド(レッドブル)、4番手フェルスタッペン(レッドブル)、5番手ライコネン(フェラーリ)、6番手クビアト(トロ・ロッソ)、7番手サインツ(トロ・ロッソ)、8番手アロンソ(マクラーレン)、9番手ペレス(フォース・インディア)、10番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)。

ここで脱落となったのはボタス(ウィリアムズ)、マッサ(ウィリアムズ)、バトン(マクラーレン)、グティエレス(ハース)、グロージャン(ハース)、そしてエリクソン(ザウバー)の6台だった。

なお他車がウルトラソフトなのに対し、レッドブル・レーシングの2台はいずれもスーパーソフトでタイムを出している。
(決勝レースはこのタイヤがスタートタイヤとなる)

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予選Q1、ベッテル(フェラーリ)がマシントラブルで脱落

17日(土)午後、マリーナベイ・サーキットを舞台にF1第15戦シンガポールGPの公式予選がスタートした。
最初のQ1は18分間で戦われ、全22台からベストタイムの遅い6台が脱落となる。
セッション開始時の天候は湿度60%、気温は30度、路面温度33度のドライコンディションと報告されている。

去年のウィナーであるベッテル(フェラーリ)は無線でリヤサスペンション(アンチ・ロールバー?)の不調を訴えてタイムが伸びないままガレージへと戻った。
トップタイムはリカルド(レッドブル)が記録した1'44.255で、これに0.709秒差でライコネン(フェラーリ)が2番手。
3番手フェルスタッペン(レッドブル)、4番手ハミルトン(メルセデス)、5番手ペレス(フォース・インディア)、6番手バトン(マクラーレン)、7番手クビアト(トロ・ロッソ)、8番手ロズベルグ(メルセデス)、9番手アロンソ(マクラーレン)、10番手グティエレス(ハース)。

ここで脱落となったのはマグヌッセン(ルノー)、ナスル(ザウバー)、パーマー(ルノー)、ウェーレイン(マノー)、オコン(マノー)、そしてベッテル(フェラーリ)の6台となった。

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シンガポールGPフリー3回目はロズベルグ(メルセデス)最速

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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17日(土)午後、現地時間18時(日本時間:19時)からシンガポールGPのフリー走行3回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は湿度61%、気温は31度、路面温度37度でドライコンディションと報告されている。

開始早々、マノーのウェーレインが11コーナーでリヤをガードレールにヒットさせウィングを破損。
セッションはデブリ(破片)清掃のため赤旗中断とされた。

このセッションでトップタイムをマークしたのはロズベルグ(メルセデス)で1'44.352のベストタイム。
2番手は0.059秒の僅差でフェルスタッペン(レッドブル)、3番手ライコネン(フェラーリ)、4番手リカルド(レッドブル)、5番手ベッテル(フェラーリ)、6番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、7番手クビアト(トロ・ロッソ)、8番手ハミルトン(メルセデス)、9番手サインツ(トロ・ロッソ)、10番手がボタス(ウィリアムズ)だった。
マクラーレン・チームはアロンソが12番手、バトン16番手だった。

シンガポールGPフリー走行3回目の結果はこちら
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トラブル相次いだマクラーレン・ホンダ

Jenson Button (C)McLaren Group
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シンガポールGP初日、マクラーレン・ホンダ・チームの2台はアロンソ9番手、バトンが12番手とまずまずの出だしをみせたが、この日は2台共にマシントラブルに見舞われていた。

まずFP1ではパトンがコース上にストップ。
幸いマーシャルに押されてピットまで戻ることができたが、バトンは「ここはエスケープゾーンがないのでストップした時は怖かった」と、本音を吐露している。
原因は燃料システムの問題だったという。

またFP2ではアロンソがこちらはギヤボックスのトラブルでストップしている。
ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は、「FP1とFP2とで大きく気温や路面温度などの走行環境が変わる中、小さな問題が少し発生したものの、サーキット特性に合わせたマシンとタイヤの適切なセットアップができた。
ホンダとしてはこの加減速が多いコースに対するパワーユニットの調整と、シャーシへのマッチングの確認を行った。
最終的な調整は今夜これから明日の朝方に掛けて行うが、土日の予選に向けたチームの努力に期待したいと思う」と、語っている。

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ペレス、フォース・インディアとの交渉難航か

Sergio Perez (C)Sahara Force India F1
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2014年からフォース・インディア・チームに在籍するセルジオ・ペレス(26歳:メキシコ)だが、残留確実とみられた2017年の契約について、ここに来て難航しているとの噂が聞こえてきた。

それによれば2017年シーズンは、翌年の他チーム移籍も踏まえ単年契約で合意と伝えられたものの、シンガポールGP前に行われるとみられた発表はなし。
関係者によれば、ペレスを支援するメキシコ系企業とのスポンサー交渉がうまくいっていないのでは、とのことだ。

以前から跳ね馬チーム入りの意欲を隠さないペレスは、2018年にこれをスポンサーと共に実現させようとしているとみられていて、その前の躓きは許されない。

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マノー、ナイトレースに向け『光るノーズ』

Manor 『MRT05』 (C)Manor Racing
シンガポールGPは伝統的にナイトレースで行われるが、これに合わせマノー・レーシングでは「光るノーズ」を採用したということだ。

それによればフロントノーズにLEDのイルミネーションを設置したというもので、フリー走行初日の画像でみると、先端の「m」の部分のことか。

ただこれによる戦闘力のアップについては「何も望めない」と正直に説明している。
ちなみにマリーナベイ・サーキットは昼間のように明るい街灯で照らされている。

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シンガポールGPフリー2回目はロズベルグ(メルセデス)最速

Singapore Circuit (C)Mercedes Motorsports
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16日(金)午後、現地時間21時30分(日本時間:22時30分)からシンガポールGPのフリー走行2回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は湿度72%、気温は29度、路面温度33度まで低下と報告されている。

セッション半ば、1回目のセッションでメカニカルトラブルに見舞われていたハースF1のグロージャンが最終コーナーでスピンしてウォールにヒット、リヤウィングにダメージを負った。
またメルセデスAMGのハミルトンにはハイドロリック系とみられるマシントラブルが襲い掛かった。
さらにマクラーレンのアロンソも最後にギヤボックスとみられるトラブルに見舞われている。

トップタイムはロズベルグ(メルセデス)で1'44.152のベストタイム。
2番手はライコネン(フェラーリ)で0.275秒の差。
3-4番手にフェルスタッペン&リカルドのレッドブル勢、5番手ベッテル(フェラーリ)、6番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、7番手ハミルトン(メルセデス)、9番手アロンソ(マクラーレン)、10番手にクビアト(トロ・ロッソ)。
マクラーレンのバトンは12番手だった。

シンガポールGPフリー走行2回目の結果はこちら
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2016/09/16

シンガポールGPフリー1回目はレッドブル勢が1-2タイム

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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16日(金)午後、現地時間18時(日本時間:19時)からシンガポールGPのフリー走行1回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は湿度60%、気温は31度、路面温度38度で、心配された雨も心配ないと報告されている。
なお今回のセッションでは各チームともドライバー交代はない。

セッション開始直後、バトン(マクラーレン)がいきなり最終コーナー手前でストップ。
コースが狭いためバーチャル・セーフティカーになったがマシンはマーシャルに押されてピットへ。(その後復帰)
一方、グロージャン(ハース)のマシンもマシントラブルとみられガレージに留まったままタイムを計測できないでる。
残り13分というところでロズベルグが18コーナー出口でフロント部を接触させてウィングを小破、その後の走行を打ち切った。

トップタイムを記録したのはレッドブル勢でフェルスタッペンが1'45.823でトップ、僚友リカルドが0.049秒差でこれに続いた。
3番手ベッテル(フェラーリ)、45番手ハミルトン(メルセデス)、5番手ロズベルグ(メルセデス)、6番手ライコネン(フェラーリ)、7番手サインツ(トロ・ロッソ)、8番手クビアト(トロ・ロッソ)、9番手マッサ(ウィリアムズ)、10番手がグティエレス(ハース)となった。
マクラーレン・ホンダはアロンソが11番手、バトン16番手だった。

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エクレストン氏、「史上最高のF1ドライバーはプロスト」

Alain Prost (C)Williams F1
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経営母体が変わることになっても、相変わらずF1をリードすることになったFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)代表のバーニー・エクレストン氏が、スペインのスポーツ紙『マルカ』が投げ掛けた「史上最高のF1ドライバーは?」という質問に対し、意外な回答をして注目を集めている。


「確かに私は長いことF1というものを見てきたが、その範囲で言うならば、最高のドライバーはアラン・プロストということになるだろう。
成績だけみれば、プロストよりもミハエル・シューマッハやアイルトン・セナのほうが上、という評価もあるとは思う。
しかし私に言わせれば、シューマッハもセナもチームやチームメイトからのサポートを受けて成績を残したという面がある。
その意味でプロストはまさに常に周囲と戦った上、自らの手で獲得した戦績と言えるのではないか」

1980年、24歳のときマクラーレン・チームからF1デビューを果たしたプロストはトータル200戦以上に出走、優勝51回、4度のタイトル獲得に輝いた。

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メキシコGP、今年の表彰式はより華麗なものに

2015 Scene (C)Williams F1
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今年は11月6日に決勝レースが予定されるメキシコGPの主催者は、ファンに人気があるイタリアGPのモンツァを参考に、より華麗な表彰式を演出する方針を明らかにした。

同グランプリのロドリゴ・サンチェス/ディレクターは、「ロドリゲス・サーキットの表彰台は観客に近いところにあり、これを活かすことを考えている。
モンツァのようにファンと一体となってセレモニーを盛り上げることができれば、国民性もあり大いに華やかなフィナーレを演出することができるだろう」と、意欲をみせている。

ただ表彰台の計画にはFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の同意が必要であり、主催者がうまくラテン系の観客をコントロールできるかの判断が大きなカギになりそうだ。

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バンドーン(マクラーレン)、「アロンソに勝って力証明」

Stoffel Vandoorne (C)McLaren Group
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来シーズン、所属するマクラーレン・ホンダ・チームからレースドライバーとしての正式デビューが決まっている現テスト&リザーブドライバーのストッフェル・バンドーン(24歳:ベルギー)は、その恵まれた環境に次のように意欲をみせた。

「マクラーレンのようなトップチームからF1デビューができるのはこの上なく恵まれたものだと考えている。
もちろんそれなりにプレッシャーはあるけれどね。
それにチームメイトがアロンソだということも素晴らしい。
彼は人間的にも尊敬できるし、何より誰もがその能力を認める元F1チャンピオンだから、もしも僕が彼を凌駕するシーンがあるとしたらこの僕も評価されることになるだろう。
できればそういう場面を多く作ってさらなるステップアップの足掛かりにしたいね」

バンドーンは2015年のGP2シリーズ・チャンピオン。
今季は日本のスーパー・フォーミュラに参戦しているが早くも勝利を記録している逸材だ。

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2016/09/15

2017年のバトン(マクラーレン)、『スーパーGT』に関心も

Jenson Button (C)Ex.Brawn GP F1 Team
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2017年シーズン、F1レースドライバーとしてのポジションから外れることを表明しているマクラーレン・ホンダ・チームのジェンソン・バトン(36歳:イギリス)だが、日本の人気シリーズである『スーパーGT』への関心を示して注目されている。

来季は同チームのテスト&リザーブドライバーであるストッフェル・バンドーン(24歳:ベルギー)にシートを譲ることになっているバトンは、2018年の現場復帰を否定していないが、年齢等を考えるとあまり現実的ではない。

2017年は基本時には休養をほのめかしているものの、他のカテゴリーへの参戦はあり得ない話ではない。
これまで、ラリーへのチャレンジやアスリートとしてトライアスロンへの挑戦が噂に挙げられてきたが、これが事実であれば来年は日本にスタンスをおくことになる。
日本でも人気があるバトンのこと、実現すればファンは喜ぶことだろう。

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シンガポールGPの週末はいずれも雨の予報

Singapore Circuit (C)Redbull Racing
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今週末シンガポールGPが行われるシンガポール市の天気について、地元気象台は台風の接近もあり、3日間いずれも雨、ところによっては雷雨になる可能性が高いとしている。

期 日 種 目 気 候 気 温
9月16日(金) フリー走行 雨ところにより雷雨 25- 32度 80%
9月17日(土) 公式予選 雨ところにより雷雨 25- 32度 80%
9月18日(日) 決勝レース 雨ところにより雷雨 25- 32度 80%

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アレッサンドロ・ザナルディ選手、リオパラで金メダル

Alex Zanardi (C)BMW Motorsports
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元F1ドライバーで、米CARTチャンピオンでもあるアレッサンドロ・ザナルディ選手(49歳:イタリア)が、現在参加しているリオ・パラリンピックで自身通算4つ目の金メダルを獲得した。

ザナルディ選手がイタリア代表として参加したのは『男子ハンドサイクル個人ロードタイムトライアル部門』で、リオデジャネイロの海岸沿いを走る20キロのコースを2位に2.9秒の差をつけて金メダルを獲得したもの。
前回のロンドン・パラリンピックでもメダル2個、銀メダル1個を獲得している。

同選手はCARTに参戦していた2001年、ドイツ・ラウジッツリンク戦でマシンを大破させる事故に遭い、両脚を失う大怪我を負った。
その後BMW等でツーリングカーレースに参戦、さらに引退後はハンドサイクルレースに挑戦していたもの。

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シンガポールGPのスチュワードにマーク・ブランデル氏

Mark Blundell (C)McLaren Group
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FIA(国際自動車連盟)は今週行われるシンガポールGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)にベテランのマーク・ブランデル氏(50歳:イギリス)を指名したことを明らかにした。
同氏のレーススチュワード就任は2011年のスペインGPを皮切りに、2015年の中国GP以来で自身通算5回目ということになる。

1991年、当時のブラバム・ヤマハでF1デビューを果たしたブランデル氏は、その後リジェ、ティレル、最後はマクラーレンに在籍、表彰台に3度上がるなど活躍してF1キャリアを終え、その後は米CARTを経てスポーツカーレースに転進、プジョーで参戦したルマン24時間レースでは1992年にみごと総合優勝を果たした。

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2016/09/14

メルセデス『W07』のサスペンションに疑惑の目

Mercedes AMG 『W07』 (C)Mercedes Motorsports
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F1マシンのルールが大幅変更となった2014年以来、王者の道を独走し続けるメルセデスAMGチームだが、ライバル・チームから「F1レギュレーションの抜け穴を使っているのでは」との疑惑が提示されている。
これはメルセデスの地元ドイツの専門誌『アウト・ビルト・モータースポルト』が報じたもので、それはエンジン関連ではなくサスペンションに関するものなのだという。

同誌によれば、メルセデスのマシン『W07』には『FRICサスペンション』と呼ばれるコントロール型ハイドロリック・サスペンションを有していて、これが昔禁止されたアクティブ・サスペンション同様の接地効果を生んでいるのではないかというもの。

メルセデスに限らずこうした部分は巧みに隠されていて見極めるのは容易でないが、他チームからはテクニカル・ワーキング・グループのミーティングでこの疑惑が指摘されているとのことだ。

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ザウバー、新ストラテジストを獲得

Ruth Buscombe (C)Haas F1 Team
ザウバー・チームは新ストラテジスト(戦略専門家)として、元フェラーリやハースF1チームに在籍したルース・バスクームさんを獲得したことを明らかにした。

まだ26歳の若手エンジニアであるバスクームさんは名門ケンブリッジ大学卒業のイギリス人。
2013年にフェラーリでF1キャリアをスタートさせると昨年11月からはF1ニューカマーであるハースF1に移籍、その立ち上げに尽力した。
しかしここに来て体制強化を図るザウバー・チームからの勧誘を受け、さらなる移籍となったもの。
実際には次戦マレーシアGP(10月2日決勝)から仕事をスタートさせることになるという。

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マクラーレン、シーズン終了までマシン開発やめず

Eric Boullier (C)McLaren Group
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昨年の同時期に比べ、目覚ましい進化を遂げたと評価されるマクラーレン・ホンダ・チームだが、すでにシーズンも後半、いくつかのチームがレギュレーションが大きく変更される2017年仕様のマシン開発にスタンスを置くのに対し、最後まで今季マシンの熟成に取り組む方針を示している。

これについて同チームのエリック・ブイユ/レーシング・ディレクターが明らかにしたもので、「イタリアGPも終わり、いよいよこれからシーズン終盤の戦いとなるフライアウェイ(遠征戦)になる。
データの少ないグランプリでは、単なるパワーよりも繊細なセットアップが決め手になるだろう。
われわれは最終戦まで力を抜くことなく開発を続け、コンストラクターズ・ランキングを一つでも上に上げられるよう全力を尽くす」と、語っている。

ただ来季マシンの開発に遅れが出ないよう両面での同時作業が求められることになる。

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2016/09/13

マッサ(ウィリアムズ)後任にストロール(17歳:カナダ)名乗り

Lance Stroll (C)Ferrari S.p.A
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ウィリアムズ・チームではすでにベテランのフェリッペ・マッサ(35歳:ブラジル)が今季限りでF1引退を表明していて、これにより来季少なくとも一つのレースシートは入れ替わることが確定している。

その候補について、これまでバトン(マクラーレン)やペレス(フォース・インディア)らの名前が挙げられていたが、それぞれ来季も残留する見込み。
そこで名乗りを挙げているのが現テスト&リザーブドライバーの一人になっている新鋭ランス・ストロール(17歳:カナダ)だ。

ストロールは現在参戦中のF3ユーロシリーズで堂々首位を独走している逸材。
また父親のローレンス氏は米ファッションブランド『マイケルコース』の大株主としても知られるカナダの大富豪。
場合によってはウィリアムズ・チームそのものを買収するのでは、とのジョークが真顔で語られるほどだ。

なお、2010年11歳という若さでフェラーリのFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)のメンバーに抜擢されたストロールはまだ17歳だが、来月にはF1参戦のスーパーライセンス受給資格である満18歳を迎える。

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不振のクビアト(トロ・ロッソ)に交代の噂も

Pierre Gasly (C)Redbull Racing
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シーズン途中でレッドブル・レーシングからトロ・ロッソへ「降格」となったダニール・クビアト(22歳:ロシア)だが、これを機に奮起どころかさらなる不振に陥っているようだ。
移籍前には3位表彰台(中国GP)もあったものの、トロ・ロッソに移ってからは10位フィニッシュが最高で、チームメイトであるサインツと比べても明らかに見劣りする状況が続いている。

こうしたことから今週行われるシンガポールGPにもドライバー交代があるのでは、との噂が関係者を駆け巡ったという。
その場合の候補として同チームのテスト&リザーブドライバーであるピエール・ガスリー(19歳:フランス)の名前も聞かれたが、本人は即座にこれを否定している。

「もちろんできるだけ早くレースドライバーに昇格したい気持ちはあるけれど、少なくともそれは来年の話だよ。
残念ながらシンガポールから走る、なんてことはない。
僕自身がそんなこと言ったことはないし、誰かが冗談で言ったことなんだろう。
無責任な噂は却ってマイナスな効果しか生まないよ」と、否定した。

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レッドブル首脳、「フェルスタッペンは希有な存在」

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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そのアグレッシブ過ぎるドライビング・スタイルにより、他チームのドライバーのみならずFIA(国際自動車連盟)のレースディレクターからも懸念が示されているレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン(18歳:オランダ)だが、それでもこの若者をF1に引っ張り上げた同チームのレーシング・アドバイザーであるヘルムート・マルコ博士はその才能を評価している。

「フェルスタッペンはあまりの逸材なので、その結果としてさまざまな批判を受けている。
しかし彼は並のドライバーじゃないんだ。
まさしく将来のF1チャンピオンたる素質を備えている。
考えてみたまえ。
あのアイルトン・セナだって、ミハエル・シューマッハだって若い時にはそのドライビングは批判されたものさ。
そもそも彼がほんとうにルールを犯すような危険行為を繰り返しているのなら、とっくにスチュワードから罰せられていることだろう」と、擁護。

すでにフェルスタッペンが優勝1回を含む表彰台4回の計121ポイントを記録しているのに対し、シーズン当初チームメイトだったクビアト(トロ・ロッソ)は23ポイントに留まっている。

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2016/09/12

2017年のデザインをリードしたのはレッドブル

2017 Wide Tyre (C)Mercedes Motorsports
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2017年シーズン、F1は大きなレギュレーション変更が予定されているが、マシンのデザイン部門でこれをリードしたのはレッドブル・レーシングからの提案であったということだ。
これはウィリアムズ・チームで技術部門を束ねるパット・シモンズ/チーフ・テクニカル・オフィサーがイギリスの専門誌『オートスポーツ』で明らかにしたもの。

「2017年マシンについて検討を開始した頃、様々な意見があってまとまらなかった。
中には時代に逆行するような後ろ向きの意見もあったしね。
そんな中、F1の魅力を最大限引き出すようなアイデアを出したのはレッドブルだった。
私はこれが最善の案だったと今も確信しているよ」

まだ風洞実験用のスケールモデルしか存在しないものの、評判は良いという。
2017年はこれに加え装着タイヤもワイド化されることになっていて、こちらの実車テストはすでに着々と進んでいる。

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残留1年のペレス(F・インディア)、2018年はフェラーリ狙い

Claro (C)Ferrari S.p.A
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一時はウィリアムズ、ないしルノー・チームにも名前が挙げられていたセルジオ・ペレス(26歳:メキシコ)だったが、どうやら2017年はフォース・インディア・チーム残留で落ち着いたようだ。
ただし契約はペレスの強い希望で1年限りになったとみられている。

これはペレスが憧れるフェラーリ・チームでもしライコネンが来年で引退した場合、2018年に空席が生まれる可能性が考えられるからだ。
そのため2018年についてはフリーハンドを残しているとみられるもの。

これを裏付けるように、フェラーリ・チームには『クラロ』のスポンサーが就いている。
同社はペレスを強力支援するメキシコの富豪カルロス・スリム・ドミット氏率いる『テルメックス』グループの携帯電話事業会社。
ペレスとの契約に先行してスポンサー契約を開始させたのではと、周囲ではみられている。

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オコン(マノー)、来季ルノー・チームの有力候補に

Esteban Ocon (C)Mercedes Motorsport
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今季ルノー・チームのテスト&リザーブドライバーから、リオ・ハリアントの後を受けてマノー・レーシングでレースシートを射たエステバン・オコン(19歳:フランス)だが、来季は本家ルノー・チームのレースドライバーになる可能性が高まっているようだ。
というのもオコンについて、同チームのフレデリック・バッサー/レーシング・マネージャーは、次のように高く評価しているからだ。

「われわれは長期のスパンでF1活動を捉えている。
目の前の順位にこだわるのではなく、将来を見据えて事を進めているんだ。
それはドライバーについても同様で、2017年にF1チャンピオンを抱えようとは思っていない。
しかし2019年のチャンピオンを、われわれ自らの手で育てたいと考えているんだ」

その2017年のドライバーについて明言は避けたが、オコンについて聞かれると、「いまフェルスタッペン(レッドブル)が逸材として叫ばれているが、F3ユーロシリーズで彼はオコンに負けていたんだよ」との評価をみせた。

元々メルセデスAMGのジュニア育成ドライバーだったオコンは2014年F3チャンピオンに輝いているが、その年フェルスタッペンはランキング3位だった。

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2016/09/11

バンドーン(マクラーレン)、スーパー・フォーミュラ初勝利

Stoffel Vandoorne (C)McLaren Group
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今シーズン、日本のモータースポーツ最高峰である『スーパー・フォーミュラ』に参戦するマクラーレン・チームのテスト&リザーブドライバー、ストッフェル・バンドーン(24歳:ベルギー)が、10日(土)岡山国際サーキットで行われた第5戦でみごと初勝利を記録した。

Comment (C)Motorsports Forum
「最高の気分です。
マクラーレンからのF1昇格も決まったし、スーパーフォーミュラでも勝つことができましたから。
フリープラクティスからクルマの調子が良く、レースではスタートも決まったし、ペースも良くて、ラップごとにリードを広げながら最後までレースすることができました」と、F1期待の星。

本人の言葉通り、2015年のGP2チャンピオンでもあるバンドーンは2017年シーズン、マクラーレン・ホンダ・チームからのF1フル参戦が決まっている。

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バトン(マクラーレン)、来年はトライアスロン挑戦も

Jenson Button
マクラーレン・チームが下した異例の3人ドライバー体制の中、2017年はレースドライバーとして走ることは亡くなったジェンソン・バトン(36歳:イギリス)だが、場合によってはトライアスロンに挑戦もありそうだ。

20歳という若さでF1に参入してから、これまで忙しくフルにF1活動を続けてきたバトン、来年は逆に空いた時間を持て余すことになりかねない。
これまでフォーミュラ・カー以外のカテゴリーに参戦や、父親もやっていたというラリー等への挑戦も可能性として挙げられたが、ここに来て浮上したのがトライアスロン。

身体を動かすことの好きなバトンはこれまでシーズンオフにはすでに何回もトライアスロンにチャレンジしていて、このスポーツに高い関心を示しているという。
なおバトンのトライアスロン・チームの名前が『一番(ICHIBAN)』であるのも良く知られたことだ。

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ホワイティング/レースディレクターにチーム就職の噂

Charlie Whiting (C)RedBull Racing
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F1レースをコントロールするFIA(国際自動車連盟)のチャーリー・ホワイティング/レースディレクターについて、来年以降いずれかのF1チームに就職するのではないか、との噂が広まっている。

これを報じたのはドイツの専門誌『アウト・ビルト・モータースポルト』で、これまで長きに渡ってF1レースを差配してきた経験を活かし、今度はF1チームの側の立場で活躍すれる可能性が高いというもの。

現実であればどのチームにとっても実に頼りになる人材と言えるが、しかし当の本人は移籍の噂について「まったく根も葉もないこと」と、全面否定しているといことだ。

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2016/09/10

F1新会長、「アメリカナイズするつもりはない」

Liberty Media Group
アメリカの大手メディア『リバティ・メディア・グループ』へオーナーが変更することになったF1だが、これによって新会長への就任が決まったチェイス・キャリー氏は「アメリカナイズするつもりはない」と、その方針を明らかにした。

「われわれはF1の運営については素人なので、現場に口を出すつもりはない。
だから実際のF1運営についてはこれまで通りバーニー・エクレストン氏にやってもらうつもりだ。
われわれは確かにアメリカに本拠を置く会社だが、さりとてアメリカに重心を置くつもりはない。
これまでもそんな会社運営はして来なかったしね」と、キャリー会長。

「3年間はエクレストン氏に指揮して欲しい」との新会長の言葉に、85歳になるエクレストン氏は「それまで元気でいられることを願うね」と、かわしたそうだ。

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ウィリアムズ、元フェラーリのレースエンジニア獲得

Antonio Spagnolo (C)Ferrari S.p.A
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9日(金)、ウィリアムズ・チームは元フェラーリ・チームのレース・エンジニアであるアントニオ・スパニョーロ氏を獲得したことを明らかにした。

2005年からフェラーリに加入したミナルディ・チーム出身のスパニョーロ氏は当初アロンソのエンジニアリング・チームで働いていたが、その後2014年からはライコネンの担当レースエンジニアになっていた。。
ウィリアムズでは解析&パフォーマンスコンセプト・グループのリーダーになるとのことだ。

同チームは現在コンストラクターズ・ランキング4位の座をフォース・インディアと激しく争っていて、人事面で一層の強化を図ったものだ。

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チームもF1株式購入が可能の方向に

Image (C)Mercedes Motorsports
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既報のようにF1株式はこれまでの『CVCキャピタル』から新オーナー『リバティ・メディア』に変更となるが、これによりF1チームの側にも変化が訪れそうだ。
それによれば、新しい契約ではF1チームが新しい構造の中でF1株式の購入を認める条項が含められるというもの。

現在のF1構造ではF1株式はごく一部の会社とバーニー・エクレストン氏のみに限られてい
て、当然のことどこのチームも株主とはなっていない。
もしこれが可能ということになれば、メルセデス・モータースポーツやフェラーリ、レッドブル・グループなど潤沢な資金を持つ一部チームは応じる可能性が高い。

またチーム自らが株主ということになれば、F1全体の運営にもより現実的で真剣な対応が求められることになるだろう。

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2016/09/09

エクレストン氏はアメリカ市場への展開期待

Bernie Ecclestone (C)RedBull Racing
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これまで『CVCキャピタル』が主要株主だったF1は、今回の買収により新オーナーである『リバティ・メディア』を迎えるが、これにより会長としても新たにチェイス・キャリー氏を頂くことになった。

なお依然として一部F1株式の所有者であるバーニー・エクレストン氏は、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)代表であると共に引き続きF1のCEO(最高経営責任者)としてその職務を続けることになっている。
そのエクレストン氏は新体制について次のように期待をみせた。

「もうこの歳だが、いましばらく現在の職務を継続することになった。
私に課せられているのはこれまで通りF1全体の利益に鑑み、主催者やサーキット、それに各国のテレビ局などとの交渉に当たることだろう。
加えて、新たなオーーナーがアメリカにスタンスを置く会社であることから、とりわけアメリカ市場の開拓に期待したい」

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『パナソニック』、フォーミュラEチームのスポンサーに

Jaguar Team
総合電機メーカーの雄『パナソニック』が、いま人気急上昇中であるフォーミュラEチームのスポンサーになったことが報じられた。

スポンサードを受けるのは10月から開幕するフォーミュラE選手権の第3シーズンに参戦が決まっているジャガーによるチーム。
パナソニックはこのチームのタイトル・スポンサーになる。

同チームのドライバーにはすでにアイルランドのベテラン、アダム・キャロル(33歳)とニュージーランドのミッチ・エヴァンス(22歳)というベテラン&フレッシュ・コンビが決まっている。

パナソニックにはこれまでインディカー・シリーズや米NASCAR、さらにF1でもトヨタ・チームのタイトル・スポンサーを務めるなどモーターレーシングで多くの実績がある。

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フェラーリ代表、「ライコネンはベッテルに追い付いた」

Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームのマウリツィオ・アリバベーネ代表が、「ライコネンはチームのエースであるベッテルに追い付いた」との高評価を与えた。

「2014年や2015年のマシンは、回頭性などの面からライコネンのドライビング・スタイルには合っていなかった。
そのため彼は自身の能力に自信を無くしていたようだ。
しかし私はマシンの性格を彼に合わせるよう指示し、それがやっと実ってきたようだ。
細かい部分でまだ改善の余地はあるようだが、彼のドライビングはかなり鋭いものに戻ってきたと言える。
彼には豊富な経験があるし、良いマシンを手にすればまだまだタイトル争いの筆頭に躍り出ることができる。
もちろん私は大いに期待しているよ」

いっぽう、その裏でベッテルのほうが不調になりつつあるという気掛かりな指摘もあるようだ。

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2016/09/08

『リバティ・メディア・グループ』、F1株式買収正式発表

Liberty Media Group
7日(水)午後、アメリカの大手メディア『リバティ・メディア・コーポレーション』が、F1株式を買収したことを正式発表した。
これによりF1の経営権はこれまでの『CVCキャピタル』から同社に移ることになる。
買収金額は推定されていたように85億ドル(約8,840億円)にも達するとみられている。

なお買収がされてもバーニー・エクレストン氏が代表者として君臨することに変化はないようだ。

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マッサ(ウィリアムズ)、「F1解説者になるつもりはない」

Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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今季限りでのF1引退を表明したウィリアムズ・チームのフェリッペ・マッサ(35歳:ブラジル)だが、その後の人生についてはまだ明らかにされていない。

すでにブラジル国内では様々な噂が流れているが、これについて当のマッサは次のように語っている。
「一部で言われているような、F1解説者になるつもりはない。
まだまだレースを続けるつもりさ。
F1を引退したとしても、まだ世界には魅力あるシリーズがたくさんあるからね。
例えばWEC(世界耐久選手権)もそうだし、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)もとてもチャレンジングだ。
場合によってはフォーミュラEというのもこれから魅力が増すようだし。
いずれにしても、まだ考える時間はたっぷりとあるよ」と、屈託ない。

まだ20歳の時にF1デビューを果たしたマッサもすでに35歳。
家族はブラジルに戻ることを期待しているようだが、本人にその意思はなさそうだ。

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フェルスタッペン(レッドブル)、周囲の諫めにも臆せず

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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ベルギーGP決勝レースでのキミ・ライコネン(フェラーリ)との壮絶バトルで、すっかり「要注意人物」となったレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン(18歳:オランダ)だが、相変わらず本人は周囲の諫言に臆することはないようだ。

元3回のF1チャンピオンで、現在はメルセデス・モータースポーツの要職に就くニキ・ラウダ氏(67歳:オーストリア)の「フェルスタッペンはその(行き過ぎた)攻撃性を和らげるために、一度精神科医師のもとに行ったほうがいい」との指摘には、「行くならF1ドライバー全員で行くべきだ」と、一蹴したという。

もっともFIA(国際自動車連盟)のチャーリー・ホワイティング/レースディレクターの「このままでは大事故を起こし、悪い意味で歴史に名前を残しかねない」との言葉に対しては素直に聞いていたとのことだ。

ただライコネンからの非難には、「僕も逆の立場なら同じことを言う」としていて、どこまで「反省」したのかはわからない部分もある。
F1界はいまこの若者にすっかり振り回されているようだ。

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A.ジョビナッツィ、フェラーリF1シミュレーター体験

Antonio Giovinazzi (C)Ferrari S.p.A
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FDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)メンバーの一人、アントニオ・ジョビナッツィが跳ね馬の本拠マラネロで、F1シミュレーターを体験した。

ジョビナッツィはイタリア期待の星の一人で、現在はF1傘下のGP2シリーズに参戦。
目下、レッドブル・レーシングのテストドライバーでもあるピエール・ガスリー(19歳:フランス)に次ぐランキング2位とつけている有望株。

最新鋭のF1シミュレーターを体験したジョビナッツィは、「F1マシンというのはとんでもない体験だった。
こうした素晴らしい機会を設けてくれたフェラーリ・チームに感謝したい。
今はGP2でのタイトル獲得に向け全力を傾注しているところだけど、この経験を残りシーズンの戦いに活かしたい」と、語っている。

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2016/09/07

2017年暫定F1カレンダー(9/06)

【2017年暫定F1カレンダー】(9/06)

No. 日程 グランプリ 開催地
1 03月26日 オーストラリアGP アルバートパーク市街地特設コース
2 04月02日 中国GP 上海サーキット
3 04月16日 バーレーンGP バーレーン・サーキット
4 04月30日 ロシアGP ソチ・サーキット
5 05月14日 スペインGP バルセロナ・サーキット
6 05月28日 モナコGP モンテカルロ市街地特設コース
7 06月11日 カナダGP ジル・ビルニューブ・サーキット
8 06月18日 ヨーロッパGP バクー市街地特設コース
9 07月02日 オーストリアGP レッドブルリンク
10 07月09日 イギリスGP シルバーストーン・サーキット
11 07月23日 ハンガリーGP ハンガロリンク
12 07月30日 ドイツGP ホッケンハイム *
13 08月27日 ベルギーGP スパフランコルシャン・サーキット
14 09月03日 イタリアGP モンツァ・サーキット *
15 09月17日 シンガポールGP シンガポール市街地特設コース
16 10月01日 マレーシアGP セパン・サーキット
17 10月08日 日本GP 鈴鹿サーキット
18 10月22日 US-GP オースティン・スピードウェイ
19 10月29日 メキシコGP ロドリゲス・サーキット
20 11月12日 ブラジルGP インテルラゴス・サーキット
21 11月26日 アブダビGP ヤス・マリーナ・サーキット

・サーキットはいずれも推定

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フェラーリ、次戦シンガポールで積極的タイヤ戦略

Singapore (C)Ferrari S.p.A
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王者メルセデスAMGチームを追い詰める戦闘に立ってきたフェラーリ・チームだが、その座をレッドブル・レーシングに奪われてすでに3戦を経過した。
しかし次戦シンガポールGPでのタイヤ戦略において、よりアグレッシブな姿勢をみせている。

ピレリタイヤが用意したシンガポールGPでのタイヤ選択によれば、昨年同様決勝レースではスーパーソフトとソフトタイヤを最低1セットずつ使用することが義務付けられた。
しかし今年は新たにウルトラソフトが用意されたことから、その選択に注目が集まっていたもの。

それによれば、メルセデスAMG、レッドブルらがいずれもウルトラソフトを7セット選択したのに対し、フェラーリ勢は9セットを選択しているという。
ちなみにいつも保守的なタイヤ選択をするフォース・インディアではウルトラソフトは6セットに留めている。

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メルセデス、2017年仕様ワイドタイヤをテスト

Pirelli 2017 Tyre (C)Mercedes Motorsports
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イタリアGP終了直後の6日(火)、メルセデスAMGチームは2017年仕様のピレリタイヤテストをフランスのポールリカール・サーキットでスタートさせた。
テストは3日間の予定で、初日のドライバーはパスカル・ウェーレイン(21歳:ドイツ)が担当。
ウェーレインは現在マノー・レーシングのレースドライバーだが、本来メルセデスAMGの経験豊富なテストドライバーでもある。

マシンは2年落ちとなるメルセデスAMGの2014年型『W05』を2017年レギュレーションでのダウンフォースに合わせたという改良型。
2017年タイヤは現在より大幅にトレッド幅が拡大されるため、テスト前にはその比較撮影が行われた。
なおテストで得られたデータは公平を期し、すべてのチームで共有されるとのことだ。

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メルセデスのスタート問題、「責任追及より問題解決」

Monza Start Scene (C)Mercedes Motorsports
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今シーズン、何回となく繰り返されたのがフロントロウからスタートするメルセデスAMGデュオの失速だ。
今回、シーズン7回目のポールポジションを獲得したハミルトンだったが、オーストラリアやバーレーンの時と同様、モンツァでも再び悪夢は繰り返された。

これについてハミルトンは次のように説明している。
「もちろんチームは全力を挙げて改善に取り組んでいると思う。
僕らは常にこの問題の解決に全力を挙げている筈なんだけど、それでも起きる時には起きてしまうんだね。
ロズベルグも出遅れたことがあったし、操作の問題ではないと思う。
だからといって、責任を追及するつもりはない。
そんなことより問題の解決こそか大事なことだからね」

今回、ポールスタートのハミルトンが1コーナーに達した時には6番手まで後退していた。
問題解決には親会社であるメルセデスが懸命に取り組んでいるとのことだ。

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2016/09/06

メルセデスのニコ・ロズベルグ、ソフト – ミディアムと繋ぐ 1 ストップ戦略でモンツァを制す (ピレリ)

(C)Pirelli Motorsport
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2016 イタリアグランプリ 決勝
・ 1 ストップと 2 ストップ戦略が展開され、全 3 種類のスリックコンパウンドが使用された
・フェラーリとメルセデスの協力を得て、今週、ピレリの 2017 年向けタイヤテストが行われる

2016 年 9 月 4 日、モンツァ
2 番グリッドからスタートしたメルセデスのニコ・ロズベルグが、ここ数年の勝利戦略となっている 1 ストップ戦略 でイタリアグランプリを制しました。ロズベルグは、P Zero イエロー・ソフトタイヤでスタートし、レース中盤で P Zero ホワイト・ミディアムへ交換しました。チームメイトのルイス・ハミルトンも同じ戦略を採り、2 位を獲得しまし た。

ロズベルグとハミルトンのみが、トップ 10 グリッド中でソフトタイヤを装着してスタートしました。したがって、彼ら は、スーパーソフトでスタートしたドライバーたちよりも長い第一スティントを走行することが可能でした。

予測通り、1 ストップと 2 ストップが入り混じる多彩な戦略が展開されました。フェラーリの両ドライバーは、スー パーソフト – スーパーソフト – ソフトと繋ぐ 2 ストップのスプリント戦略を採用しました。

レッドブルのダニエル・リカルドは、フェラーリとは異なる 2 ストップ戦略を採りました。リカルドは、最終スティント でスーパーソフトを使用し、ソフトタイヤを装着していたウィリアムズのヴァルテッリ・ボッタスを猛追しました。ロ マン・グロージャンは、ソフト – スーパーソフトと繋ぐ 1 ストップ戦略を実行した唯一のドライバーでした。

マノーのエステバン・オコンは、ただ一人、ミディアムタイヤを装着してスタートしました。2 戦連続で全 3 種類の スリックコンパウンドがスターティンググリッドに登場したことになります。また、フィニッシュ時にも全スリックコン パウンドが見られ、スタートからチェッカーフラッグまで、それぞれのタイヤの機能が如何なく発揮されていまし
た。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「タイヤ戦略が鍵となった我々のホー ムレースで、、エキサイティングなスタートが、タイヤ戦略にさらなるアクセントを加えました。ルイス・ハミルトン は、スタート時にポールポジションのアドバンテージを失ったものの、レースの折り返し点前にタイヤ戦略で 2
位まで順位を上げ、そのままフィニッシュすることができました。また、ともに 2 ストップ戦略を採用したフェラー
リの両ドライバーによる表彰台争いが見られました。次戦のシンガポールグランプリ前、今週、フェラーリと共に バルセロナで、メルセデスと共にポール・リカールで、2017 年向けワイドタイヤのテストを行う予定です」

ピレリジャパン・プレスリリース

続きを読む "メルセデスのニコ・ロズベルグ、ソフト – ミディアムと繋ぐ 1 ストップ戦略でモンツァを制す (ピレリ)"

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マクラーレン、「バトンには他チームからオファーあった」

Mclaren Honda/Trio (C)McLaren Group
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二桁の優勝経験を持つ元チャンピオンが、テストドライバーに廻るというマクラーレン・チームの選択はファンばかりでなく関係者をも驚かせたが、そのバトンについて同チームのロン・デニス/CEOがバトンには他の選択肢もあったことに言及した。

「正直な話、バトンには他の選択肢もあった。
それは噂されていたように、他チームからのオファーだ。
それを受け入れればもちろんレースドライバーを続けただろうが、彼はその申し出を断った。
彼は自身で熟慮したうえで、この決断をした」と、マクラーレン・グループ総帥。

他チームとはおそらくウィリアムズと理解されている。
また2018年にバトンがレースドライバーに復帰するオブションについては、「いまそのことについて話すのは適当でないが、もし2018年彼がレースに復帰することがあるならば、それはマクラーレンということだ」と、自信をみせた。

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「リバティ・メディア」、F1株式買収か

Liberty Media Group
F1の大株主が、これまでの『CVCキャピタル』から変更になることがわかった。
これはドイツの専門誌『アウト・ビルト・モータースポルト』が報じたもの。

それによれば新たに買収に名乗りを挙げたのはアメリカのジョン・マローン氏率いる大手メディア『リバティ・メディア・グループ』とのこと。
今週にも最初の払い込み(半額)が行われる予定ということで、その額は85億ドル(約8,840億円)にも達するとみられている。

事実上F1をコントロールするバーニー・エクレストン氏が持つ株式は全体の約14%にまで減少しているが、これについては売却の予定はなく、上記買収が行われたとしてもその権能に変更はないようだ。

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ウェーレイン(マノー)、「リタイヤは無念」

Pascal Wehrlein (C)Manor Racing
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予選13位からスタート、一時はシングル順位を走る健闘をみせたマノー・レーシングのパスカル・ウェーレイン(21歳:ドイツ)だったが、レース終盤最後尾に落ちた同車は静かにマシンを止めた。
これについてドライバーのウェーレインは次のように説明している。

「この週末はとても調子が良く期待していただけにこの結果にはとてもガッカリしている。
エンジニアから無線で『マシンを止めろ』と言われた時、信じられなくて聞き返したほどさ。
もちろん彼らにはマシンを保護する理由があったんだけど、ドライバーにとっては辛い決断だった。
現在コンストラクターズ・ランキング10位にいるけれど、これを守り抜くためにはさらにマシンの信頼性を熟成していかなければならないからね。
そのためにもできるだけ走りたいので今日のストップは残念だった」

何かと比較されることが多いストッフェル・バンドーン(マクラーレン)のレースドライバー昇格のニュースもウェーレインには刺激になったことだろう。

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2016/09/05

ナスル(ザウバー)にペナルティ・ポイント

Felipe Nasr (C)Sauber Motorsport
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イタリアGPのレーススチュワード(競技委員)は、ザウバー・チームのフェリッペ・ナスルに対しペナルティ・ポイントを科したことを明らかにした。

それによればナスルは、4日(日)に行われたイタリアGP決勝レース中、ルノー・チームのジョリオン・パーマーと接触するアクシデントの原因を作ったというもの。
これによりナスルにはすでに10秒のタイムペナルティが通知されていたが、スチュワードはさらに2点のペナルティ・ポイントも科した。

ドライバーのスーパーライセンスに対して科されるペナルティポイントは12か月有効。
ナスルはこれでトータル6点ということになった。
累積で12点に達すると当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため、実質的に次のレースに出場できないことになる。

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不調クビアト(トロ・ロッソ)にドライバー交代の噂も

Daniil Kvyat (C)Scuderia Toro Rosso
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F1では珍しいロシア出身のドライバーとして注目されたダニール・クビアトだが、今季途中でトロ・ロッソへの「降格」に遭ってからは成績不振が続いている。
かつてレッドブル・レーシング在籍中だった中国GPでは3位表彰台を記録したものの、移籍後は10位入賞がやっと、予選でもQ1敗退というシーンが印象的になっているもの。

こうしたことから早くもパドックでは「クビアトは今季限り」という噂が広がっているが、これについてレッドブル・グループのアドバイザーであるヘルムート・マルコ博士は次のようにイギリスのスポーツ・チャンネル『スカイスポーツ』で言及した。

「噂はまったくいい加減なもの、決して真実なんかじゃないよ。
そもそもドライバーの評価はシーズン末に下されるもの。
少なくとも10月中旬(今シーズンだと第17戦日本GP辺りか)までは何も決まらない。
それまではクビアトにも、また他のドライバーにもチャンスは与えられているんだ」と、一蹴。

ただ、マッサ(ウィリアムズ)の引退やバンドーン(マクラーレン)の昇格が決まったように、すでに来季に向けての動きは事実上走り出しているのが現実だ。

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ハミルトン(メルセデス)、「スタートがすべてだった」

Mercedes AMG Duo (C)Mercedes Motorsports
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せっかくのポールポジションからのスタートを、エンジンストールによる失速でパーにしたメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンは、「あのスタートがすべてだった」と、悔やんだ。

「スタートで何が起きたのか、わからない。
でも、そのスタートがこのレースの全てを決めてしまったよ。
エンジンストールはこれまでにもあったことなので、エンジニアもナーバスになっている部分があった。
だから逆に気を楽にして臨もうと思っていたんだけどね。
すべては正常だったし、正確な操作でスタートした筈だったのに、気が付いたら6番手にまで後退してしまっていた。
もうレースに勝つことは無理だとわかったので、あとはできるだけダメージを減らすよう精一杯の走りを続けたんだ。
2位フィニッシュというのは考えられる最良のリザルトだったね」と、ハミルトン。

このレース結果によりロズベルグとのポイント差は2まで縮まったが、3位以下なら逆転されるところだった。

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2016/09/04

イタリアGP、ロズベルグ(メルセデス)がモンツァ初優勝飾る

Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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4日(日)午後、モンツァ・サーキットを舞台にF1第14戦イタリアGPの決勝レースが行われた。
決勝レーススタート前の天候は晴れ、湿度48%で気温は29度、路面温度は39度でドライコンディションと報告されている。

レースはスタートでポールのハミルトンが出遅れ6番手まで後退。
2周目にはナスル(ザウバー)とパーマー(ルノー)が接触するアクシデント。
28周目には最後尾のウェーレイン(マノー)がトラブルでマシンを止めた。
クビアト(トロ・ロッソ)にはピットレーン速度違反で5秒のペナルティが通告されたが、その後マシンをガレージに戻しリタイヤとなった。

53ラップのレースは予選2番手からスタートしたロズベルグ(メルセデス)が1コーナーで首位に立つとそのまま逃げ切って優勝。
モンツァでは初めてとなるロズベルグの優勝はベルギーGPに続く連勝で今季7回目、自身通算21回目となった。
またこれでチームメイトとの差を9ポイントから2ポイントまで詰める結果となった。

その2位は今回も追い上げるシチュエーションとなったハミルトン(メルセデス)。
3-4位にはフェラーリのベッテル&ライコネン、5位リカルド(レッドブル)、6位ボタス(ウィリアムズ)、7位フェルスタッペン(レッドブル)、8位ペレス(フォース・インディア)、9位マッサ(ウィリアムズ)、そして10位がヒュルケンバーグ(フォース・インディア)というトップ10となった。

マクラーレン・ホンダは今回入賞はならず、バトンが12位、最後にピットインしたアロンソは14位だったが、これはフレッシュ・タイヤに履き替えるためのようで、みごとこのレースのファステストラップを記録してみせた。

イタリアGPのレース結果はこちら
イタリアGPの画像はこちら

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ベルギーGPスターティンググリッド

イタリアGPのレーススチュワード(競技委員)はグロージャン(ハース)がギヤボックス交換で5グリッド降格ペナルティとなったため、次のように日曜日のスターティンググリッドを修正した。

1. ハミルトン(メルセデス)
2. ロズベルグ(メルセデス)
3. ベッテル(フェラーリ)
4. ライコネン(フェラーリ)
5. ボタス(ウィリアムズ)
6. リカルド(レッドブル)
7. フェルスタッペン(レッドブル)
8. ペレス(フォース・インディア)
9. ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)
10. グティエレス(ハース) *
11. マッサ(ウィリアムズ)
12. アロンソ(マクラーレン) *
13. ウェーレイン(マノー) *
14. バトン(マクラーレン) *
15. サインツ(トロ・ロッソ) *
16. クビアト(トロ・ロッソ) *
17. グロージャン(ハース) *
18. ナスル(ザウバー)
19. エリクソン(ザウバー)
20. パーマー(ルノー)
21. マグヌッセン(ルノー)
22. オコン(マノー)

* 印は変更のあったドライバー

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バトン(マクラーレン)、「休息が欲しかっただけ」

J_Button & R_Dennis (C)McLaren Group
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通算15回もの優勝経験を誇りながら、来シーズンはテストドライバーという道を選択したマクラーレン・チームのジェンソン・バトン(36歳:イギリス)は、「休息が欲しかった」と、その理由を説明した。

「契約はロン・デニスとスパで話し合って決めた。
18歳の時からフルタイムでモーターレーシングの中に身を置き、今年は36歳。
この間生活のすべてがレース漬けだったんだ。
だからひとまず休息を取りたいと申し出たんだね。
ただこれで現場から引退する訳ではなく、その間もテストはするしシミュレーションもするし、コンディションはいつでもベストの状態に保つつもり。
他のチームに行くという選択肢はまったくなかったよ。
普段はチームのアンバサダー(親善大使)のようなことをするんじゃないかな」と、バトン。

本人はこの2年間のうちの現役復帰も匂わせているが、おそらく現実的ではないだろう。
マクラーレン・ホンダ・チームはバンドーンを約束通り走らせるため、結果的に高額な出費を強いられたと周辺で理解されているようだ。

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バンドーン(マクラーレン)、「すべての人に感謝したい」

Stoffel Vandoorne (C)McLaren Group
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ついに念願だったマクラーレン・ホンダ・チームのレースシートを射止めた同チームのテスト&リザーブドライバー、ストッフェル・バンドーン(24歳:ベルギー)は、次のようにその意気込みを表した。

マクラーレン・ホンダのような一流チームで走れるのはこの世界でもほんのわずか。
「チームのみんな、そして特にロン・デニス/CEOが僕を信頼してくれたことに感謝したい。
これまでのキャリアの中でたくさんの書類にサインしてきたけれど、今日契約書類にサインした時には感慨で手が震えたよ。
これまでテストでたくさん走ってきたし、チームの持つポテンシャルには自信を持っている。
またアロンソ&バトンのような経験豊富で優れたドライバーと共に仕事ができるのは僕にとって最高の環境。
自分に課せられた役割をしっかりと果たしていきたいと思っている。
この日が来るのに努力してくれたすべての人に感謝したい」

まだ若いバンドーンだが、F1傘下のGP2シリーズでタイトル獲得、2014年にはすでにマクラーレンでのテストによりスーパーライセンスを獲得するなど経験は豊富だ。
また今季バーレーンGPでアロンソの代役として出走、初のポイント獲得を果たしたことは記憶に新しい。

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マクラーレン、ストッフェル・バンドーンと2年契約

Mclaren Honda/Trio (C)McLaren Group
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イタリアGPの公式予選が行われた3日(土)、マクラーレン・ホンダ・チームは2017-2018年の2年間についての新しいドライバー・ラインナップを正式発表した。

それによれば2017年はフェルナンド・アロンソと現テスト&リザーブドライバーであるストッフェル・バンドーン(24歳:ベルギー)をレースドライバーに起用、ジェンソン・バトンについてはこの2年間新型車の開発に携わるとのこと。
ただ2018年についてはバトンがレースドライバーに復帰するオブションの可能性も残した。

チームではこのバトンの職務について「チームとクルマの開発に集中する革新的な新しい役割」としているが、確かにF1生活17年、優勝経験15回を誇る豪華テストドライバーを擁するチームは他に例を見ない。

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2016/09/03

イタリアGPのPPは3年連続でハミルトン(メルセデス)の手に

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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ティフォシの地イタリアGPのポールポジションは再びルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)の手に。
ここモンツァでハミルトン(メルセデス)は3年連続、そしてセナ、ファンジオに並ぶ通算5回目の快挙を成し遂げた。
また今季7回目、自身通算56回目のポールポジションということになる。

予選2位はロズベルグ(メルセデス)で0.478秒もの大きな差が付いた。
セカンドロウの3-4番手にはベッテル&ライコネンのフェラーリ勢、5番手ボタス(ウィリアムズ)、6-7番手にリカルド&フェルスタッペンのレッドブル勢、7-8番手にペレス&ヒュルケンバーグのフォース・インディア勢、そして10番手がグティエレス(ハース)で、これは2013年の韓国GPに並ぶ自身最高位になるものだ。

イタリアGP公式予選の結果はこちら
イタリアGPの画像はこちら

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予選Q2、ここでもハミルトン(メルセデス)独壇場

引き続き行われたイタリアGP予選Q2は、Q1と同じく6台が脱落となり、最終Q3に進出する10台に絞られる。

ここでも最速はハミルトン(メルセデス)、2番手ロズベルグとのタイム差は0.311秒。
3番手ベッテル(フェラーリ)、4番手ボタス(ウィリアムズ)、5番手ライコネン(フェラーリ)、6番手リカルド(レッドブル)、7番手グティエレス(ハース)、8番手フェルスタッペン(レッドブル)、9-10番手がペレス&ヒュルケンバーグのフォース・インディア勢となった。
ハースのQ3進出はこれが初の快挙となった。

ここで脱落となったのは今季限りのF1引退を表明したマッサ(ウィリアムズ)、グロージャン(ハース)、アロンソ(マクラーレン)、ウェーレイン(マノー)、バトン(マクラーレン)、そしてサインツ(トロ・ロッソ)の6台だった。

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予選Q1、ハミルトン(メルセデス)がトップタイム

3日(土)午後、モンツァ・サーキットを舞台にF1第14戦イタリアGPの公式予選がスタートした。
最初のQ1は18分間で戦われ、全22台からベストタイムの遅い6台が脱落となる。
セッション開始時の天候は湿度45%、気温は29度、路面温度40度のドライコンディションと報告されている。
なお午前のフリー走行セッションでコースオフしたグロージャンのマシンが、ギヤボックス交換になったことで予選グリッド5番降格のペナルティが通告されている。

開始早々、オコン(マノー)が電気系のマシントラブルか最初のシケイン脇へ静かにマシンを止めた。
ここでも最速だったのはハミルトン(メルセデス)、2番手ロズベルグ(メルセデス)、3番手ベッテル(フェラーリ)、4番手リカルド(レッドブル)、5番手ライコネン(フェラーリ)、無6番手フェルスタッペン(レッドブル)、7番手ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)8番手ボタス(ウィリアムズ)、9番手グティエレス(ハース)、10番手がグロージャン(ハース)。
マクラーレンはバトン14番手、アロンソがギリギセリの16番手。

ここで脱落となったしはマシンを止めてノータイムのオコン、そしてタイムが及ばなかった。クビアト(トロ・ロッソ)、ナスル(ザウバー)、エリクソン(ザウバー)、パーマー(ルノー)、そしてマグヌッセン(ルノー)の 6番手フェルスタッペン(レッドブル)大クラッシュを演じた。

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イタリアGPフリー3回目はハミルトン(メルセデス)トップ

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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3日(土)午後、イタリアGPはフリー走行3回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は湿度51%、気温は27度、路面温度33度のドライコンディションと報告されている。
なおこれまで難航が伝えられていたイタリアGPの来年以降の開催契約について、引き続きモンツァ・サーキットでの開催が決まったとの報道が流れている。

開始約10分過ぎ、9コーナーでコースオフしたグロージャン(ハース)がグラベルから脱出できず、セッションはバーチャル・セーフティカーとなった。
トップタイムはメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンで1'22.008のベストタイム。
これに0.393秒の差で僚友ロズベルグが続いた。
3-4番手にベッテル&ライコネンのフェラーリ勢、5-6番手にウィリアムズのボタス&マッサ、7-8番手にリカルド&フェルスタッペンのレッドブル勢ときれいに並んだ。
マクラーレン・ホンダはバトン12番手、アロンソ17番手となっている。

注目の公式予選はこの後現地時間14時(日本時間:21時)からスタートする。

イタリアGPフリー走行3回目の結果はこちら
イタリアGPの画像はこちら

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長谷川祐介氏(ホンダ)、「モンツァの走りは励みになる」

長谷川 祐介 (C)McLaren Group
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まだフリー走行初日とはいえ、前戦のベルギーGPに続くトツプ10内の好走に、ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は、手応えを感じ取ったようだ。

「ここモンツァはコーナーの少ない高速サーキットなので、モンツァ特有のローダウンフォース仕様のセットアップでコースに送り出した。
午前のFP1では残念ながらハイドロリック系のコネクターに不具合がみられ、その修復に時間を取られたが、その後は2台共順調な走行を続けている。
まだ金曜日なので今の時点で評価するのは難しいが、少なくともここまではスパフランコルシャン同様励みになるものとなっている」

初日のマクラーレン・ホンダはアロンソが7番手、バトンも10番手となっている。

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FIAディレクター、「フェルスタッペン、黒/白旗の可能性」

FIA

ベルギーGPでのフェラーリ勢とのバトルについて、その危険性が指摘されているレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン(18歳:オランダ)について、FIA(国際自動車連盟)のチャーリー・ホワイティング/レースディレクターが初めて言及したことがわかった。

これはグランプリウィークの木曜日晩に行われた定例のチーム・マネージャー会議で議題に上がったためとのこと。
そこで同ディレクターは、次のような見解を示したということだ。

「ライコネン(フェラーリ)と争っていた時のフェルスタッペンのブロック行為は少々常識を逸脱したものであったも知れない。
一義的には現場のマーシャルの判断に委ねられるが、もしもあそこで黒/白旗が振られていたとしても私は否定しないだろう」

黒/白旗は、レギュレーションで「スポーツマンシップに欠けるドライビング行為」を意味するもの。
これで直ちにペナルティとなるものではないが、同様の行為が繰り返されれば次は黒旗なり、ピットストップが強制される。

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マッサ(ウィリアムズ)、「引退は僕のプライド」

Williams Duo (C)Williams F1
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多くの関係者を驚かせたフェリッペ・マッサ(35歳:ブラジル)の突然の引退表明は、実は数か月前から高まっていたものであることがわかった。

「(仮にも11勝した)F1ドライバーのプライドとして、自分自身の意思で進退を決めることが重要だった。
僕自身はプライドにこだわりがあったからね。
追い詰められ、行き場をなくして止むなく引退というのは絶対に嫌だったんだ。
そんな惨めなドライバーを何人も見てきたけれど、僕自身はそうなりたくなかった。
だからこの決断はかなり早い時期にもう決めていた。
噂では僕がチームと残留交渉しているとか、他チームと話をしているとか言われていたけれど、そんな事実はまったくないよ」

これでシートが一つ空くことになったウィリアムズ・チームではバトン(マクラーレン)やペレス(フォース・インディア)らの名前が聞かれるが、実力に定評あるボタスの残留が濃厚なので、若い「裕福な」ペイ・ドライバーを選択という可能性も高い。

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2016/09/02

イタリアGPフリー2回目はハミルトン(メルセデス)トップ

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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イタリアGPは2日(金)午後、引き続きフリー走行2回目セッションが行われた。
セッション開始時の天候は湿度47%、気温は29度、路面温度41度のドライコンディションと報告されている。

90分間のセッションを終え、トップタイムはやはりメルセデスAMGチーム勢で、今度はハミルトン。
1'22.801のチイムで僚友ロズベルグに0.193秒の差を付けた。
3-4番手にチームの本拠で意気上がるフェラーリのベッテル&ライコネン。
5-6番手レッドブルのフェルスタッペン&リカルド。
マクラーレンのアロンソが7番手、8番手ボタス(ウィリアムズ)、9番手グロージャン(ハース)、そして10番手がバトン(マクラーレン)だった。
マッサは11番手、フォース・インディア勢のヒュルケンバーグ&ペレスが12-13番手だった。

イタリアGPフリー走行2回目の結果はこちら
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イタリアGPフリー1回目はロズベルグ(メルセデス)最速

Monza/Bank (C)Williams F1
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ヨーロッパ・ラウンド最後となるイタリアGPが開幕、まず90分間に渡るフリー走行1回目セッションが2日(金)行われた。
セッション開始時の天候は湿度63%、気温は26度、路面温度29度のドライコンディションと報告されている。
なお既報のように前戦大クラッシュを演じたマグヌッセン(ルノー)は無事出走許可、またフォース・インディアではヒュルケンバーグの代わりにアルフォンソ・セリス(19歳:メキシコ)が起用されている。

まず最初のセッションを制したのはメルセデスAMGチームのロズベルグで、ベストタイム1'22.959ヲマーク、僚友ハミルトンに0.203秒の差を付けた。
3-4番手にはフェラーリのライコネン&ベッテル、5番手ペレス(フォース・インディア)、6番手グロージャン(ハース)、7番手ボタス(ウィリアムズ)、8番手このところ渦中のフェルスタッペン(レッドブル)、9番手グティエレス(ハース)、10番手がリカルド(レッドブル)だった。

マクラーレン勢はバトン11番手、アロンソ13番手。
新顔セリスはそのマクラーレン勢に割って入る12番手と存在感をみせた。
今季末での引退を表明したばかりのマッサ(ウィリアムズ)は、セッション序盤マシントラブルでガレージに留まったが、その後14番手タイムを記録した。

イタリアGPフリー走行1回目の結果はこちら
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伊GPのスチュワードにトム・クリステンセン氏

Tom Kristensen (C)Audi Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われるイタリアGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元スポーツカー・ドライバーのトム・クリステンセン氏(49歳:デンマーク)を起用することを明らかにした。
クリステンセン氏がスチュワードを務めるのは昨年のアメリカGP以来のことで、今季初、通算12回目ということになる。

同氏はテストの経験は豊富だがF1レース出場はなし。
1993年には全日本F3選手権でチャンピオン、またスポーツカーレース界ではALMSチャンピオンや、ルマン24時間レースでは史上最多となる通算9回もの総合優勝を遂げ、2013年にはFIA世界耐久選手権タイトルを獲得している。

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イタリアGPの週末もドライの見込み

Monza Circuit (C)Ferrari S.p.A
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今週末イタリアGPが行われるイタリア北部の天気について、地元気象台は3日間それぞれ雲はあるもののいずれも降水確率はわずかで雨になる可能性は低いとしている。

期 日 種 目 気 候 気 温
9月 2日(金) フリー走行 晴れ時々曇り 20- 30度 0%
9月 3日(土) 公式予選 晴れ時々曇り 20- 30度 0%
9月 4日(日) 決勝レース 晴れ時々曇り 19- 29度 20%

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マグヌッセン(ルノー)、イタリアGP出走の許可降りる

Kevin Magnussen (C)Renault Sport
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前週行われたベルギーGPでマシンを大破させる大きなアクシデントに見舞われたルノー・チームのケビン・マグヌッセン(23歳:デンマーク)だが、無事今週末のイタリアGPに出走できることがわかった。

マグヌッセンはこのオー・ルージュ先のクラッシュ・ゲートで実に42Gもの衝撃を受けたとみられ、イタリアGP出走にはレギュレーションによりFIA(国際自動車連盟)指定ドクターのメディカルチェックが必要とされていたもの。

1日(木)行われたチェックでFIA医師団のジャン・シャルル・ピエット/ドクターからゴーサインが出されたため、現在リザーブドライバー不在のルノー・チームでは予定通りマグヌッセンが参戦することとなった。
ただ、これまでのマシンは大破しているため、予備に用意されたスペアシャシーが使われる見通しだ。

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マッサ(ウィリアムズ)、今季限りのF1引退表明

Felipe Massa (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームのベテラン、フェリッペ・マッサ(35歳:ブラジル)が、今季限りでF1から引退することを明らかにした。

これはイタリアGPが行われるモンツァ・サーキットで会見、家族が見守るなか正式表明したもの。
F1で最後のレースとなる今季最終戦アブダビGPは、折りしもマッサにとって250戦目の節目ということになる。

2002年、まだ20歳のときザウバー・チームからF1デビューを果たしたマッサは、その後フェラーリ・チームに移籍すると「最強のセカンド・ドライバー」として活躍、ミハエル・シューマッハらの陰に隠れたものの自身通算11回の優勝を記録、2008年にはわずか1ポイント差でタイトル獲得を逃している。
なおこれにより、ウィリアムズ・チームのシートが一つ空くことになった。

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ウェーレイン(マノー)、旧戦友ハリアントを相対評価

Rio Haryanto (C)Manor Racing
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資金難に喘ぐプライベートチーム、マノー・レーシングでは持ち込み資金の枯渇から開幕から走ってきたリオ・ハリアントに代え、ベルギーからエステバン・オコンを起用したが、注目された公式予選ではチームメイトであるウェーレインとの間に0.5秒もの大差がついた。
(オコンはQ1敗退)

これについて面目を施した感じのウェーレインは、「これでハリアントの力が過小評価されていたことが証明された」と、かつてのチームメイトを気遣ってみせた。

「オコンはウチで走るまでもなくその能力が高い評価を受けていたドライバーだから、彼との比較はハリアントにとっても重要なことだったと思う。
もしも数字の通り僕がオコンよりコンマ5秒早いのだとしたら、ハリアントだって同様ということ。
彼はこれまで僕といい勝負だったんだからね。
ペイ・ドライバー(資金持込ドライバー)だと過小評価されているけれど、実はハリアントは優秀なF1ドライバーだったということさ」と、メルセデスAMG出身のウェーレイン。

オコンはメルセデスAMGでも、また派遣先のルノーでも高い評価を受けてきたフランス期待の星。

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2016/09/01

ウォルフ氏(メルセデス)、他チームからの非難にも臆せず

L.Hamilton & T.Wolff (C)Mercedes Motorsports
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先週行われたベルギーGPで、なんと55グリッド降格ペナルティを受け最後列からのスタートを余儀なくされたメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンだったが、終わってみれば3位表彰台と望外の好成績を手にする結果となった。

しかし今回ハミルトンは後半戦に向け実質3基のフレッシュ・エンジンを手にしていて、そのペナルティをすべて「1回のグリッド最後列で消化」したことには他チームから「ルールの悪用」との批判的な声が聞かれるのも事実だ。

これを受けメルセデスAMGチームのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは、次のように反論している。
「われわれは別にレギュレーションに反した行為を行ったわけではなく、すべてルールに則ってやったこと。
確かにそのお陰でエンジンをストックすることができたが、それも含めてレース戦略というものだ。
それがいけないというのであれば、レギュレーションの抜け穴を塞ぐべきで、われわれを非難するのはあたらない」と、かわした。

現行ルールでは、エンジン交換等によるペナルティが次戦以降にまで持ち越されることはない。

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フォース・インディア、伊GPのフリーにA.セリス起用

>Alfonso Celis (C)Sahara Force India F1
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フォース・インディア・チームは、9月2日(金)に行われる次戦イタリアGPのフリー走行1回目セッションで、同チームのテストドライバーであるアルフォンソ・セリス(19歳:メキシコ)を起用することを明らかにした。

今回セリスがドライブするのはヒュルケンバーグのマシンになるという。
セリスは今季すでにバーレーン、ロシア、そしてオーストリアGPでもフリー走行に参加している。

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マクラーレン・チームに内紛勃発の火種

Jost Capito (C)VW Motorsports
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マクラーレン・チームは新たなチーム運営の幹部として、フォルクスワーゲン・モータースポーツでディレクターを務めていたヨースト・カピート氏を迎え入れたが、これが新たな内紛の火種になるかも知れない。

同氏はWRC(世界ラリー選手権)第9戦のドイツラリー(8月19日-21日)を最後に、翌週のベルギーGPでは早くも新天地であるマクラーレン・チームに帯同していた。
しかし同チームではすでにロン・デニス/CEOの元で元ロータス等のエリック・ブイユ氏がいるため、カピート氏の立ち位置がどのようなものになるのか注目を集めているもの。

これについてカピート氏自身は、「私はエリック・ブイユの上司で、ロン・デニスは私のボスだ」と、ブイユ代表より上位であることを強調している。

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