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2016/09/20

「今日は7位が我々の達成できる最高順位でした」 (ホンダ)

F1160918002h ジェンソン・バトン (C)Honda Motor Co. Ltd.

シンガポールGP 決勝
マリーナ・ベイ・サーキット、9月18日(日)

本日のシンガポールGPにおいて、フェルナンド・アロンソは力強く、決意に満ちたレースを繰り広げ、7位で完走しました。9番グリッドのアロンソはすばらしいスタートを切り、終盤にセバスチャン・ベッテル選手(Ferrari)とマックス・フェルスタッペン選手(Red Bull)の手中に陥るまでは、レースの大半に渡って5番手のポジションを死守しました。

今夜、アロンソはトップ集団を除く残りのチームの中ではベストな結果を達成しました。上位を争うMercedes、Red Bull、Ferrariのそれぞれ2台のマシンに続く順位を獲得するという、すばらしいパフォーマンスを披露しました。

一方、ジェンソン・バトンのレースは、事実上、1周目にして終了しました。好スタートを切った直後にスタートラインでのアクシデントに巻き込まれ、ニコ・ヒュルケンベルグ選手(Force India)のマシンを避けようとしてバルテリ・ボッタス選手(Williams)のマシンと接触。それによって、フロントウイングを損傷しました。

修理のためにピットインを余儀なくされ、後方で再度コース上に復帰したものの、マシンのボディワークの損傷によってダウンフォースが低下。それ以降は思うように追い上げることができませんでした。その後、1周目に発生したブレーキダクトの損傷によりブレーキ温度が上昇していたため、レース終盤にエンジニアは用心のためマシンを止める決断を下しました。

フェルナンド・アロンソ

MP4-31-04
スタート 9番手
レース結果 7位
ファステストラップ 1分51.249秒 51周目(トップとの差 +4.062秒、12番手)
ピットストップ 2回: 14周目(ピットストップ時間 2.98秒)および
34周目(ピットストップ時間3.98秒)
[オプション→プライム→バックアップ]

「今日は7位が我々の達成できる最高順位でした。Mercedes、Red Bull、Ferrariのそれぞれ2台のマシンに続く、残りのチームの中ではベストな結果です。今週末、我々はここで4番目に速いチームというわけではなかったので、今回の結果はいい戦略と好スタートを切ったおかげです。

スタートでは外側に行くことを選択し、クラッシュが発生したときにはすでに6番手に浮上していたので、影響を受けることはありませんでした。その後、1コーナーでは非常に遅いタイミングでブレーキングし、ダニール・クビアト選手(Toro Rosso)とキミ・ライコネン選手(Ferrari)をオーバーテイクしました。すべてのことがうまくいきました。時には運を味方につけることが必要なのです。

一時は表彰台に上がることも期待していました。前方のマシンになにかが起これば、そうなる可能性はありましたが、結局、上位陣のハプニングはないままレースが終了しました。

ただ全体的に、今日はできる限りのことをしました」

ジェンソン・バトン

MP4-31-03
スタート 12番手
レース結果 DNF
※43周目でリタイア
(ブレーキの不具合により、用心のためマシンを停止)
ファステストラップ 1分51.631秒 18周目(トップとの差 +4.444秒、16番手)
ピットストップ
3回: 1周目(ピットストップ時間 13.56秒 -フロントウイングの交換&サスペンションチェック)、
15周目(ピットストップ時間 2.57秒)および
27周目(ピットストップ時間 2.61秒)    
[オプション→プライム→オプション→バックアップ]

「43周目でリタイアしましたが、正直言って、私のレースは1周目で事実上終了しました。

スタートは非常によく、バルテリ・ボッタス選手の横につけました。ただ、ニコ・ヒュルケンベルグ選手のマシンがコース上を横断していることは、逆方向を向いた彼のマシンが自分の目の前に来るまで気がつきませんでした。アクセルペダルから足を上げ、右側に移動したものの、行き場をなくしてバルテル・ボッタス選手のマシンと接触。それによってフロントウイング、ブレーキダクト、フロアーを損傷しました。

その後、タイヤ交換と、新しいフロントウイングを装着するためにピットインしました。ただ、マシン自体が損傷していたので、それ以降はダウンフォースを十分に得ることができませんでした。そのダウンフォースでさえ、マシン全体にバランスよくあったわけではないので、さらに難しい状況でした。

マシンを止めた理由は、ブレーキに問題があったためです。ダクトが損傷したためにブレーキ温度が上昇しつつありました。不具合が発生するのではないかと心配していたので、リタイアは正しい判断でした」

ホンダモータースポーツリリース

エリック・ブーリエ|McLaren-Honda Racing Director

「なによりも、今日はF1にとっていい一日でした。

ここシンガポールで豪華なフラッドライトが点灯する中、2時間にわたって非常に競り合いの多いレースを繰り広げた後、トップ2台のマシンが0.5秒未満の僅差でフィニッシュラインをまたぎました。これは、F1がこれまでと同様に今後もエキサイティングですばらしいスポーツであり続けるという、レースを愛する私たちがすでに知っていることを明確に示すものです。

McLaren-Hondaとしては、フェルナンドが力強く競争力のある走りで7位に入ったことでワールドチャンピオンシップポイントを6点獲得することができ、うれしく思います。力強いスタートを切り、その後は午後のレースを通して堅実で見事なラップタイムを刻み続けました。彼の走りは誰の目から見てもすばらしかったです。

一方、ジェンソンも好スタートを切ったものの、ニコ・ヒュルケンベルグ選手のクラッシュを避けようとしていたバルテリ・ボッタス選手のマシンにフロントウイングが接触したことで、すばらしいスタートが台無しになってしまいました。ただ、これはだれのせいでもありません。そのような連鎖反応はレースでは(特に1周目には)ときに起こるものなのです。ニコ・ヒュルケンベルグ選手のアクシデントに巻き込まれないようにするためにジェンソンができることは、なにもありませんでした。

今日は我々のレースチームに対して『よくやった』と言わせてください。ガレージやピットウォールにいるメンバーだけでなく、ウォーキングのミッションコントロールにいるメンバー全員がレースを非常に効率よく管理してくれました。とてもいい仕事をしてくれたと思います。

我々はこれから、温暖なシンガポールから、次戦が開催されるさらに暑いマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットへ移動します。今日レースが行われたマリーナ・ベイ・サーキットとは非常に異なります。低速で狭く曲がりくねったコーナーではなく、高速で幅広い緩やかなコーナーが続くレースコースです。次戦でも我々はやはりポイント獲得を目指します」

長谷川 祐介|(株)本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者

「本日はアロンソ選手がすばらしいスタートでトロロッソ2台の前に出られたこと、レース全体を通して中団をリードする安定した走りができたことが、彼の7番手フィニッシュの結果につながったと思っています。今週末は、マシンが安定せず苦しい金曜日のフリープラクティスで始まりましたが、予選からレースにかけてペースを取り戻せたことがいい結果につながりました。その結果、チームにまた貴重なチャンピオンシップポイントをもたらしてくれました。

一方で、バトン選手はスタート時のアクシデントを避けようとして、フロントウイングとブレーキダクトにダメージを受けてしまったため、レースではペースが上がらずに後方から抜け出すことができずに、残念ながらリタイアとなってしまいました。

McLaren-Hondaとしては、再び力強い走りでトップ3チームに続くポジションを獲得でき、喜ばしい結果にホッとしています」

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