エクレストン氏、「身内」の犯行にショックも
Sao Paulo Scene (C)Toyota Motorsports
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ブラジル・サンパウロ警察の素晴らしい対応により、無事解決したバーニー・エクレストン氏の義母誘拐事件だが、一方犯行の首謀者が元エクレストン氏のヘリコプター・パイロットだったことが判明した。
これについてエクレストン氏は、警察の対応に感謝の意を表すと共に、犯人が同氏の安全を守る立場のいわば「身内」であったことに衝撃を受けたことを明らかにした。
「ここ数日、われわれ家族はほんとうに辛い立場だった。
幸い警察の働きはほんとうに素晴らしいもので、何の犠牲も出すことなく事件が解決されたことに敬意を表したい。
しかしながら、犯人は自分の雇用者だったことに驚くと共にショックを受けている。
悲しいことだが、こうしたことは完全に防ぐことは難しい。
みなさんの家族に起きることがないよう祈っている」
なお犯人側が要求したとされる身代金1億2千万レアル(約38億4千万円)は、ブラジルの誘拐事件史上最高額だったということだ。
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