長谷川祐介氏(ホンダ)、「勇気づけられるレース結果」
長谷川 祐介 (C)McLaren Group
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当初、苦戦が予想されたベルギーGPだったが、アクシデントに見舞われたバトンはともかく、最後尾からスタートしたアロンソが7位入賞を果たす結果に、ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は、「勇気づけられるレース結果」と自讃した。
「このパワー・サーキットと言われるスパフランコルシャンのようなサーキットで、最後尾からスタートしたアロンソがみごと7位フィニッシュできたことは、ドライバーばかりでなくチーム全員の素晴らしい仕事のおかげと言える。
また、われわれの新しいパワーユニットもそこに貢献できたと自負している。
ただ予選9番手だったバトンのほうは不運にもレース序盤に追突によりフロアにダメージを受けてしまい、リタイアとなってしまった。
せっかくのポジションを生かすことができず、とても残念に思っている。
まだチーム全体として満足できる結果ではないが、後半戦に向けて大変勇気づけられる結果となった」と、長谷川氏。
続いて行われるモンツァはエンジンにとってさらに厳しい戦いが予想され、終盤に向けホンダ・パワーのまさに正念場となることだろう。
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