ジーン・ハース代表、「フェラーリとの技術提携不十分」
Gene Haas (C)Haas Formula LLC
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今季アメリカを本拠としてF1に新規参戦を果たしたハースF1チームだが、パワーユニットや関連コンポーネンツの供給を受けるフェラーリ・チームに対し、技術協力が不十分であると指摘している。
今シーズン、ハースF1はここまでの12戦で早くも4回の入賞を果たしているが、このうち3回は序盤の4戦で記録したもの。
その後は当初の勢いが衰えた感があるが、それを誰より感じているのはジーン・ハース代表そのものだろう。
「われわれとフェラーリ・チームとのパートナーシップは良好なものだと受け止めている。
しかしながら、すべてが予定通りかといえば、正直不満な部分もあるのが実情だ。
F1には複雑なルールがあるため提携は慎重にならざるを得ないが、しかしそれにしてもフェラーリの側は臆病に過ぎると思っている。
もっと技術提携を進めれば、F1はさらに面白いのになる筈だよ」
F1チームは自らコンストラクター(マシン製造者)でなければならないが、エンジンやギヤボックス等の供給は許されていて、その解釈はアメリカのチームとって理解しにくいものとなっている。
なお、ハースの場合はシャシーもダラーラ社に製造を委託とされる。
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