行き場がなかったライコネン(フェラーリ)
Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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グリッド3-4番手と、上位入賞を果たす筈だったフェラーリ・デュオだったが、その夢はいきなりオープニングラップの1コーナーで潰えた。
そしてそれは観客席を埋めたたくさんのファンの後押しを受けたフェルスタッペン(レッドブル)も同様だった。
外側から1コーナーに入ったベッテルには、イン側に位置した僚友ライコネン(フェラーリ)は見えていたものの、さらにその内側にいたフェルスタッペンの姿は見えていなかった。
「3台が並んでいたとは知らなかった。
フェルスタッペンは出だしで遅れていたので、まさかあそこにいたとは。
知っていればライコネン(フェラーリ)にスペースを与えられたと思うけどね。
僕たちはお互いを尊重して戦っていたから、今回のような状況はとても残念だ」と、ベッテル。
またライコネンも「3台並んでることをわかっていたのは僕だけだったのかも知れないね。右にはフェルスタッペン、左にはベッテル、真ん中に挟まれた僕には行き場がなかったよ。せっかくクルマの調子が良かったのに残念だ。
でもこれがモーターレーシングというものさ」と、冷静に振り返った。
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