ルノー・チーム首脳、「チーム率いるドライバー必要」
Cyril Abiteboul (C)Renault Sport F1
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F1復帰となった初年の今シーズン、ロシアGPでの1回しか入賞のないルノー・チームだが、その原因の一つにドライバーの能力不足もあるとチーム首脳は考えているようだ。
これを指摘するのは同チームでマネージング・ディレクターを務めるシリル・アビテブール氏。
現在同チームでは経験1年(マクラーレン)のケビン・マグヌッセン(23歳:デンマーク)、そしてF1ルーキーであるジョリオン・パーマー(25歳:イギリス)を起用しているが、いずれもチームの前身であるロータス・チーム時代に決められたものと理解されている。
これについてアビテブール氏は、次のような考えを披露した。
「チームがルノーになり、あらためて長期的な視野に基づく展望が要求されることとなった。
それにより、ドライバー・ラインナップについても再考すべきものという結論に達した。
チャレンジングな意欲を持つ若さは必要だが、同時にチームを牽引するリーダーシップを持つドライバーも不可欠になる。
われわれに欠けているのはそのチームを率いるような経験あるエースドライバーなんだ」
具体的な名前には触れなかったが、ペレス(フォース・インディア)やボタス(ウィリアムズ)らが来季の候補としてメディアからは挙げられているようだ。
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