Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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28日(日)午後、スパフランコルシャン・サーキットを舞台にF1第13戦ベルギーGPの決勝レースが行われた。
決勝レーススタート前の天候は晴れ、湿度50%で気温は26度、路面温度は35度でドライコンディションと報告されている。
エリクソン(ザウバー)はグリッドに着くまで作業が終わらず、唯一ピットレーンスタートになった。
レースはオープニングラップの1コーナーで接触事故の大波乱。
2番手のフェルスタッペン(レッドブル)はフロントロウ損傷、フェラーリ勢は同士討ちで共に大きく後退となった。
そしてバトン(マクラーレン)はウェーレイン(マノー)に追突された共にリタイヤ、さらにサインツ(トロ・ロッソ)も右リヤタイヤをバーストさせてリタイヤとなった。
6周目にはマグヌッセン(ルノー)がオー・ルージュ先でスピン、タイヤバリヤにクラッシュして大破、レースはセーフティカー導入となった。
その後タイヤバリヤ修復のため9周を終わったところで赤旗中断とされた。
この時点で1位はロズベルグ(メルセデス)、2位リカルド(レッドブル)、3位ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、4位アロンソ(マクラーレン)、5位ハミルトン(メルセデス)、6位マッサ(ウィリアムズ)の順、フェラーリ勢はベッテル11位、ライコネン17位と苦戦している。
レースは再開。
フェルスタッペンとライコネンの激しいバトルが繰り返される。
ナスル(ザウバー)がラインオーバーで5秒のストップ・ペナルティを受けた。
最後まで各所でバトルが繰り広げられた結果、優勝はポールスタートのロズベルグが決め、ハミルトンとのポイント差を10点縮めた。
ロズベルグの優勝は今季6回目、自身通算20回目。
2位にリカルド(レッドブル)、3位ハミルトン、4-5位にフォース・インディアのヒュルケンバーグ&ペレスが入り、コンストラクターズ・ランキングでウィリアムズを逆転して4位になった。
6位ベッテル(フェラーリ)、7位アロンソ(マクラーレン)、8位ボタス(ウィリアムズ)、9位ライコネン(フェラーリ)、10位マッサ(ウィリアムズ)までが入省。
以下、11位フェルスタッペン(レッドブル)、12位グティエレス(ハース)、13位グロージャン(ハース)、14位クビアト(トロ・ロッソ)、15位パーマー(ルノー)、16位これが初レースのオコン(マノー)、17位ナスル(ザウバー)の順。
リタイヤはマグヌッセン(ルノー)、エリクソン(ザウバー)、サインツ(トロ・ロッソ)、バトン(マクラーレン)、そしてウェーレイン(マノー)の5台。
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