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2016/08/28

メルセデスAMGとマクラーレン、F1規則悪用の声

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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今回のベルギーGPでは、レギュレーションを見透かしたかのようなメルセデスAMG、そしてマクラーレンという両トップチームによる予選グリッド降格ペナルティの集中作戦に非難の声も高まっている。

今回ハミルトンはまず金曜日午前にターボ(10グリッド)とMGU-H(5グリッド)の交換で15グリッド降格。
午後には再び同じ両コンポーネンツの交換で再び15グリッド降格。
土曜日になるとさらにターボ(10グリッド)、MGU-H(5グリッド)、ICE(5グリッド)、MGU-K(5グリッド)の計25グリッド降格で、実にトータル55グリッド降格という非現実的な処分を受けるになった。

ただし改訂されたレギュレーションでは消化し切れないペナルティを次戦に持ち越すことはないため実際には降格は今回限りなので、つまり「やり得」。
同様にアロンソ(マクラーレン)も全22台であるのに35番降格という巨大ペナルティを受けるが、こうした「ペナルティ集中作戦」には他チームからも「本来の救済主旨を悪用している」との非難が高まっているという。

改訂されたスターティンググリッドはこちら

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