ロズベルグ(メルセデス)、「疑惑のPP」に「速度落とした」
Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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ハンガリーGPのポールポジションは最後にロズベルグ(メルセデス)がチームメイトを逆転する形で獲得した。
しかし当時アロンソ(マクラーレン)がスピンしたことにより現場はWイエローコーションで、レギュレーションによれば「大幅に減速すること」が求められていた。
そのため直後を走っていたハミルトンは途中計測で最速だったラップを中断、他にも多くのドライバーがこの時最後のアタックを断念している。
しかしロズベルグが逆転で獲得したポールポジションはこの時に記録したもの。
果たしてロズベルグが規則通り減速したのかどうかが判定に持ち込まれ、夜まで紛糾した。
結果はテレメトリーからロズベルグが20キロほど減速したことがわかったということで今回はお咎めなしとなったが、これが十分だったのかどうか、微妙な判定は今後尾を引きそうだ。
なお今回、実に11台ものクルマが『107%ルール』から救済されているが、この中には最終的に3-4番グリッドを獲得したレッドブル・レーシングの二人(リカルド&フェルスタッペン)も含まれていて、こうしたことからなんらかの『取り引き』があったのでは、と穿った見方をする報道も一部伝えられている。
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