ハミルトン(メルセデス)、「ブーイング気にしない」
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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オーストリアGPでは最終周にみごとな逆転優勝を果たしたメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンだが、表彰台では思わぬブーイングの嵐にさらされる結果となった。
強いて言えばイギリス人であるハミルトンに対し逆転されたロズベルグの母国ドイツがオーストリアと位置的にも文化的にも近いというくらいで、特に非難に値するような理由は見つからないので不可解なことだった。
それでもすっかり『大人』になったハミルトンは、冷静にこれを受け止める対応をみせた。
「この自然の美しい国が僕は好きだし、毎年ここに来てオーストリアGPを戦うのを楽しみにしているよ。
だからここで勝てたことはとてもうれしい。
とはいえブーイングを浴びるというのはもちろん素晴らしいことじゃないけど気にしていない。
世界中を巡っていればこんな時もあるさ。
だからといって別に僕はこの国の人を嫌いになんてならないよ」
すでにトータル46回もの優勝を重ねたハミルトンだが、不思議なことにこのオーストリアGPではこれが初勝利ということになる。
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