今回も続いたバトン「ホームグランプリの不運」
Jenson Button (C)McLaren Group
拡大します
2000年に二十歳の若さでF1デビュー、以来ホームグランプリとして数多くの参戦を重ねてきたバトン(マクラーレン)によるイギリスGPだが、今回の予選でも女神がほほ笑むことはなかった。
予選Q1、最初のアタックでまずまずのタイムを記録したバトンだったが、走行中にリヤウィングのエンドプレートがフロアから外れるトラブルがあり、修復に時間を取られることとなった。
一時、その時点でバトンの直前にいたマグヌッセン(ルノー)のベストタイムが無効になるとの噂が流れたためQ2出走の準備も整えたバトンだったが、結局Q1での敗退がそのまま決まることとなった。
「ほんとうにここでは毎年ついてない。
それでも僕は笑顔でいるよ。
なぜなら、僕の力が及ばないことを悔やんでもしかたないからね。
チームというのはこうした経験を積んで強くなっていくもの。
明日は雨でも期待するしかないかな」と、今年36歳になったバトン。
意外なことだがバトンはまだここイギリスGPで表彰台に上がったことがない。
チャンピオンに輝いた2009年(ブラウン・メルセデス)ですら6位止まりだった。
ただほんとうにウェットコンディションとなればこの男が卓越したドライビング能力をみせるのも確かだ。
| 固定リンク
最近のコメント