ドイツGP、2017年の開催にまた赤信号
Hockenheim Stand (C)Mercedes Motorsport
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7月31日に決勝レースが行われる予定のドイツGPだが、2017年は再び開催が難しいとみられる。
これを明らかにしたのは今年の開催地であるホッケンハイムリンクでマネージング・ディレクターを務めるゲオルク・ザイラー氏で、地元ドイツのメディアに対し、次のように窮状を訴えた。
「近年、ドイツGPはホッケンハイムとニュルブルクリンクとで交互開催をしていて、来年はまたニュルブルクリンクでの開催となる。
しかしながら彼の地の経済状況は依然として芳しくないものと伝えられていて、2017年の開催が危ぶまれていると聞く。
そこでホッケンハイムが代替開催すべしとの声も聞かれるが、われわれはすでに2018年の契約を結んでいるのでその場合、今年から3年連続の開催となってしまう。
観客の関心が薄れ、チケットも売れ残る近年、われわれもそう大きな負担を背負い込む訳にはいかないんだ」
ドイツ・チーム、ドイツ・メーカー、ドイツ人ドライバーが活躍していても、ニュルブルクリンクは財政上の理由から昨年の開催キャンセルに追い込まれている。
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