オーストリアGPはハミルトン(メルセデス)が劇的勝利
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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3(日)午後、レッドブルリンクを舞台にオーストリアGPの決勝レースが行われた。
決勝レーススタート前の天候は曇り、湿度66%で路面はドライコンディション、気温は予想されたよりも低く気温15度、路面温度25度と報告されている。
いまのところ雨になる可能性は低そうだ。
なおフロントウィング好感のマッサ(ウィリアムズ)とモノコック交換のクビアト(トロ・ロッソ)はいずれもパルクフェルメからマシンを持ち出して作業のためレースはピットスタートとなっている。
3周目、ピットスタートのクビアト(トロ・ロッソ)がマシントラブルで1コーナー先にストップ。
26周目、上位の中では唯一スタートタイヤを継続してきたトップのベッテル(フェラーリ)が右リヤタイヤのバーストでクラッシュ、セーフティカー導入となった。
32周目にレース再開、この時点でトップはロズベルグ(メルセデス)でハミルトンが2位。
マグヌッセン(ルノー)が複数回進路変更を繰り返したとして5秒のペナルティ。
またグロージャン(ハース)とヒュルケンバーグ(フォース・インディア)にもピットレーン速度違反で5秒のペナルティが通告された。
レースは最終ラップ、トップのロズベルグと追い詰めたハミルトンが接触。
マシンを痛めたロズベルグは急速に順位を落とす結果となった。
ハミルトンの優勝はカナダGP以来となる今季3勝目、自身通算46回目となる。
2位はチームのホームグランプリでもあるフェルスタッペン(レッドブル)、3位ライコネン(フェラーリ)、4位ロズベルグ(メルセデス)、5位リカルド(レッドブル)、6位バトン(マクラーレン)でバトンはこれが今季最高位(これまではスペインとモナコの9位が最高)。
7位グロージャン(ハース)、8位サインツ(トロ・ロッソ)、9位ボタス(ウィリアムズ)、そして10位がウェーレイン(マノー)で今季初入賞となった。
以下、11位グティエレス(ハース)、12位パーマー(ルノー)、13位ナスル(ザウバー)、14位マグヌッセン(ルノー)、15位エリクソン(ザウバー)、16位ハリアント(マノー)。
リタイヤはペレス(フォース・インディア)、終盤ポイント圏内を走りながらマシントラブルに見舞われたアロンソ(マクラーレン)、ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、マッサ(ウィリアムズ)、ベッテル(フェラーリ)、そししてクビアト(トロ・ロッソ)。
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