イモラ、「次のイタリアGP開催地」と名乗り
Imola Circuit (C)Ex.Jordan Grand Prix
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イタリアGPの開催地として定着しているモンツァ・サーキットだが、現在の開催契約は今年で終了、その更新についてかねて同GP主催者であるACI(Automibile Club d'Italie:イタリア自動車クラブ)とFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表との間で協議が続けられてきたが、いまだに正式合意の報は聞かれていない。
そうした中、長くサンマリノGPの開催地として親しまれてきた同じイタリアのイモラ・サーキットが2017年からのイタリアGP開催地としてエクレストン氏と合意したと報じられて注目を集めている。
事実であれば同地でのF1グランプリは2006年以来ということになる。
しかしこれについて上記ACIのアンジェロ・スティッキ・ダミアーニ会長は、「イタリアGP開催地の交渉権は当クラブにあり、われわれの同意なしに契約がまとまることはあり得ない」と、対抗する姿勢を明らかにした。
イタリアGPは1950年の初開催以来、ここまで開催が途絶えたことはないが、1980年にイモラで行われた以外はすべてモンツァ・サーキットが舞台となってきた。
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