P.シモンズT/O(ウィリアムズ)、「カナダGPで大幅改善」
Pat Symonds (C)Williams F1
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2014-15と2年連続でコンストラクターズ・ランキング3位となったウィリアムズ・チームだが、今季ここまでのところ想定外の不振を強いられている。
このため同チームでは、今週迎えるカナダGPに合わせ大幅なバージョンアップを図っていることを明らかにした。
これは同チームでマシン開発の責任者を務めるパット・シモンズ/チーフ・テクニカル・オフィサーが次のように語ったもの。
「今シーズン、われわれは思わぬ苦戦に遭遇しているが、とりわけ前戦モナコGPの不振は苦しいものだった。
これはひとえに今季マシンである『FW38』のメカニカルグリップに原因があるものと判断している。
分析の結果、今後優れたトップスピード、コーナーでのトラクション、安定したブレーキング等の多くの部分で改善を図る必要があるという結論に達した。
次戦カナダGPのコースはわれわれのマシンに合っていると考えてはいるが、こうした分析を踏まえ、エアロダイナミックスをはじめ多くの部分でバージョンアップを敢行する」
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